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スーパー戦隊の話。拳法戦隊のダイのゲキ

2023-01-30 23:41:13 | マンガアニメ映画とかの感想
特撮が好きな自分だけど中でも個人的にはスーパー戦隊派。

そんな俺の歴代好きな作品上位の
ダイレンジャー、ゲキレンジャーがほぼ同タイミングで
東映公式youtubeで再放送していてウッキウキ。

どちらも拳法モチーフだし
似ている所、違う所を比べると
より面白みが増すんじゃないかと言うのが持論なので
ちょっと書いてみよう。

五星戦隊ダイレンジャー


1993年放映。
主人公は心の力「気力」で戦う正義の拳士ダイレンジャー。

中国拳法の形意拳をモチーフにしたアクションがすごく華麗。
変身ポーズが拳法の型のようになってて難しいのでも有名。

敵は古代ダオス文明から蘇った悪の部族ゴーマ一族。
古代文明を支配しようとして滅びたが
現代日本でも悪事を働き侵攻してくる。

敵幹部がボンデージっぽい衣装でオシャレ。

1話。
子供の失踪事件、謎のヨーヨー少年。


中華料理人見習いのリョウが近所の子供が目の前で怪物にさらわれた所から物語ははじまる。
謎の龍に助けられ、謎の男たちに囲まれて連れてこられた先で
出会った謎の男、道士・嘉挧(カク)に
「お前は正義の戦士ダイレンジャーとして世界征服を目論むゴーマと戦うのだ」とスカウトされる。
説明に「謎の」が多いが実際1話は理解を置いて視聴者をぐいぐい引っ張るスピーディーな展開。

道を行く人々が全員悪の戦闘員になり追いかけてくるモトクロスチェイス。


道行く人が「カーン!」と言う擬音で悪の戦闘員になり襲って来ると言う
パニック映画のようにスピーディーに畳みかける展開が美しい。
あと戦闘員コットポトロが黒服みたいなデザインでオシャレ。

謎のヨーヨー少年は長渕の巡恋歌を歌いながら真の姿、ゴーマ怪人「紐男爵」の姿を現す。

映画「エイリアン」を思わせる怪奇演出からのダイレンジャーに目覚めてからの拳法バトル。
どれもこれも美しい。

ゴーマの怪人は秘密結社イメージなのか序盤は一つ目の怪人が多く、
物のモチーフ+役職や階級で統一されてて
ユーモラス、スタイリッシュ、怖さのバランスがとても絶妙。




ダイレンジャーの大きな区切りになる8話までの激動の展開。
赤のリョウにはライバル魔拳士・陣、
緑のダイゴには復讐に燃える女戦士孔雀とのロマンス、
青のショウジには落ちこぼれ怪人3ちゃんズなどなど
各メンバーごとに専用エピソードがあって、
それぞれがローテーションで描かれるのも面白い構成。
少しGガンダムに似てるかもしれない。

過去に何周かは見てるのだけど今見て感じるのは
・ジャッキーチェンに始まる7-80年代上海カンフー映画の影響
・当時は気付かなかったスターウォーズオマージュ
・トレンディと言われるジェットマンよりもトレンディドラマ的な「カルさ」の若者感。
・93年当時の開発されてない幕張~湾岸地域、後楽園遊園地の風景
なんかはしみじみする。

ネタバレにならないよう気を付けたいが
ダイレンジャーとゴーマが戦うだけではない複雑な終盤からラストは
「太極、陰陽思想」のようだったと思える。
やっぱり上海映画的。

記事に悩んでたら40話くらいまで進んじゃったけど1話は無料だよ。





獣拳戦隊ゲキレンジャー

2007年放映。
ケモノを心に宿し、ケモノの力を手にする拳法「獣拳」が過去に2つに分かれた。

正義の拳法「激獣拳ビーストアーツ」を受け継ぐゲキレンジャー。

邪悪な流派「臨獣拳アクガタ」を受け継ぐ悪の死者の拳士たち「臨獣殿」

二者の戦いと成長とドラマを描いていく。

野生児ジャンが住む山に飛行機が墜落して
激獣レオパルド拳使いの美希(伊藤かずえ=博士ポジ)が臨獣拳の戦闘員に襲われている場面に直面する。

野生児ジャンが激獣拳の力「激気」で退けるも美希が持っていたた秘宝は 臨獣拳に奪われ人類侵攻に乗り出す。
一方保護されたジャンは猫獣人の師匠マスターシャーフーに激獣拳の才能を見出され
ゲキレンジャーとなり臨獣拳との戦いがはじまる。

