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有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「84ゴジラ復活トーク」レポート

2019年02月28日 | ニュース




「ゴジラ1984コンプリーション」発売記念イベント
84ゴジラ復活トーク
盛況のうちに終了!!

 2月23日、新宿ロフトプラスワンで開催された、ゴジラ1984コンプリーション出版記念イベント「84ゴジラ復活トーク」は、豪華ゲストを迎えて、内容盛りだくさんで盛況のうちに終了しました。その報告です。



 コンプリーションイベントとしては4回目のイベント。
 豪華ゲストのトーク、書籍やグッズの販売、全員プレゼント、恒例となったオリジナルポストカードの購入者プレゼント、オリジナルメニュー、プレゼント抽選会などの内容で、多くのお客様にお越しいただき楽しんでいただきました。

 メインのトークは『ゴジラ』(1984年)に関わる5人の豪華ゲストの皆様。
 第一部はゴジラを作られた造形担当の安丸信行氏とゴジラスーツアクターの薩摩剣八郎氏のゴジラトークからスタート。薩摩さんは昨年のVSデストロイアコンプリーションイベントにも来ていただきました。
 これまで書籍などのインタビューで安丸さんにお話を聞く時に薩摩さんの話題が出てくるときがあります。逆に薩摩さんの時は安丸さんの話題になることがよくありました。その中でも84ゴジラに関係することが多く、笑ってしまうことが多々あったので、いつかお二人揃ってのお話ができればとずっと思っていたので、実現できて嬉しかったです。
 その通り、トークはお客様の反応を聞いてても笑いの連続で、みなさんに喜んでいただけたようです。
 途中から中野昭慶特技監督にも加わっていただき、さらに楽しくも貴重なお話が続けられました。
 第二部は中野監督に加えて、本編助監督の大河原孝夫監督、特撮助監督の浅田英一監督の3人のトーク。大河原監督は、薩摩さん同様に昨年のVSデストロイアコンプリーションイベントに続いてのご登壇です。
 本編、特撮、それぞれの現場での話を中心に多彩な話題で盛り上がりました。このお三方で84ゴジラの話が聞けるのはかなり貴重な機会だったと思います。トーク内容は、会場にいらしたお客様のものなので、ここでは詳しくは割愛しますが、“中野節は健在!!”ということで、ファンの皆様には喜んでいただけたと思います。


▲左から大河原監督、浅田監督、中野監督、安丸氏、薩摩氏

 書籍購入特典のこの日だけのポストカードには、中野監督と薩摩さんのどちらかの直筆サイン入りです。
 全員プレゼントには、劇中に登場した奥村宏の学生証の復刻品。こちらも今回だけですので、どちらもゲットされた方は大事にされてください。

 恒例となったオリジナルメニューは、4品。たくさんの皆さんに今回も召し上がっていただきました。特にフードの「帰巣本能“トリ”セット」と、「三原山ピラフ」は大好評でした。毎回作品に関係付けた(ように思わせる)オリジナルメニューを考えるのは楽ではないのですが、美味しいと言っていただけると私も嬉しいです。手前味噌ですが、私も美味しくいただきました。ロフトプラスワンさんのおかげです。
 「三原山ピラフ」は、中野監督にも「これうまいよ」と褒めていただきました。休憩時間には、安丸さんや薩摩さんにも勧めてくださいました。中野監督に促されて無言でパクパク召し上がる安丸さんと、「(勧められる前に)うまいからもう先に食べちゃったよ、オレは(笑)」と薩摩さんでした。


