竜巻が多いきがする

　竜巻が最近頻発しているようだが、異常気象であっても気候変動や直接に人為的なものとはいえない。積乱雲が出やすくなったことによって、その分、竜巻発生の頻度が増しただけである。
　「竜巻が出やすいところ≒熱界による積乱雲が出やすいところ」であるのだが、界雷は場所を選ばないように思われ、たまたま関東地方で二年連続で被害の出る竜巻被害が出たが偶然としか言えない。ただし、微妙に加わる要因として、埼玉の熊谷や館林の高温があるかもしれない。昔から栃木県南部では北西からくる基本的に熱雷である日光雷と南西からくる熱界雷である通称「三杯」を分けていて、「三杯」を怖がっていたようなのだが、夏場は奥多摩・奥秩父から熊谷や館林の上を通ってその雷はやってくるのでその高温の影響を昔から受けている可能性はある。
　竜巻は派手で大変な被害を出すのだが、気象災害としては局地性が高く近年まであまり重要視はされてこなかった上に映像として残る事は稀だった。これから発生が増えるという事は無いと思うが、映像や被害実態が本人から発せられるので体感的に増える事は確実であると思われる。防災は非常に難しく、大抵意味がないが対応マニュアルは必要かもしれない。