ゲキレンジャーの面白み

・ヒーローの母体組織になるスクラッチが表向きスポーツ用品メーカーなので
スポーティーなデザイン+トラックスーツと言うオシャレさ。



・敵も味方も動物をモチーフにした獣拳を使うので
 拳法アクションがかなり充実している。

・ジャンが野生児で精神年齢が子供なので情操教育と成長を描いているところ

拳法の忍耐を角煮が煮えるのを待つことで覚えるシーン、

・敵の 臨獣拳の頭首リオや女幹部メレもただの悪役じゃなく
 ダークヒーローとしてのテーマやストーリーを担っている。


敵の 臨獣殿は頭首の理央以外は皆、過去の死者の拳士が蘇ったリンシーで、
上位拳士リンリンシーが獣人形態になる奥義を使って変身してるのが怪人にあたるものなのだけど
モチーフ動物が胴体になる形意拳使いなので毎回デザインがオシャレ。

女幹部ポジションのメレ様。


マンティス拳のマキリカ。


序盤に毒虫、毒獣がテーマの五毒拳


3人戦隊の中で敵が5人組で見得を切るのが面白い。


・サブタイトルの単位が「修行そのX」になってるのもあり、
 困難に出会い修行して乗り越えると言う点。
 これが面白いのはゲキレンジャーだけではなく敵のボス理央や女幹部メレも
 封印された悪のマスターを復活させて過酷な修行を求めて強くなっていくと言う構成。



悪のマスター三拳魔カタ、マク、ラゲク(左から)
自分が強くなるために弟子を利用しようと、
殺し合うようにしながらアクガタの理央、メレも切磋琢磨していく。


・双方の師匠は過去の大戦で「不闘の誓い」を立てていて弟子が戦わねばならない。
…と言う事で師匠から弟子へ継承されていくと言う構成や
ゲキレンジャーと臨獣拳の二者の切磋琢磨が面白い上に、
敵の理央は本来ビーストアーツ使いだったのが過去の禍根で悪に堕ちたと言うバックボーンがあるので
謎のパートを敵が持っていると言うのも面白いポイント。

・師匠は過去の大戦で禁断の技を使ったので獣人になる呪いを掛けられてるのだが
重い設定に似合わずみんなチャーミング。
象のエレハンキンポー、蝙蝠のバット・リー、鮫のシャッキー・チェンなどなど
有名カンフースターのモジリになっている上に声優さんがみんなパロディ元の俳優さんの吹き替えと同じ!

めっちゃ豪華!


後半の師匠、ゴリー・イェン、ピョン・ピョウ、ミシェル・ペング。


・時代的にも90年代後半00年頃の中国武侠モノの影響を感じる。
ネタバレにならないよう気を付けたいが
ラストは「継承、連綿と続く道」のようだったと思える。
こちらもやっぱり中国武侠モノ的

一応我慢したけど女幹部、カメレオン拳のメレさんが可愛い。



お顔だけでなく理央様に心底心酔して尽くす愛の戦士。
理央様にはチャーミングで恋する女子でありながら
根っこでは戦士であり、ゲキレンジャーに対しては冷酷な強敵と言う二面性がなお可愛い。


ラブウォリアーを名乗る初登場!


臨獣拳がゲキレンジャーを圧倒するとゴキゲン

下剋上にあって返り討ちにする為にゲキレンジャーをダシに特訓するメレ様(9話)


自分が死者から甦れれる秘儀をダシに裏切りをそそのかされても
ブレずに理央様に献上するメレ様。


理央様がデレて手を差し出した時の顔!

実力が及ばないマスターシャーフーを倒さないと理央を殺すと言われて
決死の戦いを挑むメレ様。(16話)


この覚悟を決めた顔!

命を縮めて強化する舌禍繚乱を自分に撃ってシャーフーに勝とうとするメレ様!


2話でマキリカに使ったのを見せてからの自分に使うと言う演出!
このまま海の拳魔ラゲクのテーマ「嫉妬」に繋げるのも美しい演出。


と言う訳で再放送見てたらついつい見入っちゃって大分遅くなっちゃった&
大分寄り道したけど前振りとか全編通しての見せ方や構成も美しいゲキレンジャーの話。



俺の中で拳法モチーフ戦隊がアツいよって言うお話。
1話以後は見れない?
東映特撮ファンクラブで見放題だ!

オマケ。
後年の魔進戦隊キラメイジャーはグリーンがアスリートで
ゲキレンジャーのスクラッチがスポンサードをしてると言う設定が当初からあるので
美希と娘のなつめが当時の役者のままゲスト出演!

激獣レオパルド拳免許皆伝は強い!

オマケの2
常設コラボカフェ「スーパー戦隊ダイナー」の22年暮れにやってた敵役の「ヴィランズハロウィン」。
理央様のドリンクとメレ様のソーセージ。

理央様のタテガミがレモンなのがアイディア!

愛が大きすぎて長くなってしまった。
おわり。

私のガサラキおじさん

2022-03-28 23:57:50 | マンガアニメ映画とかの感想
サンライズ公式youtubeでガサラキが見れる!

