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皆さんこんにちは!土曜日、日曜日も終日診療しております皮膚科 橋本クリニックの院長の橋本です。
昨日は近隣の先生方との忘年会でした。
開業の際ご挨拶にお伺いはしましたが、お二人の先生を除いてご挨拶以来ほぼ初対面に近い方ばかりの先生方の中にお邪魔する次第。
かなり緊張して行きました。
万一遅れてはいけませんので、診療が終わってすぐにクリニックを出発。
途中イルミネーションに目を奪われました(その1、その2)が、15分前には到着しました。
一番若造ですから一番乗りを目指していましたが、残念ながら3番目でした・・・。
緊張しながら先に見えられていたお二人の先生に挨拶しました。
総勢10名のブロック会ですから私の話はご存知で、快く迎え入れて頂きました。
その後の会も和気藹々といった雰囲気で、皆さん本当に話しやすい先生ばかりで助かりました。
私の年齢が37才といいましたら、ある先生は31才で開業したんだとおっしゃられ大変驚きました。
話の流れから医学の歴史とも言えます、学会発表やメスの話で盛り上がりました。学会発表の話題では、手書きでスライドを作られていた話から、コンピュータが導入され、当時60~70万円のコンピュータを買われたという話になり、メスの話では自分でメスを研ぐのが日課だったという外科の先生もおられました。私が医師になったころには残念ながらほとんどが替え刃のメスでした。(感染症の関連もあり、現在替え刃が主流です)
またある先生が東京工業大学を卒業された後に就職され、その後一念発起され1年で広島大学に入学された話(ちなみに私は3回チャレンジしましたが、縁がありませんでした・・・。)など興味深い話が多く、大変楽しませていただきました。
開業して長く診療しておられる先生が多いので、あまり宣伝とかはされておられないようですが、当院の状況や宣伝の話をさせていただきましたところ、最近の開業は大変だというように言って頂きました。
宣伝に関してはホームページとこのブログがかなり貢献していますというと意外な様子で、『そんなに効果がありますか?』という質問がありました。
現在の当院で、初診の方のインターネットを見てこられた方の割合は大体2~3割(最近下がっており、開業当初は5割を超えていました)といったところでしょうか。現在一番多いのはクチコミですね。クチコミで3~4割程度になると思います。(家族の方が受診されたことも含んでいます。)
インターネットの広告効果がかなりあることをお伝えすると、皆さん興味を持たれましたが、やはり面倒だなということで尻込みされておられました。(恐らくこれ以上患者さんにお越しいただいても、患者さんに迷惑をかけてしまう先生もおられるようです)
これからもブロック会でお世話になる先生ですから、手作りで良ければホームページ作りますよとお伝えしました。(当然当院で行ったSEO対策も含めて行います)
残念ながら、遠慮もあってかその場で作ると宣言された先生はおられませんでした。
話は変わりますが、距離的に近いということもあり、ブロック会の先生から患者さんを御紹介いただくことも多く、大変ありがたく思っております。
今後は患者さんの病状によって、近隣の先生へ御紹介できるように、先生方の得意な領域などをお伺いできればと思います。
ブロック会の先生方本当に勉強になりました。大変ありがとうございました。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
医師数を減らした病院の比率第一位が三重県でした。
その数60%以上とのことを知人のブログで拝見しました。(そのブログはこちら)
三重大学を卒業し、三重県で3年間働いた立場での考えを述べたいと思います。
知人のブログでは、ネタを提供した人間にとって三重県のワースト1が意外だったということです。
私が働いていた時分(7・8年ほど前)から三重県の医師は無理しているなと思っていました。
だって元々医師が少ないのに、多くの患者さんがお越しになります。特に夜間・休日の当直や日直は憂鬱で仕方がありませんでした。
あまり良く覚えていませんが、外科系(外科系・内科系・産婦人科・小児科で分かれていました。)の夜間の外来数が30人前後だったのではないかと思います。ほとんど寝る時間はありませんでした。しかも救急車は断ってはいけないというルールがあったので本当に大変でした。
僕にはこの生活を続けるのは無理だなと真剣に思いました。
三重大学に入局する医師も減少の一途。
三重県内の病院に派遣しても、すりつぶされるほどの重労働・・・。
そこで、三重大学の各医局は一計を案じました。
少ない医局員を派遣する病院を絞りこんだのです。
つまり待遇の悪い病院(給料面だけでなく、仕事の負荷も含めて)は医師を引き上げてしまうのです。なぜなら待遇の悪い病院に派遣して、派遣された医師がすりつぶされてしまい医局を辞められてはいけないので、医局員を守るようになったのです。
1人ずつ5箇所に派遣するよりも、5人が1箇所に集まれば医師の負担も減らせるし、一人ではできないこともできるという考えで集約を行いました。
三重県内の病院も病院により医師を大切にする対策を講じました。
夜間、休日外来をフリーアクセス(誰でも受診可)から、二次救急以上(命には関わらないが速やかな処置が必要)や三次救急(処置を行わないと命に関わるもの)だけ診るようにし、医師の待遇を改善したのです。
そんな医者の都合だけ押し付けて・・・。
と思われた方もおられるかもしれません。
でも良く考えてみてください。
ほとんど睡眠が取れていない医者に診てもらいたいですか?
医師も人間なんです。
医者の立場で話をすればもっと悲惨です。
寝ずに頑張って頑張って頑張って、無理をして無理をして。
医療ミスで訴えられるリスク満載・・・・。
医師の使命感に甘えて(例えば36時間勤務が日常的に行われていることや夜間の呼び出しに応じるなど、労働基準法に明らかに違反しているのに頑張っているなど)対策を怠った行政の責任は大きいと思いますが・・・。
医療崩壊という言葉で、あたかも自然と壊れたという表現をしていますが、医師の間では『医療破壊』だと言っています。
誰が壊しているんでしょうね・・・・。
良い医療行政が行われることを切に願っています。
これからもよろしくお願いいたします。
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