・・・野球ではない。ひいひいと毎日作っては乾かしの日々は今や昔。現在は釉薬掛けでひいこら言っている。
そして少し思っていたより早めに窯に点火!毎日子供が寝てからふうふう言って仕事していた甲斐があった。
が。ここ二日ひとつの事柄が私の頭を支配していた。
今月の初めにおこった事故。気分が悪くて気を失った老人の車が、右車線から侵入すべくウインカーをだして
停まっていた右前方の私の車にぶつかり、その前の車の後部に衝突。
助手席にいた奥様が、ご主人を押しのけ、運転席に移り、なんとかブレーキをかけた。
私は後方から動き始めた車をミラーで見、あっ入れてくれないのかな・・と思った瞬間。ぶつかってきた。
・・・・そんな事故だった。
はずだった。
左タイヤ回りの傷とミラーに傷。あちらの保険会社さんが修理工場へ確認に来て、その後結果待ち・・・
そして釉薬がけの真っ最中。その電話はきた。
「傷を検証した結果、そちらの傷は前から後ろのもの、こちらの傷は後ろから前。
100対0でそちらの過失です。」
そう言い放った。
呆然自失。逆転敗訴。・・・そんな言葉は浮かぶ。
そんなはずはないですよ!と言ったものの「ご承諾できないようでしたら、そちらの保険会社から
ご連絡を頂ければ結構ですよ。」と非常に居丈高に言い放たれた。
目の前は真っ暗。胃はむかむかしてきたし、お腹まで痛い。
・・・・ともかく落ち着いて仕事しなくては・・・そう思いとりあえずじゅんちゃんに電話。
ダイレクトツウィートラインで呟きを聞いてもらい、なんとか落ち着いた。
その後私の保険会社さんに話を聞いてもらい、全面的に戦いモードとなったが、
その後担当さんが言うには、どうやら気持ちが悪くなって運転を変わろうとしていたが
間に合わずご主人がブレーキを離してしまい、前にぶつかったが、その後私の車が
後方からきてぶつかってきた。と言っているそうで、後方から来て前に停まって入り込みを
しようとしていた私の車の存在を知らなかったようだ。
・・・勘弁してほしい。
事故当時後方の車の方が「ご主人気持ち悪くなられたんですか?」と
出てきて声をかけてくれ、救急車を呼んでくれた方がいた。結局救急車には乗り込まず
真っ青な顔をしてその後の警察との話など老夫婦は立ち会っていたが、今となっては
一部始終を見ていたと思われるその後方の方の連絡先をなぜ聞かなかったのか・・・
それが悔やまれる。こういう際、警察は民事不介入ということで入れないのだそうなのだ。
どうしたらいいだろう。後ろに衝突された前の車の方と警察を待っている際も
「なんか・・怪我もなかったし、怖いヒトとかもいないから、まだよかったですよね」
なんて話していたわけだが、どうしてどうしてとんでもなく怖いヒトは意外な所に居た。
こんな事を書くべきかも少し考えてしまったが、事故はもらい事故でも、思いのよらない
方向に動く事があるのだ。被害者と思っていたのに加害者と言われる。
そんな事が世の中起こるのだ。冤罪と言う事はだれにでも起こりえる。
これは余分かなと思うくらいでも事故の目撃者の情報は持っていないと大変な事になる
身を持って知ってしまった。
どうにか一発逆転・・・ありえるのか?!戦うしかない。