Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「大ゴジラ特撮王国」を振り返って

2016年09月22日 | ニュース






「大ゴジラ特撮王国 YOKOHAMA」
たくさんの皆様のご来場
ありがとうございました!!

遅くなりましたが、「大ゴジラ特撮王国 YOKOHAMA」は9月4日に無事閉幕いたしました。ご来場くださった皆様、ありがとうござしました。

 前身である「大ゴジラ特撮展」からリニューアル、バージョンアップして、場所を横浜ランドマークタワーに移して開催。「大ゴジラ特撮展」から数えて4回目のイベントとなります。台風や悪天候の日もありましたが、今回もたくさんの方々にお越しいただきました。『シン・ゴジラ』人気のおかげもあったかもしれませんね。
 今回も弊社は、パンフレットの編集・デザイン、展示物の表示類作成、記録用写真係、トークショー&サイン会の裏方、ゲストの送迎、AR画像のデータ作成、ウェルカム映像の静止画のクリーニング、限定ソフビの発売などいろいろとお手伝いさせていただきました。69階で展示されたたくさんのパネルや表示のデータ作成も担当させていただきました。

 今回の見どころは何と言っても展示用着ぐるみスーツを使用した迫力あるジオラマではなかったかと思います。お客様に対しても写真撮影フリーでしたから、開場中はたくさんの方がカメラやスマホを片手に写真を撮られていました。
 マーブリング・ファインアーツさんが劇中さながらのジオラマを再現されて、各展示いずれもいろんなアングルから好きなように写真が撮れるわけです。いろんな方向から「いい絵」が撮れますから、長時間皆さんジオラマのところにおられるのがわかります。
 弊社は記録用としてたくさんの写真を会場内各所で撮っていますが、今回がダントツで撮った枚数が多いのです。このジオラマのせいですね。ついいろんな角度から撮ってしまいました。仕事ながらファインダーを覗くのが実に楽しかったです。

 展示そのものは『シン・ゴジラ』コーナー、プロップや資料のコーナー、ウェルカム映像、トリックアート、メカゴジラコーナー、イラストコーナーなど種類も多かったので、皆さんも楽しまれたのではないでしょうか。
 シン・ゴジラの2メートル立像や本物の雛型は注目していた方が多かったようです。

 怪獣たち、プロップなどの各展示物の表示類は主に中村晢さんと作りました。いずれも新規です。『シン・ゴジラ』関係のところは私が担当しましたが、いろいろまだ表記に制限がありましたから短い文章でも一番気を使ったところです。
 データ作成については、入稿データ作成時にこちらのミスもあってパネルにしていただく業者の方に何度かお手数をかけてしまいました。制作時はいろいろたくさんの他の業務と重なっていましたので(今も継続中ですが…)、慌ててしまったみたいです。その点は反省しております。まだまだ未熟です。次の機会にはそういうことのないようにしなくてはならないと思っております。

 トークショー&サイン会については前に報告した通りです。とにかくスムーズにサイン会まで無事終了できてほっとしております。
 手塚昌明監督にはいろんな面でお世話になりました。また水野久美さんにはサイン会のお手伝いをした家内共々いろいろ優しくお気遣いいただきました。深く感謝いたします。

 会場限定の「初代ゴジラ ブラウンバージョン」は、前に報告したように開場してからすぐに完売。追加の日も台風で大荒れの日だったにもかかわらず早くから会場前に並ばれて、開場してすぐになくなりました。お求め頂いた皆様ありがとうござました。
 今回は告知発表が遅れてしまい、遠方の方に「発売日に合わせて休暇や宿の手配するので教えてほしい」といくつか問い合わせもいただき、すぐに答えられなくて申し訳ないの一言でした。
 また、いつものことながら「もっとたくさん作ってほしい」のお声もありがとうございます。各業務も抱えながらの1つ1つ手塗りでの商品ですので、どうしても数が限られてしまいます。その点は本当にごめんなさい。


▲開幕日の開場前。始まってすぐに全てなくなりました。感謝です。

 今回弊社はイベントの宣材類の製作には関わっていないというのもありますが、とにかく忙しい時期でしたのであまり宣伝や告知に協力できませんでした。その点も少し申し訳なく思います。

 前3回に比べてお子さんたちや明らかにビギナーさんたちが多かったように思います。
 もっといろいろな人たちにゴジラを知ってもらい、ゴジラで楽しんでもらいたいという部分では今までで一番良かった気がします。
 その部分というのは、2年前、最初の池袋展の企画の時に川北紘一監督が思われていたことです。二人でそういう話をする機会があり、ちゃんとしたものを作ればファンの人たちは見に来てくれるけど、もっとゴジラをよく知らない人たち、特に子供達にも来て楽しんでもらえるようなものにしたいというのを話したことがあります。
 今回は小さいお子さんでも簡単に作れるジオラマ製作教室のコーナーもあり、記録用写真を撮りながら何人か作っている時にお子さんたちと話したのですが、ゴジラのことを語るときのキラキラした目が見ていてこちらも嬉しくなります。
 機龍やゴジラのスーツの前から、じっと見つめてなかなか動こうとしなかったお子さんたちも見かけました。
 映像に食い入るように見ながら、一生懸命に親御さんに説明しているお子さんもいました。
 川北監督の思いが少なからずとも広がっているのを強く感じました。

 いずれまた「大ゴジラ特撮王国」はあるでしょう。
 またお手伝いさせていただくことになると思いますが、今回の反省を生かし、また皆さんに楽しんでいただけるように尽力したいと思います。
 実行委員会の皆様、関係各所の皆様、ご協力いただいた皆様ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

PS 弊社から招待させていただいた方々にもたくさんお越しいただいたのですが、後で聞いたらほとんど私が会場にいない日。うっそーん……(笑)。


▲弊社がパッケージデザインをした「ゴジラカレー」も会場で販売。
川北監督の似顔絵は物販コーナー店長の宮島さんの制作。めっちゃ似てる!!



▲書籍の販売も充実。弊社が関連したものもたくさんあって嬉しい限りです。
その中で予想以上に売れたらしいのが「ゴジラ 東宝チャンピオンまつりパーフェクション」。
「たくさん怪獣の写真があるから」ということでお子さんたちが買われたそうです(^^)。