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有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃 コンプリーション」本日発売!

2022年03月31日 | ニュース






ゴジラ モスラ キングギドラ
大怪獣総攻撃
コンプリーション

本日発売!

 本日3月31日発売の「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃 コンプリーション」の見どころをまとめて紹介します。今だから語れるスタッフやキャストのインタビューや証言、初出しの写真や資料が盛り沢山の一冊となりました。購入時の参考にされていただければと思います。

【見どころ1】
 キャストインタビューは立花准将役の宇崎竜童さん、広瀬中佐役の渡辺裕之さん、横浜地上部隊隊長役の角田信朗さんの3人。いずれも防衛軍の軍人さん役で実に男臭い(笑)ラインナップになりました。
 宇崎さんにはたくさんの楽器に囲まれて音楽活動をされている一室でお話を伺いました。テレビで拝見する印象とほとんど変わらず、とてもフランクに、それでいて宇崎さんならではのゴジラに対する思いを真剣にお話しくださいました。
 渡辺さんはインタビューにあるように、特撮がお好きなのがよくわかります。作品に対してもゴジラに対しても深く思い入れがあるのが伝わってきました。掲載用にお願いしたサインをされるときに、角田さんがゴジラの絵も書いたとお伝えすると、自分も……と気持ちを入れて書いてくださいました。
 角田さんはゴジラ映画をたくさんご覧になっておられるぐらい大好きなのがわかります。ビオゴジがイチ推しだそうです。本当にGMKに出演されて夢が叶ったという思いが感じられるインタビューでした。そしてタモリさんのモノマネが本当に上手でした(笑)。
 お三方とも気さくに、それでいて熱く語っていただき、それぞれの作品愛が伝わってきます。

【見どころ2】
 本編班、特撮班それぞれの各部署のスタッフの証言を交えてお届けするシーンメイキング。たくさんの関係者の皆様からお預かりした当時の写真を使わせていただいたので、初めてご覧いただく当時の現場写真も多いと思います。あのシーンがどうやって撮られたのか、撮影時にどんなエピソードがあったのか、ぜひじっくりご覧になってください。

【見どころ3】
 4怪獣が登場する本作。造形の指揮をされた品田冬樹さんと造形助手の山部拓也さんにたくさんのお話をお聞きして紹介するキャラクター造形メイキングでは、各スーツができ上がるまでのたくさんの写真を掲載しました。特にGMKゴジラは大好きな方が多いと思いましたので、ゴジラにページを多く取っています。
 品田さんと山部さんにはかなり細かく、たくさんの質問をさせていただいたにもかかわらず、本当に一つ一つ丁寧にわかりやすく教えていただきました。各怪獣の造形、成型、完成に至るまでを詳しくわかってもらえると思います。

【見どころ4】
 魅力的なメカニックも多数登場した本作。メカニックキャラクター造形メイキングもしっかり掲載。物語の大事な役割を果たした特殊潜行艇「さつま」をはじめ、自走式ミサイル発射砲「大鵬」、推進式削岩弾D-03、防衛海軍巡洋艦「あいづ」など、各メカも紹介しています。
 各サイズの「さつま」を担当されたアップ・アートの上松さん、阿部さん、小宮さんや「大鵬」などいろいろなメカを作られた萩原さんにはいろいろと詳しく教えていただきました。初めて知ることも多々ありました。

【見どころ5】
 本編の美術デザイナー・清水剛さんが描かれた美術セットやメカニックのイメージデザイン画もたくさん掲載。清水さんは本編美術のセットデザインだけではなく、メカのデザインワークスも担当され、作品全体の美術デザインを総括して監修もされています。ひとつひとつデザインされる上で、イメージされた意図も証言していただきました。
 特撮美術では三池敏夫さんにご協力いただき、厳選ではありますがたくさんのセット資料や写真を掲載して紹介させていただきました。本当はもっとたくさん各シーン用にセットプラン図や図面があり、あのシーンの特撮セットはこうやって作られたのか、というのを紹介したかったところですが、スペースに限りがありましたので、代表的なシーンをチョイスさせていただきました。初めて知る部分も多々あると思います。

