goo blog サービス終了のお知らせ 

Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『ダンサー』

2007-08-09 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ダンサー』。

製作国:フランス 1999年
製作:日本ヘラルド
キャスト: ミア・フライア 、ガーランド・ウィット 、ロドニー・イーストマン 、
     ジョシュ・ルーカス 、フェオドール・アトキン 、カット・キラー

口のきけない女性ダンサー、インディアのサクセスストーリー。

皆さんは自分の思いが通じず、残念に思ったことはありますか?
表現力の乏しい私も伝わらない時が多々あり、
「そうじゃないんだけど・・・。」と心の中でつぶやきます。

さて今回の作品は、聾唖ダンサーの夢のお話です。
このサイトでもお馴染みのリュック・ベッソン原案・脚本作品ですから、
おフランス映画でもハリウッド映画の雰囲気があります。

聾唖というハンデの為に周りから舐められているダンサーのインディアは、
どんなジャンルの音楽にも太刀打ち出来る。それが彼女の表現方法。
そんな彼女が頼れるのはアニキ。
お互い昼間はそれぞれの仕事をしているが、
夜な夜なクラブに繰り出している。
彼女の夢はブロードウェイで踊る事。
ある日、オーディションを受ける機会があったが、
”聾唖”という事で落とされてしまい、彼女は傷つく。
またしてもいつもの様にクラブに顔を出すが、
その後の運命を変える科学者と出会う。
彼が開発しているのは”身体の動きから音や言葉を発する装置”だった。
さて、彼女は科学者に協力するのか?
彼女の未来はどうなるのか?

とにかくダンスと音楽が凄い!
ダンス好きには堪らない一品でしょうな。
使われている音楽の中で”Apple”のCMでも使用されているのがあったので、
皆さんも一度は耳にした事があるのでは?
テクノ・ファンク・ソウル・ジャズといった多岐に渡る音楽、
ベッソンは最先端の音楽を集めるのが本当に上手ですよね。
このサントラは私も購入しました。
夏場の海へのお供にいいですよ。

またベッソンは聾唖ダンサー、インディア役をしたミア・フライアを念頭に、
脚本を仕上げたらしいので、
彼女のダンス力が思う存分発揮されていますね。圧巻です。

ベッソン特有の主人公が悩みながら成長していくアイデアが、
この作品こそ色濃く出ており、
見ているこちら側に元気を与えてくれます。

挫折しちゃってる、あなた!
これ見て前向きになりませんか?