“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

「パパ、これヤバイよ・・・」って何が?

2008年08月24日 21時42分36秒 | Weblog
夏の陽気とは思えないやや肌寒いくらいの
曇り時々雨の東京です。
でも、考えてみたら、もう8月も残りあと1週間。
東北地方ならば、明日から新学期という
今日がラストサンデーじゃないですか。
昨今の残暑が厳しい夏からすれば、
なにやら夏らしくないと思ってしまいますが、
本来ならば、8月も下旬ともなれば、
このくらいの気候の日があっても順当なのかもしれません。

今夜は、千葉の稲毛海岸で行なわれる友人のYちゃん主催の花火大会の日です。
普通、個人が主催する花火大会というと、
なにやらみんなで手に花火を持って、海岸でチマチマ花火を楽しむ
なんていう情景を思い浮かべますが、
これがあに謀らんや弟知らんや、
Yちゃん主催の花火大会はスケールが違うんです。
なんと地元の警察・消防等関係各所に届出を出し、
本職の花火師を頼んで尺玉をバンバン上げるという、
これがもうどこかの市町村並みの花火大会で、
それを個人が行なうというまさに現代のお大尽遊びなのです。

今から10数年前に、最初にこの花火大会を挙行した時は、
届出云々の段取りも不明だったために、
尺玉を上げたとたんに地元の警察がすっ飛んできたというくらいで、
稲毛海岸沿いにあるマンションの住民が、
あまりのすごさに思わず全員ベランダまで出てきたというほどの催しなのです。

しかも、それが時間的に、舞浜のディズニーランドの花火や、
千葉マリンスタジアムの花火と重なると、
これはもう千葉のベイエリアの花火三重奏という感じで、
実に見事なコラボレーションを見せるのです。

今日はそんな一大イベントが行なわれる日・・・
うちの家族もいつもは毎年Yちゃんの花火大会を見学に行っていたのですが、
今年は、嫁さんと下の娘が熱海にある友人の別荘に遊びに行ってしまったために、
せっかくの豪気な遊びをあえて僕はパスすることにしました。
というのは、上の娘を連れて雨の中を稲毛までいそいそ出かけても、
自分の運転の車だとアルコールが飲めないし、
イマイチお祭り騒ぎの中に加われない気がしてつまらないからです。
やっぱり夏の花火は、暑い夜に冷たいビールでもぐいぐいあけながら見るのが
1番だからです。

上の娘も僕の友人たちの同じくらいの年頃の子供が大勢参加することもあって、
心の中では見に行きたいみたいでしたが、
彼女も彼女でいかんせんまだ夏休みの宿題が7割方残っているのです。
ホント、夏休みも残りあと1週間だというのに、余裕があるというのか、
怠けすぎというのか・・・
なにしろ今日の午後、僕がラジオの仕事を終えて帰宅したら、
のうのうと昼寝をしているんですよ!
もうこっちは思わず、「こら、勉強しろ!」と怒鳴ってやりました。

結局、夕食は二人で焼肉を食べに行きました。
とはいえ、現在中二で、しかも陸上部のエースというバリバリ体育会系の娘は
まさに食べ盛り。
もうジョッキでウーロン茶を二杯がぶがぶ飲みながら、
タン塩、カルビ、冷麺からデザートまですごい食べっぷりで
僕のサイフを軽くしてくれました。

ところで、「イチゴ杏仁」というデザートを食べていた娘が、
思わず「パパ、これヤバイよ」というんです。
僕らの世代で「ヤバイ」といったら、
「危険」とか「危ない」という意味ですが、
最近の若い子は少しニュアンスが違うんですね。
「ヤバイ」というと、
「危ないくらいにすごい」→故に「もう最高に美味い」という意味で使っているのです。
「パパ、これヤバイよ。ほら、こんなにプリンプリン、すごくない?」ですって!

僕が娘くらいの頃は、「ヤバイ」というのはほとんどチンピラが使う不良言葉で、
僕らがちょっとカッコつけて「ヤバイ」なんて使おうものなら、
親から「そんな乱暴な言葉遣いをするんじゃない」とたしなめられたものです。
しかし、いつしか「ヤバイ」は若者の日常語となり、
くだんのようにさらに使い方が変化しようとしています。

言葉は生きていて、時代とともに変わっていくのは仕方ないことです。
でも、とはいいながら、
これでいいのかなという割り切れない気持ちがあるのも事実です。
もう少し、正確で、的を得たきれいな日本語を使う時代であってほしいというのが、
これはおぢさんの願いであり嘆息でもあります。やれやれ。


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渋谷の父  ハリー田西  “渋谷占い”





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