Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

地デジ化の影響は?

2011年07月29日 | 代表羽沢のG雑感
より造形をディープに観察!?

 7月24日から一部地域を除いて地デジ化がスタートしました。これを機会にテレビやブルーレイを購入された方も多いと思います。それまでゴジラ映画をブラウン管のテレビ、ビデオで見られていた方は映像の良さに喜んでおられるのではないでしょうか。

 弊社でも以前からフィギュアを作る上で、映像がより鮮明になり細かい部分がわかるのはとてもありがたい事ですし、その点は造形作業や配色を決める上では大いに役に立っています。「モスラ幼虫」や「メカゴジラ」を作る上ではとても助かりました。

 が、映像が良くなった事で逆に古い作品のアラもまたつい見えてしまう事にも気づかれている方もいらっしゃると思います。合成部分の境目や色のバランスの差、実写とCGとの違和感等……。これはブルーレイが出回り出した頃からすでに言われている事ですが、過去の特撮映画では仕方がない事かもしれません。
 もしかしたら純粋に楽しむ上では、昭和のゴジラを見る時には逆にビデオの方が余計な所に気がつかないで楽しめるのかもしれませんね。

 映画を含めた映像を作る業界でも、日々クオリティは進歩していると思います。アナログな怪獣作品も味があってなくならないでほしい気持ちも持ちつつ、そういったアラを感じさせない新作ゴジラや怪獣映画を楽しみに待ちたいと思います。

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