●youtubeリンク

サンライズでボトムズの高橋良輔監督作品。(1998)
・現代劇の政治と紛争
・ボトムズ的なリアルな戦車の延長のようなロボット
・能で鬼を降ろす伝奇ファンタジー

と言う過剰に濃密な作風で奇妙な引力を持つガサラキ。

アニメでのリアルなロボット戦闘の話題になると、
ガサラキとの相似を幻視する「ガサラキおじさん」のミーム。
楽しそうだなーと思って見つつも、
自分では学生の頃にリアルタイムで見たきりのエアガサラキおじさんだったけど、
大人になってボトムズを履修したりミリタリーが分かった後だと解像度が上がって
「読める…!読めるぞ!」ってなってすごく面白いので
復習して見てくとトゥルーガサラキおじさんになれそう。


と言う訳で1話から3話まで見る。
1話なんか前半は説明がないままロボ模擬戦、
後半は能だけで終わる。

謎とバトルを情報過多にするのは、
エヴァの影響がデカかった90年代後半は多用されたんだけど、
改めてみると「リアルなロボ+運命的ボーイミーツガール」は
ボトムズの高橋良輔の得意な手法なんだよなぁ
※監督が主導できなかった、走り切れなかったとは聞くけど。


主人公の乗るタクティカルアーマー(以後TA)は
ボトムズより更に市街地戦に特化してて壁越えたり、
床抜いたりとカッコ良いけどリアルになるほど地味。



能の秘儀は楽楽師達が目隠ししていて見ないようにしてたり、



異界の鬼を舞で客人として呼ぶのは妖怪ハンター的だったり、
呼び込んだ異形の力が同心円状の力で発露するのは七夕の国とかっぽいし



和風伝奇なのにOPで「塵は塵に、灰は灰に」って聖書引用したりと、
伝奇としても妙に手つきが良い。


ただ放映が日曜朝。
子供がプリキュア見て踊ってる時間に能を踊らせるな!


TAのボトムズ的な二足戦車のリアルさの現代風解釈(90年代)が
・上半身が動かない姿勢制御
・平面の戦車に対してビルを昇ったり降りたりの縦の強さ





って言うのが面白いけど画がどんどん地味になると言うジレンマ。

軍にTAをプレゼンする兵器メーカーの人(兄)が
「戦車を相手に草原は別にして局面戦闘では…」って説明しているので
ボトムズよりも一層の紙装甲なんだろうなぁと言うのもまた良いのだけど、
言った端から砂漠で戦車と相撲する!w

喰らっちゃいけないから奇襲してるんで矛盾はしてないんだけど、
それにしてもさぁ…と言う気持ちになるw



タクティカルアーマーの雷電が今見ると西洋甲冑の兜っぽくて面白いし、
メタルフェイクの戦車頭もバーチャロンのベルグドルっぽくて良いね。
顔と胸のラインがツライチなのが良い

人工筋肉がオーバーテクノロジーっぽい事を言ってるけど、
あのサイズのロボを持ち上げられるリフティングウインチの方がよっぽど凄くない?


登る方はアルムブラスト(足パイルバンカー)も補助してるけど
隣のビルに打って降りたりもしてるし。

「見たくなって来たじゃろ」
サンライズのこの枠、大体「1話と最新話を一週間だけ公開」
って言うのがセオリーだったのだけど2022/23/25に3話をやったのに
やったのにまだ見れる!

みんなもガサラキおじさんになろうぜ!



今年の戦隊「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」が面白いよと言うお話

2022-03-19 20:28:18 | マンガアニメ映画とかの感想
今年の戦隊「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」を録画だけしてたのだけど
「名前もヘンテコだし、長身やSD混在のイロモノかな…」
と、無精して2話までサボってのを見たらこれが面白い!


女子高生にして漫画家として華々しく活躍するイエローはるかちゃんの主観からはじまり、
謎の眼鏡を貰ったら現実世界にまぎれこんだ異形人と文字化け文字だらけの
位相世界が見えてしまうと言うゼイリブオマージュからの雪崩れ込みバトル。





1話はスライディング忠誠に敵味方誤認の叙述トリック。
ロボット戦まで1話で済ませる超高速導入。
東京駅クローズアップなのもあるけどダイレンジャーぽいよね。非常に好感。

レッド相当のドンモモタロウは他4人の主としての
上のポジションにあるシンケンジャー型なのだけど
「目を合わせると縁を強制的に結んでくる」と言う怪異存在で
早速ネットミームとして人気を醸しているし


