よりみち散歩。

日々の暮らしのなかで心に浮かぶよしなしごとを、こじんまりとつぶやいています。お役立ち情報はありません。

神様に近づく祈り

2018年01月09日 | 運気アップ


昨年から神社本を数冊読み、そこで紹介されているスポットもいくつか巡ってみた。

そして「自分がピンと来た場所がパワースポットだ」という感慨に至った。

至極当然のことである。

「私の好きな相手はどんな人ですか」
と尋ねられても
「あなたが好きと思う人ですよ」
と答えるしかない。

ガイドブックは参考程度にとどめておくものである。
あまりに入れ込み過ぎて、自分の直感が不明瞭になるのは望ましくない。

開運を意識するのなら、神社仏閣を手当たり次第に参拝するよりも
日々の生活を丁寧に行ったほうが、効果があると思う。

例えば、高額の神社ツアーに参加する時間はあるのに
家は乱雑、トイレにはおさぼリング…では
あまり効果は望めないだろう。

意識して神社仏閣に赴き、合掌して拝むことも大事だと思うが
それよりも感謝を日々続けているほうが、神様に近い気がする。

有名な神社仏閣に赴き、長い行列の中
「ああ疲れたな」「空気が悪いな」「子どもがぐずっている」
「後ろの人が待っているから早めに切り上げなきゃ」と
雑念まみれで参詣するのが、祈りなのかと疑念を持っている。

あまり神様や祈りに集中していないように思える。

むしろ、食事の時に「いただきます」とさりげなく手を合わせる人、
レジが済んだ後に店員さんに「ありがとうございます」と挨拶する人、
散歩の途中に、静かに祠に頭を下げる人。


こういう姿に美しい「祈り」を感じる。



まず自分を整えることから