学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を巡り、文部科学省が内閣府から「総理のご意向」と伝えられたとする文書について、今年1月に辞任した前川喜平前文科次官(62)が25日、東京都内で記者会見し「確実に存在した」と証言した。
どうやら、この人が、情報源であると言われている。
次の疑問点を上げることができます。
・役人が、役所の文書を流失させて良いのか?という信義の問題については、言及していない。
・獣医学部新設を巡る内閣府などとのやりとりについては「将来の人材需要への明確な根拠が示されなかった。極めて薄弱な根拠のもとで規制緩和が行われた。公平・公正であるべき行政がゆがめられた」と強調した。
→ この文科省は、52年間、ずっと獣医学部を認可してこなかったことは、触れていない。
背景は、日本獣医師会が、大学の定員増加を望んでいなかったからで、役所は、既得権に貢献している。
・出会い系バーに出入りするきっかけについては「バーでデートの相手を見つけたり、場合によって援助交際の相手を見つけたりしてお金をもらう女性の姿を紹介する番組を見て、実際に会って話を聞いてみたいと思った」と説明。
バーで出会った女性と食事をしたり、お金をあげたりして話を聞いていたという。
「バーに出入りしたことで文科行政、教育行政の課題が見いだせた。そういう意味では役に立ったと思っているし、意義があったと思っている」と強調した。
→ 何回も出入する意味はあったのか?、一部の新聞では頻繁にと記載されていました。
官房長官から注意を受けて出入をしなくなった模様の様です。
完全に、言い訳です。
その他、民進党のブーメラン状況は、次のとおり。
・民進党の玉木議員は、「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画に関し、約2年前、学部新設に猛反対している日本獣医師会の総会で「おかしな方向に向かいそうになった際はしっかり止める」などと、計画阻止を約束していたことが22日までに分かった。
http://www.sankei.com/premium/news/170522/prm1705220008-n1.html
玉木氏は自身のブログで父親が香川県獣医師会の副会長をしており、弟も獣医であることを明かしている。玉木氏は平成24年に日本獣医師会の政治団体「日本獣医師連盟」から100万円の献金を受けるなど、日本獣医師会との深いつながりが明らかになっている。
(追記)その後の玉木議員:
http://ameblo.jp/tamakiyuichiro/entry-12277116913.html
https://www.youtube.com/watch?v=HwJ5vOP5lVw
→ 何時もの事であるが、自分に都合の悪い情報はオープンにしないが、結局、この手の情報が流失し、民進党への信頼を失っていることに気付かない民進党議員の事例。
https://twitter.com/hashtag/%E7%8E%89%E6%9C%A8%E9%9B%84%E4%B8%80%E9%83%8E
・民進党の高井崇志衆院議員は、獣医学部新設を要望していた。
高井氏は昨年(2016年)4月26日、衆院地方創生に関する特別委員会で、中国、四国地方の獣医師が足りず、地域によって偏っているとして、国家戦略特区を使って「岩盤規制」を突破するよう強く求めていた。さらに、この質問をした3日後の4月29日、高井氏は自身のホームページにうれしそうにこんな風に書き込んでいる。
「愛媛県今治市に50年ぶりの新設をめざす「獣医学部」について。四国4県の大学には獣医学部が一つも無く、獣医師の偏在が問題になっています。地元の岡山理科大学が力を入れており、「これは何としても実現して欲しい」と山口俊一与党筆頭理事(徳島県選出)とともに、石破大臣に強くお願いしました」(高井たかしオフィシャルサイト)
http://www.takaitakashi.com/tatakai-nikki/22074
国会での質疑映像:
https://www.youtube.com/watch?v=ptEEqYV3pTw
→ 民進党衆議院議員は、要望が通ったと思っているが、民進党党首はそうは思っていない事例。
追記(15:30):
今日、取ってつけたような高井議員のツイッター:
https://www.facebook.com/takaitakashi.ugokebakawaru/posts/761386310709603
追記(5月27日)
タイトル:[2017-05-26] 【辛坊治郎】加計学園問題 ヤバすぎる玉木雄一郎を痛烈批判!『は?何で??バ●なの??』