あらかると one day

小さな旅とetc・・・。

阿波九城巡り (西部編)

2010-11-28 12:09:35 | 
11月23日 時々

徳島城博物館主催の「バスで行く阿波九城めぐり」に参加する。
阿波九城とは天正13年(1585)阿波国を拝領した蜂須賀家政が、渭津城(徳島城)を築くと共に国内の要塞として築いた九つの城を言います。
今回は大西、川島、一宮城と九城ではないが土塁や二重堀がはっきり残っている重清城跡を訪れました。
九城はその後、元和元年、寛永15年の一国一城令で壊されている。

池田大西城跡


現在は諏訪神社境内になっている。ここから繁栄した船着場と撫養街道と伊予街道が交わる郷町池田が見える。

大西城の石垣


1221年に小笠原長清によって築かれたが、現在は幼稚園の基礎部分にあり東側に一部見ることが出来る。
石垣は吉野川北岸側では砂岩が多く南岸では青石が多いそうだ。

重清城跡


阿波九城ではないが長宗我部元親の阿波侵攻の際三好氏との間で三度にわたり争奪が広げられた城跡。
二重堀、土塁がはっきり残っている。

川島城跡


破壊がひどく模擬天守の西側にわずかに城跡の断崖と石垣が残っている。

一宮城跡 本丸石垣


本丸跡から徳島市、鳴門、淡路、紀伊水道まで見渡せる。


徳島県で最大級の山城跡。
天正13年家政が居城としたが渭津城に移り、ここは阿波九城の一つとして整備された。
元和元年に廃城になったが、現在は保存会の方が良く手入れされ本丸跡にも登りやすい。

バスの中でお聞きした話では中世の頃から吉野川を交通手段としてたくさんの城や町があったということだ。
まだまだ私の知らない徳島がいっぱいある。春の南編が楽しみです。




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合同手芸作品展

2010-11-25 17:49:02 | 折り紙


フェスティバルあいのミニイベントで4グループ合同手芸作品展が開かれています。
場所は徳島市シビックセンター5F市民ギャラーリーです。
手まり、戸塚刺繍、折り紙が2グループ、私の所属する「藍の香」も出展しています。

「藍の香」のコーナー


川崎先生の1分ローズ、皆で折りました。


こんな可愛い作品も
 

私達以外の3グループの作品も見ごたえがあります。
体験コーナーもあります。
ぜひ おいでください。26日 PM4時までしています。
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思いがけなく高知城へ

2010-11-21 17:27:17 | 
11月20日 

 徳島城博物館の「美術講座」研修旅行で高知に出かける。

こんな展覧会に行ってきました。


最後の高知県立文学館の「松谷みよ子の世界展」の学芸員さんの解説を待っていたら、お隣の席の方が「1時間もあるのにここを抜けて高知城へ行かない?」と誘われた。
高知城はここ文学館の目の前にあって私もお城の登り口をちらっと見て入って来たのだが、一人であったら行ってないのに二人であれば怖いものなしで、皆さんから離れてお城へ行きました。
引率のS先生、学芸員さんすみません。

高知城


駐車場側から入ったので後で知ったが追手門から入れば天守閣と追手門が一緒に写せる場所があったみたいだ。
築城時のものは焼失しているが現天守閣と本丸は1749年に再建されている。
天守閣が現存する12城の一つ。国の重要文化財。

天守閣より
 

天守閣の外を一回りできる。外に出られない天守閣が多いの嬉しかった。
上から見ると御殿を中心にした本丸部分が残っている。
これは全国で高知城だけらしい。

再び文学館に戻って模範的な講座生の顔をして皆さんと一緒に徳島に帰ってきた。
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ウォーキングマップ五街道(野尻宿)

2010-11-19 22:29:03 | ウォーキングマップ(五街道)
                     歌川広重 木曾街道69次 第40次

 9月21日に浦和宿を出発して282.8キロやっと野尻宿に到着する。
一日平均 5キロのウォーキング。これではなかなか進まないが続けることが大事だ。

野尻宿
中山道六十九次の40番目の宿場。
木曽の檜と共に繁栄した宿場である野尻宿。
宿場通りの長さは奈良井宿に次いでおり、外敵を防ぐため、町筋を左右にうねらせた「七曲り」となっているのが特徴。

1791年(寛政3年)に大火に遭い、昔の建物の大半が消失した。
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源氏物語ゆかりの地へ

2010-11-14 16:19:29 | 
 11月13日 

黄砂のせいかそれとも本当に曇っているのかそんな京都に行きました。
今回は「源氏物語研究会」の皆さんと一緒です。
私自身は瀬戸内寂聴さんの「源氏物語」をさらっと読んだことはあるのですが、バスの中で皆さんの話を聞いていたら詳しい裏の話までわかって興味深い旅になりました。

