“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

占い師は誰の味方?

2008年08月29日 16時21分45秒 | Weblog
いま『正義の味方』というTVドラマがウケているようです。
うちの家族は、(といっても妻と娘二人ですが)毎週テレビの前に釘付けになって見ています。

さて、占い師は誰の味方?
この僕は、誰の味方かと問われれば、いささか優等生的な小ずるい言い方ですが、
もちろん相談に見えるお客様の味方と答えます。
ただ、そう一言でいうのは簡単ですが、
現実的にはそこには大きな矛盾が隠されているともいえます。

というのは、ある時、不倫中のカップルから「ふたりはこの先どうなるのか?」
と涙ながらの相談を受け、「頑張って!」と励ましたかと思うと、
こんどはその直後にいらしたお客様に、
「主人が浮気して家に帰って来ませんどうしたいいでしょう?」
とこれまた涙ながらの相談を受け、「頑張って!」と励ますことがあるからです。

人によっては、お前はいったいどっちの味方なんだ!と非難される方もいるでしょう。
このような占い師の態度は、あまりに日和見的で矛盾し過ぎだというかもしれません。
曰く、“不倫は絶対にダメ”だという首尾一貫した立場を取るべきだと。

たしかに運命学的いうと、〈不倫〉は許るされざる行為です。
もし不倫をすれば、その報いは本人たちよりも子供に出るともいいます。

しかしながら、いかに理性と倫理観というブレーキはあっても、
人を好きなる気持ちを抑えることが出来ない場合もあるのです。
ですから、“不倫は絶対にダメ”と一方的に決めつけるのにも無理があります。
人は人を好きになるから人なのです。

ならば、ずるいといわれても、“僕は相談者の味方”とわりきって、
僕の場合、あくまでも主星の鳳閣星の特性である中立・自然体をモットーに
ことに当たるのみです。

男女、夫婦というのはもともと一対のものです。
ゆえに三すくみのバランスこそ不自然な形であり、
誰かと誰かが結びつけば、誰かが去らねばならないのです。

ただし、僕はその場合はいつもお話ししています。
去りゆく人、身を引く人には対しては、
それなりの十分な配慮とケアを行う責任があると・・・

このところいわゆる道ならぬカップルの来訪が続いているので、
あえて意見を述べさせていただきました。

それにしても多い・・・


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渋谷の父  ハリー田西  “渋谷占い”

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