くらしのタネ


原田 晴子
やきものやる日々

春の日。

2014-04-07 | 日記

もう春休みがおわりゃしない!!

と嫌気がさし、あまりに疲れて実家へ・・というわけではないが、ただでさえ春やすみなのにまた週末。

たまらんわけで。

それと、なぜか姉が大好きな浜北の不動寺の花祭りへ今年も行こうというわけで金曜からそそくさと

常滑を後にし、浜松へ。

春から姉は浜松での仕事が多くなったので、職場の寮のようなアパートへ家族へ入り、まだお泊りはしたことがなかったので

一泊。

あちらは一歳児、こちらは7歳と2歳のちびどもが段ボールでつくったおうちに入ってまったりと

遊んでくれているのをいいことに、少し前からカクテルに凝りだした義理の兄と三人。あれやこれや飲みまくり。

ま、でも最近は子供を寝かせてから起きて映画でも・・と思いつつはっと気が付くと12時過ぎてたりして、ああ・・今日も自分の

時間が取れんかったぜ・・と沈没する毎日であったので、楽しかった。

翌日は花見をかねて船明ダムへ。

なんとなくこの辺へ行ってみようかというだけのぷらんであったのに、桜まつりというものが行われていて、

吸い込まれるように公園へ。

船明ダム。子供のころに遠足かなんかで来たきりだったね~

桜まつりの端っこ。結構さむかった。

そして浜北の不動寺の花祭り。

甘茶をお釈迦様にかけ、甘茶を頂き、浜北浩二の演歌ショーなんかもあったりして、お抹茶を頂きながら

三時からのミス浜北が投げる餅を心待ちにする。

まだかまだか。上の娘に朝から大きいおばあちゃんは本当に餅拾いの名手だった。

足が悪いのに、しっかりと地べたに腰を下ろし、眼下に来た餅は見逃さず、エプロンにさっと入れる。

そんな武勇伝を話してあったので、娘は張り切ってしまって、早くからまだかまだかとうるさいうるさい。

が、実際始まってみると、ミス浜北はロクにもちを遠くに投げられず、

娘はといえば、投げる方向にいちいち反応して立ち上がりぐるぐる回って空回りばかり。

仕方がないのでほら後ろに一こあるよ!!と自分が拾ったものをわざと拾わせる”やらせ拾い”まで駆使したのに

うんうん言って悔しがる始末。子供の上に初めて。素人もいいとこなのだからああ取れんかった次は・・くらいで

収めといてほしいものだ。

まあ、餅投げというのは人を熱狂させる。

子供のころは近所で家の建前があると、餅投げがあるぞとビニール袋片手に集まったものである。

大人も餅投げにはまったく容赦ないのだ。

昨今はこの餅投げ拾いには”業者”がいるらしく、拾って転売するのだとか。

せちがらい世の中この上ない。

ともかく、今年も”不動寺の海老蔵”と原田家がひそかに呼んでいる若いおっさまも拝めた。

己の衰えはおいといて「あ~なんか、老けたね。光が鈍った」などと言いながらも平和に今年の花祭りも

おわったのであった。

明日からやっと小学校の始業式。二年生になる娘はどう成長するやら。