ぶらっくばいく!
 



※注 超長いですw 

2年前。 
とある耐久レースに出場したものの、マシントラブルによりわずか数週でリタイアとなってしまったカワイソウな子達がいましたとさ。 

あまりの不完全燃焼っぷりにテンションはガタ落ち。 
イベントの途中で帰路に着き。 
日記を書く気力も起きず。 
いつしかなかった事にと封印された苦ーい苦ーい思い出がありました。 


しかし今年。 
二人はあの時の苦い思い出に決着をつけるべく、再び立ち上がりました。 



なーんつってカッコイイ前フリを書いてみましたw 

とゆーことで一昨日6月6日、エビスサーキットで行われた200㌔耐久に出場してきました!! 

目的はモチロンあの時のリベンジ。 

今年頭に送られてきたエビスからのDMで、今年から新たなクラスとしてF4T2クラスという中型車を主としたクラスが開催されるのを知り、専門学校時代からの友達と出場を即決。 

マシンはもちろん、2年前本番中にいきなり機嫌を損ねた気分屋のNSR。 


しかし。。。 

出場に至るまでの道は平凡ではありませんでした。 

4月にとあるレースで当のNSRの持ち主が派手にやらかし、マシンが大破。 

そこから徐々に色んな部分を直しつつ、本番前の唯一の練習走行として走りに行ったトミンサーキットではまさかのプラグ死亡という基本的な整備ミスに気づかずかなりのタイムロス。 
原因に気づいた時にはとき既に遅し、賞味走行時間はわずか5分ほど。 

しかもその日の帰り道、もう一組エビ耐に誘ってたチームの一人が、仕事中の怪我で指を骨折との知らせがあり、出場が絶望的に。 

当初は3チームでの参戦を計画していたけど、急遽メンバー変更して2チーム体制で参戦することに。 


我がチームのNSRはお互いあまり時間の合わない無い中夜な夜な集合してはちょっとずつ整備をし。

別チームのマシンをちゃんとレースに出れるようにFRP加工をしてあげたり。 

数々のの不安要素を残したままいざレース当日。 





サーキットについて準備してブリーフィングを受けていざ練習走行開始直前とゆーところで、 
我がチームのNSRがまさかの、いやまたしても。 

原因不明の エ ン ジ ン 不 動 。 


ありとあらゆるトラブルシューティングを試みるも、エンジンかかる気配は一切ナシ。 

完全に二年前の悪夢が脳裏をよぎり、テンションはガタ落ち。半分ヤケクソ状態。 

練習走行に続く予選走行時間も一周も走行する事ができず、ただただマシンと向き合い時間だけが無常にも流れていきました。 


しかし、そこで我がチームのメカニックとして参加してくれていた、同じく専門時代からの友達の提案により整備を試みると、なんと奇跡的に一瞬だけエンジンがかかりました。 


分解していたものを全て組み付け、再度かけてみると見事に復活!!!! 

結局原因は分からずじまいでしたが、とりあえず走る事はできそう。 

本来ならば、予選を走っていないので本戦は出場できないのですが、そこはサーキット側もこんなチームに同情してくれたのでしょう。最後尾スタートという条件付で、なんとか本戦に出場させてもらえる事になりました。 


本戦直前のウォームアップ走行の限られた時間で、わずか数週の間にNSRの乗り方やエビスサーキットのレイアウトを必死に思い出しながら体に覚えこませ、いざ本番へ。 

もう一つのチームのスタートライダーが、トミンでの良きライバルだったので直前になって急遽こちらのスタートライダーを変更し、自分がスタートを走る事に。 

耐久レースの開始はお約束のルマン式。 
しかし、エンジンを始動してない状態からのスタートだったので、セルが付いてない2ストは若干不利でした。 

そしていよいよスタートの合図で旗が振り下ろされ、2時間の耐久レースが開始! 

