“A Bolina”, Porto, Portugal
さてさて、ポルトの街で楽しい時間を過ごしてきたワタクシ達ですが、そろそろ夕食の時間になりました。
ポルトガルではレストランに行くと、一品一品の量が多く、たくさんの種類の料理を食べることが出来ません。
そこで、ワタクシ達はこの日はtapas(タパス:小皿料理ですな)と美味しいワインを楽しめる
ワインバーをポルトの街で楽しむことにしたんですよ
。

この日、ワタクシ達は7時からA Bolina(ア ボリーナ)というワインバーを予約しておりました。
バーに行くとお店の中の座席か、店の外の座席かを選ぶように言われたのですが、
躊躇することなく店の外にある座席を選択しました
。

お店の前にはドウロ川が流れ、その対岸にセラ・ド・ピラール修道院があるんです
。

そして、そのすぐ横にはドン・ルイス一世橋があるんですよ。
とはいえ、観光客で賑わうカイス・ダ・リベイラ地区からは東に少し離れているので、
喧騒からはほど遠く、静かにお酒と食事を楽しめそうなお店なんですよ
。

まずは家人と共に赤ワインで乾杯することにしました。ワインのメニューを見ても、何が何やらわからないのですが、
お店の人が「ドライなのがいい?それとも甘いのがいいかな?フルーティな感じのも美味しいよ」と言ってくれたので、
ワタクシはドライな赤ワインを、家人はフルーティな赤ワインをオーダーしました。
最初に接待してくれた店員さんはブラジルから働きに来たのだと言っていましたが、実に親切な好青年でした
。

どーですか。これは「ポルトガル風ソーセージ」で「Alheira」というのですが、ちょっと面白いんですよ。
15世紀末のポルトガルでは、他の宗教を信仰する者をカトリックへの改宗させる運動がありました。
ユダヤ教徒もその運動から免れることが出来ず、厳しい取り調べが行われたと言います。
その際にユダヤ教徒の棄教を証明させる方法が、ソーセージを食べさせることでした。
豚肉を食べることを禁じているユダヤ教。まだ彼らがユダヤ教徒なら、ソーセージは食べないだろうと考えたのでしょう。
立場は違いますが、日本で言う江戸時代の踏み絵みたいな感じと考えるとわかりやすいかもしれません
。
そこでユダヤ人たちは周りのキリスト教徒の目を欺くため、ユダヤ教徒でも食べられるソーセージを考え出しました。
このソーセージ、実は中身に豚肉を使っていません。鶏・ウサギ・鴨などの肉とパンを混ぜたものなのです。
パンでかさを増し、香辛料などの味付けで豚肉ソーセージに近づけたのでしょうね。
これがなかなか美味しくって、実にワインに合うのですなぁ
。

どーですか。これは「オムレツ」と書いてあったので頼んだのですが、中にジャガイモが入っており、
日本でいうスペイン風オムレツに似ていますね。これが実に実に美味しかったんですよ
。

ワタクシはすっかり気に入ってしまったヴィーニョ・ベルデ(緑のワイン)をいただきました。
時刻は7時30分。徐々に日が暮れてきて、いい雰囲気になって来ました
。

どーですか。日本の丼物みたいに見えますが「ひよこ豆のサラダ」なんです。
日本ではひよこ豆ってあまり食べませんが、ポルトガルでは一般的な食材のようです。
この時、ワタクシ達には予想外のことがおこりました。それは何かと言いますと、日が暮れると急速に気温が下がり、
半袖Tシャツ一枚しか着ていないワタクシ達はかなり寒さを感じていました。
リスボンに比べて、ポルトは緯度も北にあるからでしょう。朝晩はけっこう涼しいんですよ。これは予想外でした。
「けっこう寒いな」「冷えるねぇ」などと言っていると、日本語がわかるはずもないお店の方なのですが
別の店員さんがブランケットを持ってきてくれたんですよ。これは嬉しかったです。
こちらの店員さんはもともとのポルトガル人だそうですが、先ほどの店員さんもこの店員さんも、
すごく親切で爽やかな好青年でした。そして、二人ともけっこうハンサムなんですよねぇ
。

