Part.2 彩色のこだわり
今日は「ファイナルゴジラ ブラックバージョン2」の彩色部分について。各色のこだわった所について書きます。
■黒をベースにメタリック系で統一
成型色は以前発売した「ブラックバージョン(1)」と全く同じシンプルな黒。
前回はボディには黒の成型をそのまま生かすべく何もスプレーしていませんでしたが、今回は対照的にボディ全体にガンメタブラックと呼ばれるメタリックブラックを塗装スプレーしました。ファイナルゴジラの劇中での圧倒的な強さを表現すべく、黒光りする雰囲気を出したかったためです。
各メーカー他社さんの数多く存在するゴジラソフビでも、意外な事に黒に近いガンメタブラック塗装のゴジラソフビは少ないのです(ガンメタと称してほとんどシルバーに近いものはいくつかあるようですが…)。
そういう意味ではかなり新鮮なゴジラソフビになったのではないかとも思います。
ツメ、キバはシンプルにゴールドで塗装しています。「バージョン(1)」では、ツメはシルバー、キバはややシルバーよりのライトゴールドで塗装したので、今回のものはより強調したと言えます。これはボディがガンメタブラックだからこそできたバランスでもあります。
背びれは「バージョン(1)」ではシルバーオンリーでしたが、こちらではメタリックブルーとシルバーのグラデーション。シルバーのみでは今回は印象が薄くなるためというのものありますが、やはり熱戦放射のための発光の雰囲気は多少出したかったし、一番の理由は単純に「カッコ良く」なるようにです。
目は以前発売した「バージョン(1)」同様の黒とメタリックオレンジ(前回より明るめ)です。黒部分は黒成型なのにあえて重ねてツヤを多めのブラックで塗装しています。