登場時は舞い踊る天女の後にマッチョが担ぐ神輿に乗せたバイクに乗ってくる。

意味が分からんと思うが視聴者も分かってないし
ブログを見ると製作陣も分かってないし、
なんなら登場キャラも何もわかってない。

この現状ストーリーテラーのイエローが何も分からない状態で
視聴者と理解(できてない)度を共有できているのが上手いなぁ。

前作ゼンカイジャーがレジェンド戦隊の力を借りる記念作品だったのだけど
今年もレジェンド戦隊の物を扱いつつ、ロボと前作主人公の五色田介人が続投している珍しい作り。

ゼイリブ風の世界の特殊効果やグリッドマン的なバトルシーンの背景も面白い。
敵幹部の文字化けからコンピューターワールドに雪崩込み。



やらしい話でスーパー戦隊は売上が近年低迷しているので予算的な物もあるだろうけど
使うべき所(ダンシング天女とか必殺技とか)のCGに注力してる取捨選択、俺は結構好き。

それに最近の戦隊のフルCGロボはいいんだけど、仮面ライダーセイバーとか
ゼンリョクゼンカイオーのフルCG背景は地上波の予算だとチープさを感じてしまっていたので
物理背景をCG化しやすくする作戦には膝を打った。


そして合体必殺技はお供にハンドルを回させると
やぐらが立ち上がる桃代無敵アバター乱舞。
なんでか分からないトンチキさと
555田崎監督の暗闇に弾道が浮かぶ美しさの共存!




巧みさとトンチキさが共存するバランスが非常によくすごいオススメ!

脚本は仮面ライダー555や響鬼など多数を手掛ける井上敏樹脚本。
と言うか響鬼後半が個人的に相性が非常に良くなかったのだけど
今回ドンブラザーズはライダー的手法が非常にかみ合ってるように感じる。

ここらでようやく気付く。
暴太郎ってアバター太郎ってコト!?
アバターたちの新しいおとぎ話なのかもしれないので
ハードSFみも感じるしすごい面白いよ。
と言うお話。

東映公式youtubeで無料で見れる!
●リンク
1話が2022年4月2日(土)24:00までなので1か月あるし2話以後も多分追いかけられそうなので
かなりユーザーフレンドリー。

オマージュ元のゼイリブも今(2022/3/22)ならGyaoで無料で見れる!
●リンク

イチオシのまんが「虎鶫~Tsugumi Project~」

2021-10-24 23:50:50 | マンガアニメ映画とかの感想
今イチオシの漫画!
ヤングマガジンで連載してた虎鶫~Tsugumi Project~!
先にフランスでブレイクしてた作品が逆輸入されて
日本で連載してるのだ!
この前3巻が出た所だけど面白いので
みんな見れ!と言う事で紹介。

~あらすじ~
舞台は核で滅んで200年経った日本。
日本軍が開発してた秘密兵器「Toratsugumi」を求めて
フランスから罪人達の特殊部隊が送り込まれる。

主人公はその中で冤罪の兵士「レオーネ」
捜索の中で変異した亜人に襲われたりする中で
強大な獣「とら」を引き連れた鳥足の少女「つぐみ」と出会う。


非ッ情~…に濃密な終末世界のポストアポカリプスに、
人が滅んだ後のポストヒューマン物を掛け合わせた硬派なSF!…と言う面と
レオーネや仲間のサバイバルの中のホッコリ、
心は子供のつぐみの可愛らしさなどなど
色んな面を見せるのが面白いところ。

気になるポイント!
つぐみちゃんがかわいい!




単純な美少女じゃなくてウキウキしてる時の子供っぽさや
興味がなくなった時の面倒くささ、
急に起こる感じと小さい子の感じがすごい出てていい

そしてこの荒廃した世界で君臨できる
猛烈なパワーとのギャップ!


野犬をとっ捕まえる脚力と反射神経、
コンクリ片の付いた柱と言う鈍器を
生まれついての武術のように使えるセンスとパワー!
バトルの美しさも魅力だ。

気になるポイント!
作者のippatu先生は「竜とそばかすの姫」で
ヒロちゃんのAs(VRアバター)や
竜の城のAIなんかもデザインしているんだ。

かわいいね。

気になるポイント!
めちゃ濃密な背景!



AKIRAを思わせる濃密さ!
個人的には見知った土地の板橋を経由して
埼玉入りしてるのとか「ここら辺かな~」と
ウキウキしちゃうね

気になるポイント!
カニ人( @kanijin358 )と言うアカウントがツイッターにいるのだ。
人類の次の覇権を狙ってるカニで
カニ人の世界には可愛い人魚ちゃんやその他
魚介娘、獣娘とかがたくさんいると言うストーリー仕立てと
出会った人魚ちゃんたちをカニ人がスケッチしてくる
イラスト垢としてのダブルの楽しさがある。

…のだけどコラボ…!



背景に混じるカニ人!


