秋晴れの宿場町－長野県南木曾町：妻籠宿

さてさて、この3連休にワタクシは紋を連れて信州に旅行に出向きました。
お宿は蓼科に予約を取っていたのですが、家人の強い希望もあって
初日は蓼科に向かう途中、旧中山道の妻籠宿に立ち寄りました。

妻籠宿は旧中山道の42番目の宿場町（69の宿場町が中山道にはあった）であり、
1976年、国の重要伝統的建造物群保存地区の最初の選定地の一つに選ばれた宿場町であるのですね。


台風15号が過ぎ去り、この日の信州は見事なまでの秋晴れでした。
ワタクシ、晴れ男なんですよ。


暑くもなく寒くもなく、本当に心地良い秋晴れです。歩くのが楽しいですねぇ。


かつて中山道を行く旅人にとって、木曽路は山深い難所だったことでしょう。
江戸から京に向かう旅人は、妻籠に宿をとって英気を養い、馬籠峠を越えていったのでしょう。


あまりにも有名になってしまった妻籠宿ですが、比較的早い時間に着いたからでしょう。
思いの外観光客の姿も少なく、ゆっくりと散策することが出来ました。


なにせ自宅を5時過ぎには出発していますので、9時過ぎには妻籠に着くことが出来ました。
早起きは得ですなぁ。


ではでは、もう少し妻籠の町を歩いてみましょうか。


同じ五街道の一つ、東海道が明治以降の経済成長や戦災によって旧街道の風情を急激に失ったのに比べて、
中山道沿線では、江戸時代以前の街道や宿場町が比較的良く保存されて来ました。
とりわけ木曽路には妻籠宿をはじめ、奈良井宿や馬籠宿など伝統的な町並みが残る宿場が多いです。
どうかいつまでも、この町並みが残ってほしい…心からそう願います。


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