テレビから瀬戸内寂少さんの声が(漢字、あってんのかな)聞こえてきた。彼女の本は読んだことが無いけれど、その死生観には、うなづかされるところが多い。生き死にのことを、普通の人が、普通の言葉でに語っているように俺には聞こえてくるし、難しいことを、身の丈にあった言葉で語ってくれているように思える。番組の最後に、85歳の自分のことを95歳だと勘違いしていたところは微笑ましかった。
前にも書いたが、彼女の「長生きはしてみるもんよ」(確かこんなふうな言葉)とさらっと言い放った言葉にはやられたし。あの言葉は、ほんとずるい。(w
12月の半ばにそろそろさしかかろうというのに、まだまだ花がそこらに咲いている。花は盛りが見事だろうが、寒風の中に見る花もまた良いものだなと思う。