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Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『グランブルー』

2007-08-10 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『グランブルー』。

製作国 : フランス 1988年
配給 : 日本ヘラルド映画配給
キャスト:ロザンナ・アークェット 、ジャン・マルク・バール 、ジャン・レノ、
     ポール・シナー 、セルジオ・カステリット

潜水に取り憑かれたふたりの男が織りなす人間ドラマを、
華麗なる水中撮影もふんだんに描いたアドベンチャー・ロマン 。

皆さん、夏休みの予定は立ちましたか?
私は憧れの地、バルセロナに行こうと思ったのが3日前。
航空券のみなのに30万近くてビックリ!
今年の夏はベランダで飲んだくれの日々です・・・・。

さて今回の作品は、立秋過ぎても残暑が厳しい日本の夏にピッタリの水モノです。
余りにも有名すぎるベッソン作品ですね。
巣潜りの虜になった2人の男の話です。

物静かな主人公と、それに相対したアニキ的男。
2人はライバルでもあり、口には出さないが魂の友。
アニキは主人公に勝利する事を目標に挑発的。
そして主人公の前にアメリカ女が現れ、恋に落ちます。
そんな中、アニキは無理をして亡くなってしまいます。
その頃から主人公の身に異変が。アメリカ女にも変化が訪れます。
主人公はどうなっちゃうの?アメリカ女は?

ベッソンの両親がダイビングのインストラクターだったので彼自身もダイビングを。
イルカと戯れるシーンは映画作品なのにお見事です。
彼の幼少時代も参考になっているのでしょうか?
巣潜り競技があり、ハードだという事をこの作品で知りました。
海底に行くにつれ、暗くなっていく様子は静かなバトルです。
綺麗な町並みも見る価値アリで、
海中の生活、陸での生活が上手く映像化されているのでは?

物静かな主人公役に『ダンサー・イン・ザ・ダーク』に出演した、
ジャン・マルク・バールが。
彼、10年ちょっとの間にハゲちゃったよね~。驚きました。
アニキ的存在に日本でお馴染みフランス人俳優、ジャン・レノ。
アメリカ女は『デブラ・ウィンガーを探して』に出演したロザンナ・アークェット。

ベッソン映画には欠かせない、エリック・セラの音楽も、
この映画にはマッチングしており、
映像と音楽で癒しを与えてくれる事、間違いなし!

海水浴に行かなくとも、
水族館に行かなくとも、
海外旅行に行かなくとも、
映画はその気にさせてくれる。
嗚呼、何て素敵なことでしょう!映画万歳!
・・・という事で、
皆さん、良い休暇を。