東京24日09:15現在 円は、104.68、ユーロは、124.15/1.1857、豪ドルは、74.68/0.7135、英ポンドは、136.54/1.3019近辺 今週末は週報休刊です 明日は週報参考資料を掲載します . . . 本文を読む
■ダウは反落(28335)。「追加米経済対策の与野党協議を巡る不透明感、低調な決算のインテル。米財務長官は23日、与野党の主張には「大きな隔たりがある」、大統領も「民主党(が知事の:童子修正)州の救済のための合意はしたくない」と述べたと報じられた。合意には時間がかかるとの警戒感。FDAが22日、新型コロナウイルス治療薬として、「レムデシビル」を承認。インテルの20年7~9月期決算発表を受け、目標株価を引き下げるアナリストが相次ぎ、株価は11%安と急落。AMEXは3%超下げ。一方、ユナイテッドヘルスや医薬品関連株が上昇。ナスダックは1万1548.28。グーグルやFBなど大型ハイテク株の一角が上昇。中国で「モデルS」など数万台をリコール(回収・無償修理)すると報じられたテスラは1%下げ」。
■原油は反落(39.85)。「欧米での新型コロナ感染再拡大への懸念(需要減)、米国のリグ稼働数増加・リビア輸出拡大(供給増)。フランスでは夜間外出禁止が発令された都市が増え、ドイツでは隣国への渡航を控える勧告が強化、米中西部では感染者増加。リグ稼働数は約5カ月ぶりの高水準。「リビア国営石油会社(NOC)が内戦で閉鎖していた主要な原油輸出港の操業を再開した」との報道」、●金は小反発(1905.2)。
■米国債は反発(利回り低下0.84%)。「週末を控えて持ち高調整の買いが優勢。株軟調に債券は堅調。(バイデン大統領、上下両院での民主党多数)予想に国債増発懸念から債券売り(利回り上昇)が続いていた、週末を控え値ごろ感からの買戻しが優勢。追加経済対策の与野党協議への不透明感も債券買い材料」
■日経平均先物夜間引けは、23560.
■(為替)104.65-104.88のレンジで17時は104.75近辺。ユーロは1.1826-1.1865のレンジ、17時は124.20/1.1860近辺。10月のユーロ圏の製造業購買担当者景気指数上昇でユーロ強含み。 . . . 本文を読む
日英両政府が23日に署名した経済連携協定(EPA)によって、日英間の貿易で2021年1月に関税が大きく上がるのは避けられる見通しとなった。実際に円滑な企業活動を維持するには日英間の協定だけでは不十分で、英国と欧州連合(EU)の通商交渉がカギを握る。
(中略)
EU加盟中はできなかった域外国とのEPA署名は歴史的な節目だ。トラス氏は共同記者発表で「TPPへの加盟の道が開かれることになる」と強調。茂木氏も「英国のTPP加入への関心を歓迎している。引き続き必要な支援をしていく」と述べた。
現実に日本企業にとって死活問題なのは、日英間だけでなく英EU間でも通商協定が結ばれるかどうかだ。在英の日本企業の多くは部品を欧州大陸から輸入し、完成品をEUに輸出するサプライチェーン(供給網)を構築しているためだ。日系大手が軒並み英国に拠点を持つ自動車産業では、英国内の調達比率が金額にして平均44%。トヨタ自動車でも現地調達比率は約5割にとどまり、日本やポーランドからエンジン部品やトランスミッション(変速機)を輸入する。
英国とEUは中断していた通商交渉を22日に再開した。離脱の移行期間が切れる年末までの自由貿易協定(FTA)締結で合意できるかどうかはなお見通せない。茂木氏はトラス氏に、英EUの交渉が年末までの移行期間内に妥結できるよう強く要請した。日英EPAではEU製部品も自国製扱いする仕組みの導入で合意した。日欧EPAからの継続性を重視し、日英にとって第三国にあたるEU製部品でつくった完成品でもお互いに優遇関税を認める内容とした。英EUのFTA交渉では、優遇関税の対象となる原材料に日本製を含むのが難しい情勢になっている。金額ベースで一定比率までは域外産の部品は認められるので、自動車大手の間では「大きな影響はない」との声が多い。だが電気自動車など日本製部品を多く使う一部の完成品は、優遇関税の対象にならないとの見方も出ている。
英EU交渉の動向は日本企業のサプライチェーンだけでなく、立地戦略そのものも左右する可能性がある。(*日経 記事より 表も)
童子追記:英国がEUから離脱した時点で立地戦略の見直しは必須。英国は、英国民の雇用確保のため(EUとの)FTA合意が必要。 . . . 本文を読む