▲左奥からハイパワーレーザービームドリンク、スーパー( MI )Xドリンク
手前左から三原山ピラフ、帰巣本能“トリ”セット


 招待席には、本編撮影の原一民さん、特美でメカを担当された長沼孝さんにお越しいただき、トークの最中にコメントもいただきました。ありがとうございました。

 最後はこちらも恒例のプレゼント抽選会。レアな賞品をゲストの方々の抽選でお客様にプレゼントいたしました。当選された方はおめでとうございます。大事にされてください。
 このプレゼント抽選会にあたり、中野昭慶監督、大河原孝夫監督、浅田英一監督、安丸信行様、薩摩剣八郎様、株式会社ドリーム・プラネット・ドャパン様、ホビージャパン様、中村哲様のご協力をいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。弊社からも提供させていただきました。

 毎回イベントの冒頭は私がマイクを持たせていただき、少しお話をさせていただいているのですが、今回は35年前の作品ということで、聞いてみたかったことがありました。『ゴジラ』(1984年)を劇場でリアルタイムで観られた方とこの時まだ生まれてもいなかった方がどれぐらい来られたのか。
 挙手していただいた限りでは、どちらも2~3割ずつと言ったところでしょうか。ゴジラが今でも幅広い年齢層に支えられていることがわかりました。84ゴジラ以前のもの、vsシリーズ以降と、作品が変わればその比率も大きく変わっていくんでしょうね。そういう意味でも分岐点的作品だったことがわかります。
 お客様の中にも欠かさず来られているお馴染みのお顔もたくさんありましたし、初めての方もちらほらありました。
 そんなみなさんにとっても、今回は特撮のレジェンド級の5人の方が揃っておられたところを見られたのは幸せだったと思います。最後の5人のフォトセッションでも、今後あるかどうかわからない5ショットですから、たくさんのみなさんがカメラやスマホを手に取られていましたから。



 以下は個人的な感想です。
 いつものように標示類、抽選券、画像製作や配布チラシなど作るものがたくさんあるので羽沢組が一番大変なのは前日まで。当日は段取り通りに司会や裏方、記録用写真撮影をしているので、個人的には当日は(寝不足を除けば…笑)リラックスとして望んでいます。
 ゲストの皆様も書籍などでお世話になっている方々ばかりでしたので、休憩時間や終了後も楽しく談笑させていただいてましたので、私も楽しい1日でした。特に大ベテランの方々ならでは、活字にはできないようなお話もあり、恐れ入るばかりです(笑)。
 裏方をしている時間帯は、いつものようにトークを聞いていませんでしたので、あとで記録用(関係者だけなので一般の方はご覧いただけません。ごめんなさい)の動画で楽しませていただくつもりです。
 終了後の打ち上げでは、いつものように美味しいお酒でした。お客様の退場時には、たくさんの方に「楽しかった」とおっしゃっていただいたのでそれを中野監督に報告したところ、監督も喜んでおられました。
 そのほか、嬉しかったものの一つにお客様のマナーがありました。いつも冒頭の私のマイクで、イベントの進行の妨げになるのでゲストの皆様には個人的なサインや個人的なツーショット写真撮影はされないようにお願いしているのですが、今回は抜け駆けでそれをする方がいらっしゃらなかったことです。皆さん本当は望んでいたかと思いますが、ご協力いただき感謝しております。ありがとうございました。
 何はともあれ、今回も無事に終わってホッとしました。コンプリーションイベントが終わってようやく2018年が終わった感じの私です。あけましておめでとうございます(笑)。

 今回の開催にあたりご尽力いただいた皆様、ゲストの皆様、そしてそれぞれの担当をきちんとしてくれたイベントスタッフの皆さんに感謝します。ありがとうございました。


▲お客様の退場時、たくさんの方が写真を撮られていた壇上のフィギュア。
気になっていた方がちらほらいたようですのでちょっと説明。
30年ぐらい前に組み立てて作った海洋堂さんのソフビキットです。
コンプリーション記事の中でも使用してましたが、私の若い頃に作ったものなので
塗装がいまいちなところもあってあまりじっくり見られると恥ずかしいです。


※許可なくこの報告記事の中の写真の転載、コピーはしないでください。
※写真協力:秋田英夫氏 ありがとうございます!
TM & (C)TOHO CO., LTD.

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