これ。グランドアクシスのピストン君です。。。
もぅ、ナイスなくらいにタテ傷入っちゃってます。。。
なんでこんな事になっちゃってるのか。
グランドアクシスを購入した翌日、特に不具合はなかったけどオークションで購入したのでいちおー点検のついでにキャブのO/Hをする事にしました。
ジェットも詰まってないし、問題ナシと判断してフツーに組み付けた・・・つもりでした。
翌日学校へ行くためにエンジンをかけて、「やっぱりキャブのお掃除をしたあとは調子がイイなぁ( ̄ー ̄) 」なんて思いながら走っていると、家を出てから1㌔くらい走ったところで
ブーン・・・プスッ。
スクーターなのになぜか強いエンブレがかかり、エンジン停止。
少し嫌な予感はしたものの、キックも降りるし、アイドリングもするので焼き付きではなさそうだったので「ヨシ再出発!」て感じでまた走り出そうとスロットル全開にしたらまた
ブーン・・・プスッ。
(´・ω・`)??
しょーがないのでその場に放置ってもう一台のバイクで学校に行き、帰ってから原因を調べる事にしました。
30㌔くらいでなら何とか走れたので、家まで乗って帰りエアクリをはずしてキャブ周辺を覗いてみると、昨日キレイキレイしたばっかりのはずなのにそこら中がベトベトしています。
さらによーく観察してみると、エンジンのほうから何とも繋がっていない意味ありげな細~いホースがニョキっと生えています。
∑( ̄□ ̄;)!!!
オイルホースぢゃん!!繋いでねぇぢゃん!!
でも、焼き付きならピストンとシリンダが完全に固着してキックも降りないはず!
と思い2ストに詳しい友達に聞いてみると、「抱きつきじゃん?」と言われました。
抱き付き・・・?(´・ω・`)
抱き付きとは焼き付きの一歩手前で、油膜が切れてピストンとシリンダがガリガリ擦れちゃってる状態のことらしいです。
当時2ストの知識がほとんどなく、そんな事も知らなかったhazmはとりあえず腰上(シリンダより上)をばらし、ピストンを取り外してみるととこんな状態だったというわけです。。。
そこで、どうせ交換ならいっそボアアップしちゃおうなんて考えたhazmは、お金がなかったのでハンドレッドというミニバイク専門のパーツメーカーのボアアップキットを買っちゃいました!(120cc、ヘッド付きで15800円!安い!)
そんで今はこのキットが入ってるわけなんです。
購入後2日でピストンとシリンダをあぼーんさせてしまったダメな某整備士見習いの話でした(;´∀`)