【見どころ6】
 ゴジラ役の吉田瑞穂さん、ギドラ役の大橋明さん、バラゴン役の太田理愛さんにもインタビューして紹介するスーツアクターメイキング。写真と証言で、いかにお三方が大変なご苦労をされたのか、どんな思いでそれぞれの怪獣を演じられたのかがわかっていただけると思います。
 今回各スタッフの方々にお話をお聞きしたところ、あまりにも大きいスーツなので吉田さんは大変だったろうという話題が何度か出ました。歴代のゴジラスーツの中でも演じるのがもしかしたら難しい部類のゴジラだったのかもしれません。見事に演じ切った吉田さんを多くの関係者の方々が絶賛されていました。
 首に手を入れるタイプの今までになかったギドラを演じられた大橋さんも姿勢の維持が大変だったそうです。それでも魂を込めて演じられました。
 女性として初めてのゴジラ映画のスーツアクトレスとなった太田さんは、悩みながらもバラゴンを演じきりました。バラゴンへの愛も感じられます。

【見どころ7】
 ゴジラ映画としてはCGも多用されるようになった本作。視覚効果メイキングではビジュアルエフェクトを担当された松本肇さんにお話をお聞きし、CGや合成についてまとめました。

【見どころ8】
 コンプリーションには欠かせない恒例のロケ地紹介「被害地ガイド」では、物語の舞台となった静岡県の各所、激闘を繰り広げた横浜や大涌谷をはじめ、多くのロケ地を紹介しています。名シーンの舞台となった聖地を確認されてください。

【見どころ9】
 プロジェクトのコーナーでは、本編監督助手の清水俊文さんに本作の企画から作品の完成に至るまでを時系列にまとめていただきました。いくつか他のコーナーと重複される部分もありますが、こうしてまとめて紹介することでたくさんの方が関わって作られる本作が作られていく過程がわかっていただけると思います。

【見どころ10】
 「こんなものまであったのか!」な宣材コレクション、ライター陣の持っているマニアックなネタ満載のお馴染みのコラムももちろんコンプリーションの名物ですから欠かせません。

【見どころ11】
 メインスタッフのインタビューも充実。金子修介監督、特殊技術の神谷誠さん、脚本家の長谷川圭一さん、横谷昌宏さん(寄稿)、富山省吾プロデューサー、本間英行プロデューサー、音楽の大谷幸さん、音楽プロデューサーの北原京子さんに当時のお話をいろいろお聞きしました。20年の前の作品なのでいろいろと思い出していただき、それぞれのお立場でのお話をしていただきました。

【見どころ12】
 シナリオ類も各種掲載。おそらくは全文掲載は初となるだろう金子監督が最初に書かれた初期プロット、後々のストーリーの骨格部分が多々見られる長谷川圭一さんによる第2稿、製本となった5つのシナリオの検討稿、第二稿、第三稿、準備稿、決定稿を順に掲載しましたので、読んでいくとどのようにして修正を重ねて物語が作られていったのかがよくわかると思います。

【見どころ13】
 撮影で使用されたゴジラ、バラゴン、モスラ、ギドラらの怪獣たちの撮影用スーツをはじめとする各プロップが多数残っているのも本作。撮影に使用された大掛かりなものから小物に至るまで、東宝で保管されているものはもちろん、他所にあるものも含めて可能な限り現存してあるものは特写して紹介。イベントなどの展示でも見られないかなりレアなものもあります。「あれが今こんな状態で残っているのか!」なものもあるはずです。


 今回も関係各社の皆様にたくさんの写真や資料をお借りして構成することができました。また多くの方のご協力もいただきました。ご尽力いただいた皆様にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございしまた。

 本日発売となったこの一冊。『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』が大好きな方にとっては喜んでいただける一冊になったのではないかと思います。発売中ですので、ぜひ書店、通販サイトでお求めください。よろしくお願いします。

発行/株式会社ホビージャパン
定価/4,400円(税込)

http://hobbyjapan.co.jp/books/book/b599426.html

TM &(C)TOHO CO., LTD.
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