人類は滅亡する!と言う知ってるフレーズ!
カニ人の中にはカニミソしか詰まってないカニ。


そんな虎鶫、絵の密度がすごいのでやむなしだが
3巻掲載分を終えた後に書き溜め休載をしていたのだが


10/25(月)発売のヤングマガジンから連載再会!
寝て起きたら明日!
3巻まで買うと即続きが読める!
みんなゲットカニよ。

映画「竜とそばかすの姫」を見たよ

2021-08-17 15:37:46 | マンガアニメ映画とかの感想
カニ人のカニミソじゃなくて…ippatu先生がキャラデザをしてるので「竜とそばかすの姫」に注目した!

直前まで結構情報が出てなかったので行く準備をしていない。
個人的に映画は腰が重いのでツレがいないと
なかなか見るまでいけないのだったが
最近パンフレットとかは品薄になるのでグッズとかだけ先にゲット。



この普通のクリオネの隣にいるキャスケットとミントグリーンの
意地悪な擬人化したクリオネみたいなのがヒロちゃんのAs(ネットアバター)
このヒロちゃんAsと竜の城にいるAIがippatu先生デザインらしく
グッズが出てたので欲しかったのだ。

元々細田監督と親交があって自分の画風で描いて欲しいとオファーがあったとかなんとか。
映画見た後だとヒロちゃんがクリオネっぽいのもなんかあるのかな。

割と初週でグッズ品切れになった所もあったけど補充されたり
細田守監督ミニ展示をやってた渋谷HMV BOOKSには結構あった(その時)



ippatu先生と縁のある店舗らしいのでペーパー付虎鶫もその時はまだあったよ。

と言いつつもこの日を逃すとダメな気がすると思って
映画を見に行く事に前日決めた!

そんなこんなカニ人マスクとアザラシ人魚ちゃんシャツで臨戦態勢!
起きてネットで席を確認したらまだあったけど
現着したら売り切れてたので一回後の公演に繰り延べしたけど見れた!
(非文明人なので当時ネットで席が買えるか分かっていない)


竜とそばかすの姫感想。
一言で言うと「ヒロちゃんAsとAI人魚ちゃんズが動くので実質カニ人ワールド!」
細かな。
細田守作品を劇場で見るの初かも。スクリーンの広さの使い方がうまい!カメラギュンと動くのを追うのが
スクリーンだと臨場感になる。テレビじゃ分からない感覚かも。
物語は監督の中のネットへの可能性、集団心理の不信、人類はクソ、暴力の暴力性を知っている。あとクジラ愛を痛感する。
細田作品は社会的なテーマをぶっこむ割に投げっぱなしな事もあるけど、
本作は主人公にマネーパワーがあるので安心できた

事前情報では美女と野獣オマージュかと思ったけど二時間に三回くらい人魚姫ぶちこまれた感じだった。
ヒロちゃんがアクセルベタ踏みでニトロぶちこんだような佐久間(サマーウォーズ)だから話が早い。
ヒロちゃんと忍くんの理解度ベクトルが違うのとかいいね。やはりマネーはパワー
吹奏楽部のるかちゃん玉城ティナだったんか…顔が良くて性格が良くて中の人まで可愛いとか暴力的だな。
ヒロちゃんが訝しむのも已む無し。

アク(悪)は強いけど体感的にはサマーウォーズくらいの娯楽作品。
だいぶ遅れたけどフットワークが軽い人は劇場で見てほしい。

ヒロちゃんAsぬいぐるみも運良く予算内でゲット!


劇場内のクレーンゲームなので甘くも厳しくもない多分確立機なので運がよかった。
ヘンタイニンゲンの面目躍如カニね。

2021春アニメとアニメコイン。

2021-04-23 16:00:41 | マンガアニメ映画とかの感想
Twitterで「アニメコイン」と言う概念を見かけた。
誰が言いだしたか辿れないず、実在しない概念のようだが
漠然とルールが見えてくると面白かったのでご紹介。

・クールのはじまりに10枚のアニメコインを各人は持っている
 (100枚制の場合もあるようだ)
・各人そのクールのおおよそ3話くらいまでに面白いアニメを見繕って
 アニメコインをベットする
・アニメは事前情報や序盤の面白さでオッズが変わる
 (と言う体で胴元は誰もいないのでエアオッズを感じる)
  (大物監督、大手スタジオとかシリーズ物とか確実に面白い物はオッズが低い)
・そのアニメを全話視聴して面白いとオッズに応じた払い戻しがある
・そのアニメを全話視聴できなかったり、
 面白くないと感じるとアニメコインを損する事になる。

・前期からの貯蓄があるとする人もいる。
・エア借金をしてアニメコインを積み増しもできる。

みんなアニメの出来に一喜一憂していく。
これは楽しい!
終盤失速したのに悔しがったり、
流し見してたのが面白くなって喜んだり!

