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Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『オーシャンズ13』

2007-08-07 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『オーシャンズ13』。(上映中につき取扱いご注意)

製作国 : アメリカ 2007年
配給 : ワーナー・ブラザース映画
キャスト:ジョージ・クルーニー 、 ブラッド・ピット 、 マット・デイモン 、
     アンディ・ガルシア 、 ドン・チードル 、 バーニー・マック 、
     エレン・バーキン 、 アル・パチーノ

ダニー・オーシャン率いる犯罪プロフェッショナル集団“オーシャンズ”シリーズ第3弾。

皆さんは仲間の為に頑張った事はありますか?


さて今回の作品は、泥棒仲間を舐めんなよ!って頑張る映画です。
毎回酷評名高いこの作品。
そんな事どーでもいいの、私には待望の一作品です。
だって音楽・ファッション・台詞・カット割、そして出演者、
COOL!じゃないですか?
ストーリー性がどーの、こーのってより、
COOL!じゃないですか?
”人は見た目が9割”じゃないけど、
COOL!じゃないですか?(しつこい?)

確かにストーリーは期待の分もあったので初めは良かったのですが、
中抜け、終盤にドタバタ解説頼む、という部分はありましたね。
前回もからくりが終盤にあり、そこで『あー、あの時はそーだったの』と思い、
自宅で録画も合わせて確認して、納得って感じでした。
今回もそのパターンかな。
しかし、からくりは相変わらず貧素でしたね。
さすがに第3弾ともなるとシリーズ全て見てないと話が通じない、
所謂、”内輪ネタ”みたいな台詞もあり、
今回だけで見てもソコソコ楽しめますが、
やはりシリーズ物は以前の物も要チェックですな。

アル・パチーノの演技はさすがに見ごたえがあったけど、
エレン・バーキンはキャメロン・ディアスに雰囲気が似ていた。
それに後半は演技もキャメロン風だった気がする。
彼女だけ何だか物凄くコメディタッチだった。

それにしてもオシャレな親父達です。
ジョージ・クルーニーはシンプルな服装が好きらしく、かなり控えめですね。
もう少し頑張ってもいい気がしますが、彼がするとセクシー過ぎになるかも?
どうにかして欲しいのはマット・デイモンの服装。
役のイメージもあるかもしれませんが、かなり野暮ったい。
ブラッド・ピットは彼っぽいね。
今回、目がいったのがドン・チードルの服装です。
たかがスーツにTシャツかもしれませんが、以前よりスマートな着こなしになってました。
お父さん方、服装にチェックもチェックですゾ。

音楽も相変わらずスタイリッシュ!
ジャジー、ソウル、R&B、クラシックと幅の広いジャンル。
今までは多彩なミュージシャンで構成されている様だったけど、
今回は音楽担当のデヴィッド・ホルムスのオリジナルが多かった。
そしてシナトラの曲も。(これはこの作品のキーワードの一つです。)

今回も変装あり、隠れキャラあり(第2弾も見てね。)
ビックリ出演者あり(中盤のホテルお披露目会でね。)
目(ファッションやインテリア)や、
耳(音楽や気の利いたセリフ)をフル活動させて見たので疲れました(笑)
この作品は一度で満足出来ません!!
こんなに豪華キャスト出演作がシリーズ化なんてあり得ませんね。

そういった点を踏まえてお手柔らかに(笑)
でもジュリア・ロバーツには出てもらいたかったな~。










映画 『キャットウーマン』

2007-08-06 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『キャットウーマン』。

製作国 : アメリカ 2004年
配給 : ワーナー・ブラザース映画
キャスト:ハル・ベリー 、 ベンジャミン・ブラッド 、 シャロン・ストーン 、
      ランバート・ウィルソン 、 フランシス・コンロイ

『バットマン』に登場するキャラクターの1人だったキャットウーマンが、
陰謀と戦うヒロインとしてスポットライトを浴びる。

皆さんは悪と闘えますか?
私は売り込み電話とは闘えます!!

