遅くなってしまったけど、21日からやっと台湾へ。
春からこのタイガーエアの激安チケット取って以来この日を励みに仕事をしてきた。
そして今年最も懸念事項だった(今のところ)フランジパニさんでの個展を終えて
やったった感半端ない。二週連続ながら心置きなくすべてを忘れて同業者Jさんと
テイク オフ!!!朝から雨の心配でじゅんちゃんと
もうどうしよう。長靴・・・履いていくか。あんまり足を冷やしたくないよね…
などと妙齢の女性ならではの心配でビーサンを持っていくけどどうも予報は雨っぽい。
スニーカーが濡れても・・・と最後の最後まで悩んでよし!長靴!!となった。
が。出かける寸前。J氏から「やっぱりスニーカー履く。」との決定が下される。
よしきた!!揺れ動くおOOOごころ。
すべてはここから始まった。
電車で落ち合うと
私は青の帆布バッグ。j氏は赤。
ぐりとぐらか。
ともあれその後空港のチェックインカウンターで若いチャイニーズのお兄さんを茶化しつつ
まだ出国していないのにお買い物開始なんかもしつつ景気づけにビールをごくごく。
おっさんの様相。さすがに気恥ずかしいのでひっそりと空いているゲートで飲んでいたら
MRS、OOO?(私の本名)と先ほどのカウンターの男子に尋ねられる。
はい?と言えばなんとエアチケットをビールを購入した際落としていたらしく
搭乗ゲートで呼び出されているとのこと。あちゃ~・・・・・恥ずかしや!!!
しかし。これはその後待ち受けているあわわ旅の序章に過ぎないのはその時は知る由もなかった。
その後。無事に飛行機は離陸。今回は一回目と違ってお迎えもないかわりに土産物屋巡りもない
快適自由旅。前回は便利・安心ではあったが土産物屋巡りの為に二~三時間近く余分に取られる
という高級品をかうでもなくその時間コンビニで白きくらげジュースを飲んでいた私たち。
いらんね・・・と今回はすべて自分たちの責任。すべて自由。
がしかし。前回台湾はあまりにも外国感がなく、これなら大丈夫だね。と外国なのにまったく心配がなかった。
そしてやっぱり心配なかった。
高速バスに乗って駅まで行き、そして乗り換えして予約してあった西門のホテルへ直行することに。
そしてまた事件は起こった。駅構内を歩いていると「これっ!!」とばかりに台湾ヤングなメガネの女子が
なにやら私に差し出す。なんと私のパスポート!!!
あわわ!ありがとう!!ちょうど寸前に宿の予約表をコピーした用紙を挟んだファイルを取り出していて、
あ・・・パスポート・・と思ったところだった。
なんて優しい人達か!!!やっぱり台湾好き。そしてこの”やさしさ”は特に若い世代に顕著。
旅行中、何度も若い子たちがさっと地下鉄で年配者に席を譲り、大きな道路では盲目らしい
ホームレス風のおじさんがもう道を渡って歩き始めてしまったところを若い男の子がさっと
道を渡って手をとり、一緒に歩いてあげるというような場面に出くわす。
儒教がしっかし浸透しているんだろうな。台湾の未来はきっと明るい。
さて。まったく自分のあほうを嘆くばかりだが、台湾の素晴らしい若者たちに助けられなんとか
大きな事件はその後なく、なんとなくわかってはいたが晴れ子の実力で雨もほぼなし。
寸前での長靴却下は正解だった。行く飛行機でやっと二人でこの旅のプランを練るおとぼけな二人。
ホテルに荷物を置いて、前回ここは押さえなきゃいけなかったね。と小籠包の有名店ティンダイフォンへ
まずはタクシーで。これだけは覚えた
「ウォー シアンチュウ(思案中と覚える)OXOX。」OXへ行きたいです。
とティンダイフォンに行きたいことを告げると、いかにも下町っぽいタクシー運ちゃんのおっさんが、
えらい勢いで「ティンダイフォン?OOXOXOXOXOX!!!!」とまくしたてる。
笑っちゃうくらい何言っるかわからないのに意味は分かる。
あっちにもこっちにもティンダイフォンあるよ!どこにいくあるよ?と言う感じ。
本の中の地図を見せ、やっとおっさんも沈静化。可笑しくて仕方がなかった。
まずはビールをグビり!おつまみはきざみ湯葉の和え物や松前漬け様のもの。
まっていましたカニみそ小籠包・エビとへちまの小籠包・スタンダード小籠包X2.もち米の焼売。
そう注文したのであったが、きびきびと働く女子ウエイターに「オオクナイデスカ?」と
注意を受け、結局スタンダード小籠包をひとつにしたのであったが、最終的にはやっぱりもうひとつ
追加する。日本人おばさんの底力。食いしん坊万歳。
地下鉄の切符はなんとコイン。
前回は結構タクシーを
利用したが、今回はあまりにも使いやすい地下鉄網を頻繁に使用。
結構な区間20~30元で行けるので、一日乗り放題150元のチケットも買わず。
あとはそのままディーホワチェ(漢方などの問屋街)へ流れ込み、初日とて少し抑え気味で
お茶を買い、もう真っ暗。でも、、、、あのあたりに駕籠屋さんあった・・・とじゅんちゃんが
言うので蒸籠がほしかった私はでも・・・もう閉まってるよねえ・・と言いながらも行く。
そして!!!奇跡的にお客がいてまだやっていた。
日本人がよく買うらしく店頭のメッシュの袋をもってオジサンが「カワイイヨ~」と言うも、
こちらは目的が違う。蒸籠をああでもないこうでもない。とあさり、竹のトレーを見つけて
おばさんと値段交渉。電卓を弾きあった。結局少し負けてくれたところでほかのお客のおばさんが
これ十分安いよ。と加勢され、あきらめる。そのときじゅんちゃんはしばしあきれ顔であった。
その後大きな荷物を持ち、通りがかりの夜市も覗いたりしてまた地下鉄に乗り、
コンビニでビールを買ってくたくたになったところでホテル近くの足つぼマッサージへ。
疲れていたので背・肩マッサージ付足つぼアロママッサージ30分500元で。と思ったが、
フロントの姉ちゃんが、60分のセット800元を50分で700元でいいよ。と言う。
ほんじゃあ・・・やってもらうか。ラベンダー足湯につかりお姉さんたちにぎゅうぎゅう
肩をマッサージしてもらって一日目は更け行くのであった。