これはなにか?!
言わずと知れたドールハウスである。因みに人形はボール紙製。おうちには窓もカーテンもついており、簡易テーブルとミニキッチン付き。最近の休みの日のお気に入りは近所の公共施設でいつも参加できる工作教室。
教室といっても月曜以外はいつでもなにか作ることができ、月によって季節の飾りなんかも作れて現在布などを使ったケーキや、クリスマスの飾りも季節モノとして作成可能。しかもモノによって様々ながら50円から作れる。因みにドールハウスは通年100円、人形は一度に二体作れて100円なり。激安。
ここへはよく娘とその友達などを連れてきて、雨の日などの時間潰しに最高。しかもなかなか家でやろうというとあれやこれやと材料が必要なのにここは全て揃っていて、聞けばなんでもスタッフの方が教えてくれる。
カメルーンに行った帰り、友人の居るベルギーへ寄ってきたのだけれど、ベルギーの小学生は共働き夫婦も多いこととて学校が終われば工作教室に通ったりするのだそうで、他にも体操教室だったり御絵描き教室だったりいろいろコースが豊富。お勉強の教室でないところがやはり違うところか。夏休みはサマーキャンプ、冬はスキー教室・・・子供たちにも有意義なプランが選べる。日本もそろばんやスイミング・・・そこそこあるけれどこういった工作教室などは正直働くお母さん同士でそういうの行かせてあげられたらいいなあって思うんだけど・・・という声が聞かれるが、じゃあこういうところでやれるよっ!と言ってもノリは悪い。自分もやる・・・という事には二の足を踏んでしまうといったところか。
確かに4・5歳ではやれる事も結構少ないのでもっぱら御絵描きやのり付け業務担当。親は組み立てに汗をかく。しかも5歳6歳あたりでも子供二人ともなると脇汗の量たるや・・・私も二人以上は一緒にやるのは無理とふんでいる。
でも面白いのが、一人一人例えば同じ学年でも、または大きい子でもかなり違う。あるお友達はまず、好きな絵を描いてみよう!といっても何を描いたらよいのかわからず娘が描きだしてから真似してじゃあ・・・といった感じで始めたり、ある子はサンプルと色も形も全く同じものを作ろうとしたりする。要は性格なのね。はい、そんじゃ何をやる?という問いに慣れている娘はこれ!と決めて色はこの色!とずんずん決めるところが頼もしいが、おっとりしている割に”好き嫌いがはっきりしてる”と他のお母さん達に言われてそうなのか!と気づかされたのでこういうところでもそれが発揮されるのだと思う。
こういう仕事をしているので手先が器用と思われがちだけれど実は全くの不器用ものでミシンなら直線縫いは斜め線となり、折り紙なぞもできない。パズル?やる気なし。でもこういう工作とか手芸もあっ!やってみたい。と意欲は豊富。ナンとかの横好きなのである。
そういえば母も直ぐにあ~めんどくさい!とか言って買えばいい!というタイプではあるが、考えてみれば子供のころネルのネグリジェなど作ってもらって着ていた覚えもあるし、パンも無水鍋で作るブームが彼女にはあってどかんどかんと音を立てて生地を練ってつくり、少年団のバレーボールチームの試合後に皆で食べたりした覚えもあるが正に”ブーム”そのもので一時熱くなってやりすぎ目が疲れすぎたりして体調を崩したり、腱鞘炎を起こしたりしているヒトだった。・・・・やばい似ているのか。
因みに現在のブームはロックミシンを購入したもののうまく使えない・・という事で入会したトーカイの”クライ・ムキソーイングクラス”での服作り。せっせと娘にワンピースなどを送ってくれ、前回帰省の折にこれでよろしく!と布を指定してオーダーまでしてきた。
ありがたい事に娘もおばあちゃんが作ったのよ~とよくきてくれるし、女の子同士で「かわいい」「かわいくない」の言い合いをしているらしい。若干布のチョイスが地味めだから現代ッ子にはウケないかも・・・悪いけど。大人の目線だと落ち着いた感じで・・・悪くはない。けどね。
脱線したがこれからもっとこういう工作教室などのニーズって増えるんじゃないかな~。今は体操教室だってメジャーになってきたし。私だってもっと器用な面白いもの作れるヒトが教室始めますよ~と言ったら娘に体験させたい。私は結局へたっぴだし。