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Smoke

店の表を通る人を毎日写真で撮るたばこ屋の映画をご存知だろうか?

映画 『ゴスペル』

2007-08-01 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ゴスペル』。

製作国: アメリカ 2005年
キャスト:ボリス・コドジョー 、クリフトン・パウエル 、ヨランダ・アダムス 、
     オマー・グッディング 、フレッド・ハモンド 、ノーナ・ゲイ

R&Bシンガーとして成功した男が、不仲だった父が病に倒れたことをきっかけとして、
自身のルーツであるゴスペルに目覚めてゆく姿を綴る。

皆さんは「自分を知る」為にどんな事をしてますか?
私の周りでは瞑想だとか、心理面だとか、密かにブームになってます。

さてこの作品は、本格的なゴスペルミュージック映画です。
母の死に目に仕事を優先性した親父を許すことが出来ず、
家を飛び出てR&Bシンガーへ。
成功しつつある彼に「親父が倒れた。」と連絡あり、帰郷します。
そこで教会の経済難を知り、自分が歌うことで資金調達を考えます。
主任牧師の跡継ぎ問題や、
資金調達コンサートでのゴスペルとR&Bの相違、
恋愛沙汰、
など問題が出てきますが、主人公は何を思い、何を知るのでしょうか?
そして彼や教会の未来は・・・?

ゴスペルはお好きでしょうか?
私は宗教とか関係無く、とても好きです。
日本ではどちらかというと淡々と歌う、もしくはちょっと横揺れぐらいの、
”魂の音楽”とは少し違った印象を持ってますが、
この作品の迫力は相当なものです!!
中盤から終盤にかけてある教会再建の為のコンサートは圧巻です。
どうやら現職のゴスペルシンガーが出演している事で当時話題になったようです。
また、そんなカリスマシンガーをも引けを取らず歌っている女性、
今回は主人公の恋人役で出演した、タミラ・グレイは、
アメリカで大人気TV番組「アメリカンアイドル」第1シーズンで
ファイナルまで残った実力派。
本当に錚々たるメンバー。期待度が増したでしょうか?

主人公のR&Bシンガーも米ピープル誌で“もっとも美しい50人”の1人に
選出された経験のあるボリス・コドジョー 。
ちょっと平井堅似のナイスガイです。歌も上手かった。

映像とストーリーがいま一つだった気がしますが、
音楽はサイコー!でした。
他のゴスペル映画とはまた違った生粋のゴスペル映画でした。




映画 『ダブル・ジョパディー』

2007-08-01 | Weblog
映画は人に奥行きを持たせるアイテム。
今回は『ダブル・ジョパディー』。

製作国: アメリカ 1999年
キャスト:トミー・リー・ジョーンズ、アシュレー・ジャッド、ブルース・グリーンウッド、
     アナベス・ギッシュ、ローマ・マフィア、ダヴェニア・マクファーデン、
     ベンジャミン・ウィアー

同じ罪で2度有罪にはならないというダブル・ジョパディーの原則。
夫殺しで服役するヒロインは、夫の生存を知り…。
A・ジャッドがハードなヒロインを熱演するサスペンス!

皆さんは法律を正しく行使してますか?
今回の選挙も正しく受け止めなければならないことですよね。
”正しい”って難しいですよね。

さて今回の作品は、夫に陥れられた妻が法律を武器に復讐する話です。
実に覚えの無い夫殺しの罪を着せられた妻は、
服役中に子供を預けた親友と夫が一緒に生活している事を知ります。
怒りに燃える妻は子供を取り返すべく復讐へ。
しかし、親友は既に事故死。
疑問を持った妻は親友の死を調べ始め、夫を見つけ出します。
さて、妻は子供を取り戻せるのでしょうか??

陥れられた妻役にアシュレー・ジャッド。
以前にも書きましたが、彼女は追い詰められる役が多いし、
恐怖に慄くあの綺麗な顔が印象的です。

トミー・リー・ジョーンズは保護監察官として、
復讐に燃える妻を追いかけ、追いかけ。
『逃亡者』でも彼は追いかけ役ですね。
最近は異性人として日本のCMに出てますが(笑)

ストーリー自体はタイトルの意味が分かってしまうと結末が分かってしまいますね。
もう少し心理的な面が全面に出て、展開ももう少し工夫されていれば、
もっと面白い作品になっていたと思います。

またアシュレー・ジャッドが演じた役は、
元々は別の女優が配役されていましたが、
出演することが出来ず、彼女が代役として選ばれたそう。
当時、これといって代表作が無かった彼女は、
これをきっかけに一流女優の仲間入りになった訳です。
まさに捨て身の演技で彼女の頑張りはスクリーンに映ってましたね。

イマイチ、ですが、
アシュレー・ジャッドのサクセス・ストーリーとして
ご覧になってください。