得る物は実質的には「先に見る目があった」と言うログと栄誉だけだ。
失う物は何もない…と思ってたけど
意地でつまらないと思ったアニメも完走した場合
6時間の人生をドブに捨てるとか実にリスキーでいいね!
俺は花京院のアニメコインも賭けるぜ!!

と言う訳でブログではサッパリしてなかった
アニメの話を挟もう。

今期注目作はこの辺り

・Thunderbolt Fantasy東離劍遊紀3
 虚淵監督の人形劇の3期。
 台湾の布袋劇と言う美形人形劇と近年見ないアナログな特撮、
 日本のアニメとしてのカット割りやシナリオの融合が楽しい。

・オッドタクシー
見た目は動物の現代の東京で
ネガティブなタクシー運転手小戸川(おどかわ)が
色んな客を乗せていく。
最初は全部他人なのに狭い界隈で密接に絡まっていく群像劇。
濃密な群像ミステリーを読んでるようにジワジワと絡まっていく。
花江さんが全然違う声を出してたり
芸人さんが多く登場してたりとキャスティングも面白い。

・Vivy -Fluorite Eye's Song-
 「歌でみんなを幸せにする」という使命を与えられた史上初の人型AIヴィヴィ。
 テーマパークでまばらな観衆相手に歌う所に
 マツモトと言う未来から来たAIがクマのぬいぐるみに宿って
 「100年後に起きる人間とAIの戦争を止めるのに協力してほしい」
 と呼びかけてくる。
 既に起きている未来に対する抗いと、AIと人との共存のような
 ゴリゴリのハヤカワSFみたいな内容が興味深い

・灼熱カバディ
 中学サッカーの有名選手だったのに嫌気がさした主人公が
 カバディ部にスカウトされ徐々に熱中して仲間とのプレーに気付く話。
 シンプルな筋+ネタにされがちなカバディの
 スポーツとしての魅力をじっくり描いてる。

・SSSSダイナゼノン
 SSSSグリッドマンの続編。スピンオフになるのかな。
 母の再婚、姉の死、ニート生活、色々と悩みを抱える少年少女の街に
 怪獣使いを名乗る青年ガウマと、敵対する怪獣が現れる。
グリッドマンが良かったので継続。

・シャドーハウス
顔が闇のように黒い貴人シャドー家は
表情を表すための召使「生き人形」が使えてると言う
ファンタジックで闇の深そうなお話。
原作を1巻だけ見てたので面白さは堅そう。

・ガールガンレディ
アニメじゃなくて特撮なんだけど。
プラモ好きでインドア女子高生の主人公が
貰った不思議なプラモを組み立てると
学校の顔見知りとガンのプラモで殺しあうデスゲームに迷い込む。

ゲーム内の女性司令官(グラビアモデル系女優)が現実の姿では可動フィギュアになり、
主人公たちのガンもプラモになってる。
バンダイがミッチリプラモをリリースしてて
「どこ需要なの…?」と界隈を戸惑わせたので
事前情報としては多かった作品。
3話時点だと怪特撮sh15uyaシブヤフィフティーンのような不穏さがある。

絶対面白い
・ゾンビランド サガ
継続している
・遊戯王SEVENS
・ダイの大冒険
とかを見てる。

さてニアメコインだが2話時点で

ダイナゼノン1枚
Vivy3枚
オッドタクシー2枚
シャドーハウス2枚
灼熱カバディ2枚
かな

Thunderbolt Fantasyは安定すぎてオッズ低そうなので番外で。
ダイナゼノンは序盤がジックリ進行過ぎるので少し怖くて1枚に。
VivyはゴリゴリSF感を買って3枚。
シャドーハウス、灼熱カバディは堅そうな所で
ダークホースでオッドタクシー。
かなりの払い戻しが期待できる。

…と思ったら女子向けかと思って回避した
Fairy蘭丸がヤバイ!
キンプリの監督なので基本男子が半裸なのだけど
・プリキュアの構図で必殺仕事人をする。
・美少年が変身するとラングリッサーのようなマッチョ半裸男子に変身する。
・イヌカレー空間みたいな精神世界で肌もあらわになって戦う。
・そのくせに作りは丁寧、根底はドシリアス
と来てる。
いやーアニメコイン買い増しするかな!(どこで?)