さて今回の作品は、アクションヒロイン物。
概要にも書いたように、スピンオフ映画です。
しかし、この作品評価が低くて、この年のラジー賞に輝いてしまったのです。
アカデミー賞受賞女優が主演したのにね。

ストーリーは”キャットウーマン”の誕生から始まり、
自分を酷い目に合わせた悪を倒し、
その後も頑張るわ、の様な流れの中で、
自分を追ってくる刑事との恋愛や、
”キャットウーマン”の不思議な力を披露といった、
まあ、色々盛り込まれているのですわ。

確かにラジー賞に抜擢されるだけ有り(?)、
盛り上がりがイマイチ欠けますな。
始まりも何だか画面が暗いせいか、
主人公のキャラクター設定が暗いせいか、
何だか眠たくなります。

しかしながら、私としたら、
あのハル・ベリー のナイスバディが存分に活かされているキャラクターだし、
彼女の演じる”キャットウーマン”は可愛らしさがあります。
それに音楽も女性シンガーなんですよね。こだわってません?

”キャットウーマン”を追う刑事役に、
『デンジャラス・ビューティー 』でも刑事役を演じたベンジャミン・ブラッド 。
憎き悪役にラジー賞作品『氷の微笑2』のシャロン・ストーン。

最低映画かもしれませんが、
コスプレ大賞と思って、
視点を変えてみて見ては?




映画 『ファミリー』

2007-08-02 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ファミリー』。

製作国 : アメリカ 1983年
配給 : 日本ヘラルド配給
キャスト:アン・マーグレット 、フレデリック・フォレスト 、キャスリーン・デイモン 、
     パトリック・ブレナン 、バンパー・ヨザース

乳ガンのため死を宣告された母と10人の子供たちの愛の絆を、実話を基に描く。
83年2月14日米ABCで放映。

皆さんは身体の調子はいかがでしょうか?
運動量が減った私は毎朝のウォーキングとヨガを再開して、
体調・頭ともにスッキリ!です。

さて今回の作品は実話に基づく悲しいお話です。
とても貧しいく子沢山の酒びたりの働き頭にならないお父さんがいる家庭で、
お母さんが乳がんになってしまい、
子供達の将来を案じたお母さんは、
子供同士を自由に会わす、
教会に通う、
という条件を付け里子に出します。
さて、子供達の行く末は?お母さんの命は?

「泣ける映画を。」とずいぶん昔友人に聞いたところ、
この作品に出会いました。
タオル無しでは見る事が出来ませんでした!!
とにかく一人ひとり、里子に出されていく訳ですよ。
後ろを振り返り、振り返り、ね。
お母さんも切ないの。仕方が無いけど。
お母さんがそろそろ危ない、となっても一人持病がある子が残ってしまいます。
さあ、どうなるの!!見てみて!!

これといって有名な俳優さんはキャスティングされてませんが、
そこがまた現実味を帯びていて泣けます。
何かの雑誌に10年後の子供達が載っていましたが、
条件通り、皆で会っているようです。
良かった、良かった。

とにかく感傷的になりたい夜、
次の日に用事がない前夜、
目が腫れるのを覚悟して、
タオル持参で是非見て下さい!!






映画 『ゴスペル』

2007-08-01 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ゴスペル』。

製作国: アメリカ 2005年
キャスト:ボリス・コドジョー 、クリフトン・パウエル 、ヨランダ・アダムス 、
     オマー・グッディング 、フレッド・ハモンド 、ノーナ・ゲイ

R&Bシンガーとして成功した男が、不仲だった父が病に倒れたことをきっかけとして、
自身のルーツであるゴスペルに目覚めてゆく姿を綴る。

皆さんは「自分を知る」為にどんな事をしてますか?
私の周りでは瞑想だとか、心理面だとか、密かにブームになってます。

さてこの作品は、本格的なゴスペルミュージック映画です。
母の死に目に仕事を優先性した親父を許すことが出来ず、
家を飛び出てR&Bシンガーへ。
成功しつつある彼に「親父が倒れた。」と連絡あり、帰郷します。
そこで教会の経済難を知り、自分が歌うことで資金調達を考えます。
主任牧師の跡継ぎ問題や、
資金調達コンサートでのゴスペルとR&Bの相違、
恋愛沙汰、
など問題が出てきますが、主人公は何を思い、何を知るのでしょうか?
そして彼や教会の未来は・・・?

