風邪をひきました。
ともあれ三連休。上の娘がガールスカウトの記念旅行に広島へ。
深夜バスで出発し、朝から宮島・広島へという旅行。ずいぶん前から楽しみにしていて、
ちょっと前にキャンプへ行っては夜泣けちゃった汚名挽回とばかりに
張り切って出発。ちょうど高速バスの事故が続いてたり、連休とあって渋滞もさけられないだろう
と思うと、一抹の不安もあるけれどもがんばってきてほしいものだ。と送り出した。
不安と言えば、バスの運転手さんが二人そろって70超えてるよな・・ということもあったけど
原爆ドームに行って、娘がどう思うか。そのほうが不安。
ばかがつくほど怖がり。帰ってきてまたトイレもいけない留守番もできないなんてことに
ならんだろうか。
各言う私は、五年生だったか、四年生だったか。社会で"はだしのゲン"のビデオを観るという。
戦争の事を学び始め、ちょっと好奇心で図書室にあった はだしのゲン の単行本をチラ見。
怖くて怖くて不安で。
翌日どうしても観たくなくて学校をずる休みした。
その後も少しそれは引きずった。
母方の祖父は、戦争へ行ったものの流れ弾に当たって早々に負傷兵として引き揚げてきた人。
父方の祖父はフィリピンでやはり銃弾に倒れて会うこともなく亡くなっている。
大好きだった母方のおじいちゃんも、人を殺したりしたのだろうか。
そんなことが頭によぎり会うのが嫌になったことがあった。
それでもふた月に一回は、御前崎にある親戚に行ったりしていたある帰り道。
母に思い切って尋ねた。
すると「あの時代は、何もかもが狂ってたんだよ。もう終わったのだから大丈夫。」
そう言われてやっと心が溶けた。
なんだかそれだけは覚えてる。
結構神経質で気に病む子供だったのだ。ぎゃっ。上の娘そっくり。
そして。二人になったたあちゃんとわたし。何をしようか・・・
思いあぐねた挙句、セントレアならなにかしらイベントやっているでショーとて
まだ乗ったことがないと言い張る電車へ乗り、空港へ。
二人だけ!をいいことに旨い寿司などいただいて、やっていたのはピカチユーショウ。
うう~・・・・わからね~・・・
しかしやっぱり来ている子達は司会のお姉さん達に「なんのキャラクターが好き?」
と問われれば、ああだのこうだのと大きな声で発表。まさに異次元に入り込んでしまった。
ゲーム主体のイベントのコマーシャルを散々見ても一向にゲームに興味なし。
主題歌を歌ってる薄いお兄さんの歌など聞いて、ちゃんと前列に追っかけ風の女子たちが
ちゃんと歌の振付をマスターしていることにほう。と思ってみたり。
なんだかよくわからんがそれなりにたあちゃんが喜んでいたので救われた。
そして。昨日。昼から広島を出発したもののやはり渋滞で帰宅はもうすぐ11時PM.
これは疲れているだろうな…と思った娘は、案の定暗い顔・・・
「怖かった・・・・」
それでいいんだよ。と思う。少し早く勉強したけど、皆と一緒に感じることができたのだから。
もう終わったんだよ。繰り返しちゃいけないことなんだよ。
そうわかればいいんだと思う。
「今日・・・一人じゃ寝られない・・・」と娘。
すまん・・・無理。