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60代、何が目出度い!

人生100年時代に備え、貯金も貯筋も大事!
そんな60代の日常を綴ります。

こんなに似てる話ってあるんだ。。。

2021-07-29 08:17:36 | マネー
今、読んでる垣谷美雨さんの「老後の資金がありません」。
もう、あと少しで終わりとなって…ふと、これは昔からの友人のAちゃんの話ではないか?と。

あまりに登場人物の人間関係が似すぎていて、怖くなってきた。
コロナ禍で、まだ公開未定となってる映画では、篤子さん役を天海祐希さんが主演。
Aちゃんは、菊池桃子似のほんわか美人。
天海祐希さんが普通の主婦を演じても、バリバリな感じ。
あのAちゃんも法事の時に親戚からお舅さんが亡くなったのだから、「姑さんと同居しなさい」と言われた時に、思わずブチ切れて「私に無理です」と強く言ったとか。
その背景には、賢い妹さんが、必ず「私は〇〇家に嫁いだ人間ですから、長男が親を見るもの。」と言い張っていたとか。
小説の方は、いろいろとあって同居するんだけどね。
Aちゃんの方は、ギリギリセーフだった。。

Aちゃんが嫁いだ先も東京の地元では有名な饅頭屋。
この小説の義理の両親も浅草の饅頭屋。同じく旦那さんは、店を継がなかった。
Aちゃんのご主人には、賢い妹さん(小説と同じく、お金持ちに嫁ぎ、ケチなところも!)が。。。篤子さんと同じく、1女1男と恵まれて。

垣谷美雨さん、Aちゃんとお友達だったのかしら?と思わずにはいられない。

で、Aちゃんが同居を拒んだ事で、旦那さんと賢い?妹さんで、お姑さんを月40万円もする高級老人ホームに入居させたと。(40万円が高級かはどうか?は、私はわからないが、私的には、やはり高い方だと思う。)
小説の方も高級老人ホームにお姑さんは入っていた。。
ただ、違うのは、小説は兄妹で各々月9万円づつ出し合って、自分たちの親の面倒を看ていた。
Aちゃんのお姑さんの老人ホームの代金は、お舅さんの保険金をそれを充てた。。たぶん、(下世話な話だけど保険金は)1000万円〜1500万円?位だったんじゃないのかな。。

小説の方は、主人公の夫婦がリストラされて、元々あった貯金は、娘の結婚式、舅の葬儀代に消え、その毎月の9万円が払えなくなったから、お姑さんを引き取る形になった。

さて、Aちゃんのお姑さんの方は、それなりな高級老人ホームで、入居者も医者や弁護士だった人が多かった、と。
また月の金額がどれ位掛かっているのかを知らされてないお姑さんは、そのホームでは日々楽しく暮らしていた、と聞いていた。
そして、3年が過ぎた。。

その辺りから、毎晩のように、旦那さんがうなされていた、と。
「お金がない…父親の保険金が、もうすぐ底をつく。」
「こんなに母親が長生きするとは思わなかった。」と。

もちろん、Aちゃんには、蓄えが、そんなにない。。(と、思う。)
若い頃から、「私は貯金だけはしておいた方が良いよ。」と言い続けていた、私。
一緒にランチを食べるとなると、彼女に付いて行けば、お高いランチのお店だったり、小洒落たパン屋さんのお高いパンが好きで、すぐ有名店のパン買ってしまう。
でも彼女の口癖が「いつも節約してるんだから、これ位いいよね。」(これも小説の篤子さんが言ってる言葉だったり。。w)

人生は予期せぬ出来事があったりで、本当に、底をつく寸前で、お姑さんは、倒れて…あれよあれよで、あちらの世界に逝ってしまった。。

あんなにマゾコンだった旦那さんが、葬儀で「(母親が亡くなって)ホッとした。」と口走ったのには、Aちゃんは驚いた、と。

運良く、小説とは違い、子供孝行なお姑さんだったから、同居する事もなかった。
今はAちゃんはお孫さんも出来て、それなりな生活をしてるんだろうと思うけど。

ご主人もAちゃんも国民年金だけだし…、あんな性格だから、蓄えはないだろう(苦笑)
これまた運良く?義理の両親の饅頭屋さんの家屋や土地は残ってるから、賢い妹さんと旦那さんは、そこを分ければ、老後安泰なんじゃないのかなぁ。。

だけど、こんなに似てる?小説も滅多にないなぁ。。
反対に、こう言う話は巷には、いっぱいある、って事??
残り少なくったけど、登場人物をAちゃん家族に当て嵌めると、なんだかしっくり来るのも????ねぇ。。

垣谷美雨さんに、Aちゃんとお知り合い?お友達だった?と、まずは聞いてみたいなぁ(苦笑)