近江国庁跡(大津市神領)


奈良時代から平安時代にかけて役所があった所。今でいえば県庁。
源氏物語で斎宮が伊勢に行く最初の宿泊所「瀬田の頓宮」はこのあたりらしい。

瀬田の唐橋(大津市唐橋町)


平安時代東国に下る時使った。
源氏物語では六条御息所、空蝉、浮船が通っている。

逢坂の関(大津市逢坂)


平安時代は三大関所の一つ。
光源氏が中央政界に返り咲きお礼詣でに石山神社に詣でた時、夫の任期が明けて京都に上っていた空蝉とすれちがう場所。

蝉丸神社


逢坂山の下にあり「これやこの 行きも帰るも 別れでは 知るも知らぬも 逢坂の関」 
百人一首 10番の作者 蝉丸を祭る神社。 神社の前に舞台があるのが興味深かった。

修学院離宮 総門 (京都市左京区)


17世紀中頃 後水尾上皇が作られた離宮。
平安時代 このあたりから大原までを小野の地名で呼ばれていた。
源氏物語では落ち葉の宮の母、一条御息所が病気療養のためこの近くに移り住む。
夕霧がたびたび訪れる。
離宮に入るには事前に申し込まないといけない。
門の前の人は参観の時間を待っている人たち。

三千院横から来迎院へ


来迎院を通り越して音無しの滝へ


音無しの滝 (京都市東山区)


天台声明や融通念仏宗を興された聖応大師良忍上人が声明の修行をしていると、ついには声明と滝の音が和して滝の音が聞こえなくなったという故事がある。
源氏物語では落ち葉の宮が夕霧に渡した歌に「音無しの滝」が入っている。
又 浮船が入水自殺をしたのもこのあたりらしい。

岩戸落葉神社 (京都市北区)


着いたのは6時過ぎ、すっかり暗くなって何も見えない。
主催のS先生が「イチョウのライトアップの日」を14日と勘違いしていてちょっとがっかりする。
ここは落ち葉の宮が住んでいたという説がある場所。
祠も岩戸社と落葉社が祭られている。



昼間であればこんな風景 (20メートルもの巨木のイチョウ)docoico.netより

一日中京都を駆け抜けた旅だった。
源氏物語の知らないことがいっぱい勉強できました。 




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クリスマスリース

2010-11-11 17:10:53 | 折り紙
 今日は折り紙教室の日。
前回作ったもみの木とトナカイも使って蔓を輪にした物に、
小さなリースやサンタ、箱、星を飾った。
25日の市民ギャラリーにはこの作品をいっぱい飾るそうだ。
いっぺんにクリスマスムードになってしまいそう。
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円成寺、般若寺そして郡山城跡へ

2010-11-07 20:19:10 | 
 11月6日 

S大生涯学習センターの「奈良を旅する」研修旅行に参加させてもらった。
今回は奈良市にある円成寺と般若寺、大和文華館、大和郡山城跡、どちらも初めて訪れる所だ。

円成寺 春日堂、白山堂


どちらも一間社春日造桧皮葺(1228年建立) 
又、多宝塔には青年運慶が製作した「大日如来像」があり一文字に手を結んでいて、忍者はこれを摸したのでは?とも言われている。
お堂も如来像も国宝指定の貴重なものだ。

円成寺 浄土庭園


楼門の前には浄土式庭園が広がり、所々紅葉も見られ美しかった。

般若寺 楼門(国宝)


般若寺のコスモス


花の寺としても有名で境内にはまだコスモスが見られた。
昼食をいつもの古都屋さんで済ませ大和文華館と郡山城跡に向かった。

大和文華館


開館50周年記念展が開催されていて、運よく国宝の「松浦屏風」も展示されていて美しい色彩、着物の文様に引かれてしまった。

大和郡山城跡 外堀


深い内堀


天守閣跡の石積み


秀吉の命により大工事が行われた郡山城は家割の石材提出が厳命され寺といえども例外でなく多くの石仏が運び込まれ、北側の石垣にはたくさん見られる。

天守閣跡からの眺め


本当は石垣が危険なので登ったらいけなかったらしいのだが、何も標識がなかったので十人ほど登ってしまった。
柳沢文庫の学芸員さんがあわてて注意をしに来てくれた。遠くに復元された追手東隅櫓が見える。

大和郡山はやっぱり金魚


マンホールのふたです。金魚の模様が入っていました。

徳島7時出発、帰着は20時30分、ハードなそして充実した一日でした。





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