ゴスペルはお好きでしょうか?
私は宗教とか関係無く、とても好きです。
日本ではどちらかというと淡々と歌う、もしくはちょっと横揺れぐらいの、
”魂の音楽”とは少し違った印象を持ってますが、
この作品の迫力は相当なものです!!
中盤から終盤にかけてある教会再建の為のコンサートは圧巻です。
どうやら現職のゴスペルシンガーが出演している事で当時話題になったようです。
また、そんなカリスマシンガーをも引けを取らず歌っている女性、
今回は主人公の恋人役で出演した、タミラ・グレイは、
アメリカで大人気TV番組「アメリカンアイドル」第1シーズンで
ファイナルまで残った実力派。
本当に錚々たるメンバー。期待度が増したでしょうか?

主人公のR&Bシンガーも米ピープル誌で“もっとも美しい50人”の1人に
選出された経験のあるボリス・コドジョー 。
ちょっと平井堅似のナイスガイです。歌も上手かった。

映像とストーリーがいま一つだった気がしますが、
音楽はサイコー!でした。
他のゴスペル映画とはまた違った生粋のゴスペル映画でした。




映画 『ダブル・ジョパディー』

2007-08-01 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ダブル・ジョパディー』。

製作国: アメリカ 1999年
キャスト:トミー・リー・ジョーンズ、アシュレー・ジャッド、ブルース・グリーンウッド、
     アナベス・ギッシュ、ローマ・マフィア、ダヴェニア・マクファーデン、
     ベンジャミン・ウィアー

同じ罪で2度有罪にはならないというダブル・ジョパディーの原則。
夫殺しで服役するヒロインは、夫の生存を知り…。
A・ジャッドがハードなヒロインを熱演するサスペンス!

皆さんは法律を正しく行使してますか?
今回の選挙も正しく受け止めなければならないことですよね。
”正しい”って難しいですよね。

さて今回の作品は、夫に陥れられた妻が法律を武器に復讐する話です。
実に覚えの無い夫殺しの罪を着せられた妻は、
服役中に子供を預けた親友と夫が一緒に生活している事を知ります。
怒りに燃える妻は子供を取り返すべく復讐へ。
しかし、親友は既に事故死。
疑問を持った妻は親友の死を調べ始め、夫を見つけ出します。
さて、妻は子供を取り戻せるのでしょうか??

陥れられた妻役にアシュレー・ジャッド。
以前にも書きましたが、彼女は追い詰められる役が多いし、
恐怖に慄くあの綺麗な顔が印象的です。

トミー・リー・ジョーンズは保護監察官として、
復讐に燃える妻を追いかけ、追いかけ。
『逃亡者』でも彼は追いかけ役ですね。
最近は異性人として日本のCMに出てますが(笑)

ストーリー自体はタイトルの意味が分かってしまうと結末が分かってしまいますね。
もう少し心理的な面が全面に出て、展開ももう少し工夫されていれば、
もっと面白い作品になっていたと思います。

またアシュレー・ジャッドが演じた役は、
元々は別の女優が配役されていましたが、
出演することが出来ず、彼女が代役として選ばれたそう。
当時、これといって代表作が無かった彼女は、
これをきっかけに一流女優の仲間入りになった訳です。
まさに捨て身の演技で彼女の頑張りはスクリーンに映ってましたね。

イマイチ、ですが、
アシュレー・ジャッドのサクセス・ストーリーとして
ご覧になってください。