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暴力団と原子力と真言宗系寺社の結びつき

2013-09-26 12:46:30 | 科学っぽい思考
 なぜか先ほどWikipediaの「福島の原子力発電所と地域社会」を読んでいたら次の様な一文が目に入った。
福島第一原子力発電所用地の買収

 鈴木智彦が建設業に転身した地元の元暴力団関係者に取材したところ、建設当時は地域社会と暴力団との結びつきは密接で、法律的な規制もほとんど存在しなかったという。上述のように地元の暴力団は収入源を常磐地域の炭鉱(1960年代までは日本有数の産炭地に近かった)に求めていたが、その炭鉱が閉山していく中で新たな利権として原子力発電所は地域を挙げて歓迎され、用地買収をつつがなく取り仕切るため、地元の取りまとめたとして活躍した者も居るのだという。取りまとめの際には(地元の大半が賛成状態とはいえ)「うるせえ奴を一発で黙らせる」という暴力団ならではの仕事もあった。また、土地の売却に当たってポイントとなったのは山林や田畑よりも墓地であり、これも寺社と打合せの上、檀家を取り統めて一括交渉であり、中間マージンを見返りに受け取っていた。ある集落の墓地を近隣に移転した際には、東電側が「住民票が3年以上ある人」を条件としたため、当初補償対象から漏れた家を含めるようにサポートし、感謝されたという[2]。

 近くに真言宗系の寺社が存在する理由は実はここにあって、実際に暴力団とも関与していたのはかなり明白の様だ。京都方面では真言宗の評判がかなり悪い事を聞くがおそらくここに端を発している可能性が高いと思われる。山口組が伸びる原因も最初の方の構成員が殆ど瀬戸内海地方特有の真言宗であって、前にその方法で成功した事に由来する可能性がある。ついに実体化した感じがあるが、「遍照」という秘密結社の噂は二回ぐらい聞いていたので案外広い範囲に伝わっていたのかもしれない。


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