1gの勇気

奥手な人の思考と試行

ねつ造決定

2005-12-23 18:53:13 | 1gの観方
ねつ造決定

韓国で大論争になっているES細胞捏造事件。
ES細胞とは、何にでもなれる細胞でこれさえあれば、いかなる細胞の再生も可能。
医学的に大変注目されている技術だ。

ここ一月くらいどたばたしてたが、一向に真実が見えてこないので放っておいた。
で、韓国の黄教授の所属するソウル大学が中間報告をしたので、ここに記す。
中間報告では、ねつ造。と断定。

この事件は何が問題かというと、国が支援していたということが大きな問題なのだ。
韓国初のノーベル賞(ちがったらごめんなさい)候補として、その研究に
国が大々的な支援をしていた。

その支援の先が、ねつ造。という結論。
韓国が国を挙げて行っていた研究がねつ造。
その結果何が起こるかというと、韓国の科学分野に対する不信感が生まれる。

というか、もう誰も信用しない。
だまされた権威あるサイエンス誌も面目を守るため韓国人の研究には
疑いの目を持って審査するだろうし。

これで韓国人の研究者はかなりやりにくくなった。
ちなみに日本にも大きな捏造事件があった。
通称神の手事件

次々と重要な発掘物を発見し、神の手と言われた男。
実はこの人発掘物をねつ造していた。
で、日本の考古学は世界からまったく相手にされなくなったとさ。

韓国のそれは考古学ではなく最先端科学だからさらに影響は大きい。
しかも、国の支援でねつ造していたとなれば。
たいへんだ。

日本を初め各国の研究者もこの韓国の黄教授の論文をもとに、
ES細胞の研究をしていた。
この論文自体がうそとなれば、それをもとに行っていた研究も全てぽしゃる。

極めて迷惑な話だ。
かわいそうに、日本の研究者のみなさん。
まあ、めげずに頑張ってください。自分の手でES細胞を真に作り出すチャンスでもあります。


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