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有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その158

2009年12月14日 | 制作裏話

PART.1 リクエストがあって商品化へ

 今日から2009年1月に発売したセット商品「新春ゴジラ福袋'09」(完売)の在中商品の制作裏話を書きます。
 まずはそのうちの一つ、「デスゴジ スタンダードカラーバージョン3」について。

■3つめの「スタンダードカラー」
 この「デスゴジ スタンダードカラーバージョン3」は、その名の通り以前発売した2つの「デスゴジ スタンダードカラー」(共に完売)のマイナーチェンジ版です。
 この3つの違いや各部の塗装についての詳細は以前書きました「こだわり」の方をご覧下さい(2008年12月26~29日)。
 発売のきっかけは、前に「デスゴジ カウントダウンバージョン」の「制作裏話」(2009年11月19~23日)でも書きましたが、たくさんお寄せいただいた「デスゴジ」へのリクエストです。「黒成型のデスゴジ」「スタンダードカラーの再販または近いもの」「劇中スーツに近いもの」等のリクエストを下さった方々に応えたいという事で商品化したものです。

 弊社が初めて「デスゴジ」を発売したのが2006年8月でした。最初のカラーが劇中スーツをイメージして塗装した「スタンダードカラー」です。
 当時その「スタンダードカラー」の配色を考える際に用意した複数の案があり、商品として実現したいものはいくつかありました。その中からチョイスしたのが最初のバージョンであり、「通販版(バージョン2)」なのです。
 他の案というのは違う色や塗装の仕方を変えているものなのですが、どうしても全体的には似てしまいます。赤系、オレンジ系、イエロー系、ゴールド系等の色の組み合わせになってしまうからです。
 成型色は基本的に黒、もしくはそれに近い色で考えていたものです。
 この「バージョン3」もほぼこの時には案としてあったものです。商品化としては半ば諦めていた配色案ではあったので、リクエストをいただかなければ実現しなかったカラーだったかもしれません。

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