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有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ギドゴジスタンダードカラーのこだわり その3

2011年09月22日 | 新作商品情報


Part.3 細部の塗装

 今日は「ギドゴジ スタンダードカラー」の細部の塗装部分についてのこだわり。彩色サンプルからの変更点等もお知らせ致します。



■各細部でもひとつひとつこだわりました
 目のオレンジ部分は、当初これまで「ビオゴジ」や「ギドゴジ」で使用してきたオレンジゴールドをサンプルでは塗っていたのですが、いつもより明るめに変えました。劇中映像で確認するとアップのシーンと引きのシーンとでは目の色の見え方が大きく違って見えるゴジラです(平成ゴジラVSシリーズ全体にも言えます)。全体の色のバランスを考え、きちんと目がはっきり見えるようにしたく、明るくしました。
 その分、当初クリーム色に近い色を予定していた白目部分を城に近いアイボリーにし、よりはっきりさせました。

 キバの色は象牙色に近い乳白色で、ほとんど変更はないのですが、舌部分の口の中の色は変えました。
 実際の映像では口の中は真っ赤に近い色のゴジラです。弊社のゴジラでそのままの色を塗ると目立ちすぎて軽い感じになってしまいがちです。そこで当初はほぼピンクに使い色を予定していたのですが、これでもまだ軽い感じになります。
 実際の映像では確かに真っ赤な色に近いゴジラの口の中ですが、土煙や埃の舞うバトルや戦闘シーンでは、必ずしもそのままの色には見えない部分があり、陰になっている事も多いのでダークレッドに変更しました。
 口の中が目立ちすぎるのはやはりかわいくなりすぎるし、軽くも感じますので、目立たないようにしたのです。

 手足のツメ、背びれの先端はキバよりもやや赤みがかった肌色に近いものにしました。
 敵怪獣とのバトルシーンや戦闘シーン、街中を席巻するシーン等の土煙や埃の舞う中でのゴジラの表現をするためです。この「ギドゴジ」のボディ部分は、ご承知の通り「ビオゴジ」の流用ですし、各シーンでのゴジラスーツの汚れた感じを少しでも出したかったためです。ツメや背びれの先端等は汚れがわかりやすいですから、劇中では常にクリーンではない事がわかります。

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