物語の谷の管理の話

2020-09-01 20:23:28 | マンガアニメ映画とかの感想
物語の谷の管理の話。
先日完結した仮面ライダーゼロワンを振りかえる。
おおよその評価のようにお仕事5番勝負は厳しい。

仮面ライダー2クール目はダレると言っても程がある。
理不尽な負けを5戦x2話が時間も長く理不尽な負けでストレスも多い。
5戦x1話か3戦x2話に出来なかったのかと言うのと、
テーマの一つ、「ヒューマギアの善意」で
プログライズホッパーブレードを入手した後でも続くのが更に冗長感を煽る。

比較したい物一つ目が仮面ライダージオウのミライダー編。
3エピx2話だけど毎回の新(珍)設定に押されて、
冗長さを感じてる暇がないように感じた。

テーマ二つ目は亥社長による暴走とか雇用とかヒューマギアの懸念なんだろうけど、
サウザーがヘイト貯めすぎて正論が入ってこないのよね。
敵が道理を説くなら魅力が必要なのだなぁ。

同じく物語の谷で気になったのが、
同じく先日完結したガンダムビルドダイバーズReRise(リライズ)。
ガンプラゲームアニメ作品の続編だが1話の後に個人エピ4人を2話ずつやるので
実質お仕事4番勝負で1期が負けイベントで終わって分割2クール。
重い気持ちのまま2クール目の再開を3か月待つ事になる。
後半~ラストは最高だったが新規に薦めるかと言うと視聴者の覚悟を問う気持ち

物語の谷と山はバネの関係。
ビルドダイバーズReRISEは前半に谷をまとめて後半で跳ねた。
続編なので視聴者がついて来ると踏んでの博打か。
逆にゼロワンは1クール目の滅亡迅雷が良すぎた山だけに、
お仕事五番勝負の落差が凄かったのがあるのかも。

谷は無いと平坦になるし山になるための反動だけど、
武装錬金で作者も言ってたが谷は狭くしたいねって話

キキーモラのおそうじ大作戦

2020-05-11 02:28:26 | マンガアニメ映画とかの感想
ぷよぷよで有名なコンパイルが
MSXやPC98時代にミニゲームの詰め合わせの
ディスクステーションを定期的に出していて、
自分も後期に少々遊んでたのだけど
一番好きだったのが「キキーモラのおそうじ大作戦」!

後にぷよぷよファミリーになったメイドのキキーモラが
掃除をするドットイート型アクションでキャラもゲームもめちゃハマった!
好き過ぎて当時のディスク原本も取ってあるのだけど
流石にPC98を稼働させるのは大変(現物はある)

いつか遊びたいなぁと思いつつ、ある寝そびれた夜にネットを検索してたら
レトロPCゲームを復刻してるEGGから
「魔導物語きゅ~きょく大全SUN」として現行機で出来る復刻が出てた!
一応ぷよぷよファミリーだからかね?

1-2-3とかはプレミアだったけど3は定価で買えたので良かった!


ゲームは前述したようにパックマンみたいなドットイート。
緑の汚れを全マス移動したら掃除した事になる。
敵も居るのだけど、特徴としてキキーモラはモップを投げて敵を倒せる。
その代わりにモップを拾うまでは掃除ができないと言う
メリットデメリットのバランスが心地良いゲーム。


ひとまずクリア。短いゲームだけどグラフィックも可愛い。


思った以上にダメージを食らうと残り時間=点が減り、
時間切れになるとミスなので、最終結果は下がったけどノーミスはできた。
20年ぶりにやる割には上出来w

ksアニメ戦記「けものフレンズ2」

2019-05-07 02:45:51 | マンガアニメ映画とかの感想
クソアニメマンとして見えてる地雷を踏みに行くべく「けものフレンズ2」を見てみた。
スタンスは1期は面白かったけど大ファンではないのでできるだけフラットなつもり。

【総評】
アニメとしては無。
知育番組の中の下はこんな感じじゃないかな。
幼児が問題を起こして比較的賢い幼児が幼児なりの考えで解決みたいな。


キュルルの出自とかビーストとか伏線丸投げだけど知育番組なら仕方無いかな。
想定した視聴者の視聴機関過ぎたら誰も追わないし。(学年誌なら1年とか)
監督はプロットが滅亡したちほーのフレンズなんだろう。
イエイヌの絵を見てヒトが居た頃のジャパリパーク見るシーン。
イエイヌ個別エピソードで置き去りはは仕方ないとしても、
最後に出して後味悪くするなら回収しない伏線捨てろやとは思った。


●良かった点
猫科のノースリーブ乳袋ブラウスがエロい。
豚が美少女ってA・浪漫・我慢先生の漫画にあったね。
時空転抄ナスカは筋があるだけ偉いのが再確認できたのも良い。

見たら憤死する想定までハードル下げて挑んだらそうでもなかった。
90年代にはたまにあったよ

けもフレ1もリアタイで見たきりなんだけど、
作中現在のラストハルマゲドン状態の前はフレンズは普通の動物だったんだっけ?
そしたらイエイヌの絵での係員とフレンズが居るのに齟齬が。
イメージボード?キュルルが外界の人って示唆なのかもしれないけど、
「こんなアニメにマジになってどうするの」ってたけしの挑戦状状態になりそうな気もする。


ちなみにフラットに書いてきたけど、
これが好きな作品の続編だと踏まえると悪手に次ぐ悪手でメダロット魂を下回る平成ワースト。
監督は30年は呪詛を吐かれるレベル。
20年以上前の地上波版万能文化猫娘を未だに許してねぇからな!
しかもメインでやりたい話が出来なかったからだとか(略