キック一発目を失敗し、二発目でやっとこさ成功。 
最後尾スタートな上に大きく出遅れてしまいましたが、そこはエンジンのパワーでカバー。 
最初こそギアチェンのタイミングに迷ったり、ブレーキのかけ始めが分からなかったけど、一週目から徐々にポジションを上げ、30分後のライダー交代の時には2位にまで浮上。 

30分を無事に走りきり、最初のライダー交代。 

相方はNSRの持ち主であり、さすがレース経験豊富なだけあって、今日結局一度も走らないまま迎えたぶっつけ本番だったのにもかかわらず、ファステストラップをあっさりと叩き出し、その後もガンガン更新していく。 

そんな中、もう一つのチームのマシンが2度目のライダー交代を迎え、ピットイン。 
しかし、ピットロードを少し進んだところでなぜか戻ってきた。 

今度はこちらのチームが原因不明のトラブル。 
レース中盤にして、まさかのリタイアかとテンション下がりつつも、こちらもライダー交代の時間が迫っていたのでピットインし、給油の後再び自分の走行に。 

一回目の走行の時よりもペースが上がらず、どうしようと考えていた時に、後ろからなんと1位を走っていたチームのマシンが接近。 

速さの違いは明確だけど、あっさりと周回遅れなんかにされてたまるかと、俄然気合を入れて前を走る。 
途中気合いを入れすぎてブレーキが遅れて危うくオーバーランという場面もあったけど、必死に逃げるというプレッシャーからかこの辺りで自己ベスト更新ww 

その後結局あっさりと抜かれてしまったけど、後ろについた後もマシンのパワーではコチラの方が若干上なのでなんとか喰らいつくも、じりじりと離されていってしまい、結局そのまま最後のライダー交代。 

ピットに戻ってくると、もう一つのチームのマシンが無い。 
どうやらトラブルが解決し、また走り始めたらしい。 
原因はラジエターキャップの劣化による圧抜け&水漏れでオーバーヒートしてしまってたらしい。 
車のラジエターキャップを応急的に取り付け、なんとかレースは続行。 

そんなこんなしてる間にもウチの相方はバシバシとファステストを塗り替えていき、結局大差をつけられてしまった1位には追いつけなかったけど、ココでレース終了。 



結果は・・・    2位!!!!! 














と思いきや。 

このレースは車種によるハンデがある為、中型車の中でも早いバイクに分類されるNSRは、ハンデ無しの車種よりも-5週というハンデがあったために、結局最終的な結果は4位に。 


でもこのレース、賞典対象が4位までだった為、生まれて初めて『トロフィー』なるものをいただきました!! 

3位までの『表彰台』に立つことはできなかったけど、自分的にはやれる範囲で頑張ったし、とても満足でした! 
表彰式の時に端っこだったのでハイレグギューンなチャンネーがすぐ横にいたしねwww 


ちなみにぶっちぎりで一位だったチームも、ハンデによって最終的な結果は3位になってました。 
しかも、帰ってから気になってググってみたら、なんと去年のエビスのレースで年間ランキング1位の人と2位の人のコンビでした。そら速いわけだわー。 

ちなみに自分はベストはギリギリ1分7秒台に入ったものの、大体1分8~10秒台くらいでバラつきがありつつもラップ。 
相方は1分5~6秒台でコンスタントにラップ。 
足引っ張ってスマンw 


とりあえずこんな感じで見事にリベンジを果たし、へろへろになりながら帰路に着きました。 

今回のレースは耐久ならではの『チームプレイ』感を強く感じたレースでした。 
これだから耐久は楽しいぜーーーーーーーー!!!!!>< 

また出たい!!早く出たい!!!




鬼のダウンフォース!!



ちーむぷれい。



レース終了直後。



我がチームのマシン。塗装は相方が一週間で突貫的に作業。カッティングはblack担当。



もう一つのちーむのマシン。完走できてよかった。。。



表彰式。



はじめてのトロフィー。



みんなで集合写真。

残念ながら走行写真は殆ど無いけど、近々エビスのHPに載ると思われます。


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