Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その217

2010年12月17日 | 制作裏話


Part.4 ゴジラソフビでレトロを表現する事

■表現の可能性はまだまだあります!!
 この「レトログリーン」のサンプルを作ってみて思ったのは、ゴジラソフビにおいてレトロなものを表現するのには、何も一般にレトロタイプと呼ばれるソフビの造形や配色以外でもやり方次第では充分可能であるという事です。
 現在、多くのソフビメーカーさんが、ゴジラに限らずかつてのマルブル風の造形で多くの怪獣たちを発売されています。今はオリジナル怪獣等ではカラーリングにも個性的な配色で表現され、展開も豊富になってきました。その中で、ゴジラやウルトラ系の商品では今でも多くが造形だけではなく塗装自体もマルブル風な塗装で作られています。こういったタイプが多数発売されてきたという事はそれだけニーズがある事なのでしょうし、私個人もたまに欲しくなります。
 でもそのタイプだけがレトロ表現ではないと思うし、やり方はまだまだ隠されていると感じています。
 Gメモリーズセレクションは、レトロイメージばかりを目的にはしていませんが、こうしてたまにはノスタルジックな雰囲気を表現するテーマでも挑戦していこうと思っております。
 そういう意味ではこの「レトログリーン」は、やって良かったと思いますし、今後の展開をイメージさせる上でも役に立つ例となったと感じております。
 そして「緑のゴジラ」となれば、これまで弊社以外にも多くのメーカーさんが表現してきたゴジラソフビです。中には出尽くしたと感じておられる方もいらっしゃるでしょう。しかし、その枠の中でもこれから先、いろいろな展開がもっと広がる可能性がまだまだあるものだとも感じております。
 だってゴジラで楽しめるアイディア、まだまだありますもの。

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