ただ多分1はたつき監督の得意武器のポストアポカリプス演出が、
たまたまハマったのと監督の腕前が良すぎただけで、
絵がかわいい擬人化の無名ソシャゲが終わった後のオワコンアニメ化って考えると
2くらいのクオリティが本来のけものフレンズだったんじゃないかって気もする。

ところでポストアポカリプス前からフレンズの姿だったとするなら、
「人権がない美少女ばかりの展示場」と言う見地から
「巨大性風俗テーマパークだったのでは…」と思ったが、
調べたら1の放映当時からすでにあった考察のようだった。
フレンズになるのがサンドスター以後だっけ?
でもゲームだとミライさんとフレンズが一緒に居た?まぁいいか


最後にけものフレンズ続編予想。
普通のフレンズと違って獣の顔を残した記憶を無くした主人公が
逆にヒトを助けて故郷を探す物語はどうかな。
主人公は豹のフレンズでぐいんちゃんって言うんだけど。
「それは、異形だった」




おわり。

感想:映画「アリータ バトルエンジェル」

2019-05-04 00:20:28 | マンガアニメ映画とかの感想
公開早々に行ったのに記事にするの遅れちゃったけど
アリータ バトルエンジェルを見てきた。
ハリウッドの2月の大作だけど実は90年代の日本のSF漫画「銃夢」の映画化。

作者からのコラボイラスト

「タイタニックのジェームズキャメロンがファンなので映画化の権利を取った」
って 話が出たのが00年くらいで、音沙汰も無くお流れになったのかと思いきや
去年くらいから実現すると言うニュースが出てあれよあれよで公開。

好きな作品の実写化に加えて、日本の宣伝の仕方が極めてチープで
かなり眉唾で臨んだのだけど、まず事前情報で文句を言ったのを心底謝罪したい。

最高だった!
原作を知らない人が見ても
「SF+ごりごりCGアクション+ジュブナイル」で楽しめる映画だと思う。
見る人の趣味で前後するだろうけど90点前後は堅いかな。
アクションが好きなら加点、構成が気になる人は減点かも。

次に原作ファン視点なら350点くらい。
キャメロンは世界一信頼できるオタクの一人だと言えよう
ちなみに他にいる世界一信頼できるオタクはパシフィック・リムの
ギレルモ・デルトロ監督だ。
ちなみに20年近く前にデルトロかキャメロンに銃夢を紹介したのが
一目惚れのキッカケだって言うから熱い話じゃあないか。

前述の悪い宣伝で出たふざけたノリの古館伊知郎の実況があったのだけど、
それは宣伝用カットで、本編では過不足無いプロの仕事を見せてくれた。
ただ淡々とし過ぎてたのでむしろもう5%くらい味を出して欲しい程。
この吹き替えでモーターボールが庶民の娯楽だと言う現実味が湧く。
結果的には良キャスト。
だが宣伝担当は不要なファン離れを産んだので反省して欲しい 

●ネタバレ無し感想。
まずアクションやクズ鉄街のビジュアルで既に100点。
3Dはあまり出てこないけどグラインドカッターの迫力が凄いので
まだ劇場でやってるなら見て欲しい。

本編は1~4巻半ばくらいなのだが切り詰めるんじゃなく、
エピソードを再構成、要素を足し引きする事で問題なくまとめてて
原作の改善を試みてる原作愛を痛感する。200点

序盤のイドの過保護さ、非戦闘ボディの由来は改変により時短と説得力アップ、
親子愛の話にすることで一般ウケシナリオ化に貢献してる。
そして絶賛したい細かい原作ネタ。ボディ換装後の柔軟とか外伝のアレ!
他にも0.5秒程アジャカティが転んでるように見えるのは地功拳か。
名前だけだがクライブ李やサバトの蟹の舞(ダンス)のザーリキなんかも居て嬉しい

キャメロンの「原作の格好良いシーンは出来るだけ詰め込む」と言う気概に
監督ロバート・ロドリゲスがシッカリ応えたよう感じた。
特にアリータが敵の腕やコースを軸に回転をするが、
パンツァークンストの基礎「回転体術(ドラル・クロイツ)」に見えるので
監督は上位戦士(ヘーア・クリーガー)以上の位階である可能性が高い。

タイトルも酷い事を言ったのを謝罪したい。
逆輸入したならタイトルは銃夢であるべきと思ったが
本作はアリータの名前の由来のアレンジにより
映画はアリータでしかありえなかった。
またタコ口の無さを怒る人も居たが、
口を造形ではなく子供っぽい仕草と捉えて上唇を突きだす演技が補ってる。
完璧で感服でした。

ファンとして実に良い物を見せて貰った。