ワタクシはすっかり気に入ったSuper Bockもいただきました。
「この日本人はよく飲むなぁ」と思われていたかもしれません
。

どーですか。続いては「イベリコ豚のハムとチーズの盛り合わせ Sサイズ」をいただきました。
ハム、チーズ、そしてパンとなればビールというわけにはいきません
。

またまたヴィーニョ・ベルデを注文し、美味しいワインとハム、チーズを楽しみました。
この時、お店のオーナーさんが挨拶に来てくれたんです。
「わざわざ日本からポルトに来て、うちの店を選んでくれてありがとう。
どうかポルトの街でいい時間を過ごしてくださいね」ということを言ってくれました。
ワインも美味しいし、料理も美味しいし、お店の方の接客ぶりも申し分ありませんでした。
日本のガイドブック等には全く載っていないお店なので、日本人が訪れることは滅多に無いお店だと思います。
でも、ワタクシ達はポルトを訪れて美味しいワインを楽しみたいという人には、ここのお店は間違いなくお勧めします
。

気がつけば夜の帳がポルトの街を包んでおりました。ワタクシ達は、イケメンの店員さん達に
「すごくいいお店でした。また来る機会があればぜひ訪れたいし、日本の友人たちにも推薦しておきますね」と言いました。
けっこうなワインとビールを飲んだのですが、勘定は45€(約5600円」ですから、お値打ちなお店ですよねぇ
。
À Bolina…Avenida de Gustavo Eiffel 202, Porto 4000-279, Portugal
使用したカメラ:3枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2
外国の飲食店に行くと、接客態度がぞんざいなことに驚くことがあります。
ところがポルトガルでは、どの飲食店に行っても接客が丁寧でした。
そのことも、この国の印象をずいぶんとよくしているように思いますね。
ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
写真日記ランキング
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね
さてさて、ポルトの街で楽しい時間を過ごしてきたワタクシ達ですが、そろそろ夕食の時間になりました。
ポルトガルではレストランに行くと、一品一品の量が多く、たくさんの種類の料理を食べることが出来ません。
そこで、ワタクシ達はこの日はtapas(タパス:小皿料理ですな)と美味しいワインを楽しめる
ワインバーをポルトの街で楽しむことにしたんですよ



この日、ワタクシ達は7時からA Bolina(ア ボリーナ)というワインバーを予約しておりました。
バーに行くとお店の中の座席か、店の外の座席かを選ぶように言われたのですが、
躊躇することなく店の外にある座席を選択しました



お店の前にはドウロ川が流れ、その対岸にセラ・ド・ピラール修道院があるんです



そして、そのすぐ横にはドン・ルイス一世橋があるんですよ。
とはいえ、観光客で賑わうカイス・ダ・リベイラ地区からは東に少し離れているので、
喧騒からはほど遠く、静かにお酒と食事を楽しめそうなお店なんですよ



まずは家人と共に赤ワインで乾杯することにしました。ワインのメニューを見ても、何が何やらわからないのですが、
お店の人が「ドライなのがいい?それとも甘いのがいいかな?フルーティな感じのも美味しいよ」と言ってくれたので、
ワタクシはドライな赤ワインを、家人はフルーティな赤ワインをオーダーしました。
最初に接待してくれた店員さんはブラジルから働きに来たのだと言っていましたが、実に親切な好青年でした



どーですか。これは「ポルトガル風ソーセージ」で「Alheira」というのですが、ちょっと面白いんですよ。
15世紀末のポルトガルでは、他の宗教を信仰する者をカトリックへの改宗させる運動がありました。
ユダヤ教徒もその運動から免れることが出来ず、厳しい取り調べが行われたと言います。
その際にユダヤ教徒の棄教を証明させる方法が、ソーセージを食べさせることでした。
豚肉を食べることを禁じているユダヤ教。まだ彼らがユダヤ教徒なら、ソーセージは食べないだろうと考えたのでしょう。
立場は違いますが、日本で言う江戸時代の踏み絵みたいな感じと考えるとわかりやすいかもしれません


そこでユダヤ人たちは周りのキリスト教徒の目を欺くため、ユダヤ教徒でも食べられるソーセージを考え出しました。
このソーセージ、実は中身に豚肉を使っていません。鶏・ウサギ・鴨などの肉とパンを混ぜたものなのです。
パンでかさを増し、香辛料などの味付けで豚肉ソーセージに近づけたのでしょうね。
これがなかなか美味しくって、実にワインに合うのですなぁ



どーですか。これは「オムレツ」と書いてあったので頼んだのですが、中にジャガイモが入っており、
日本でいうスペイン風オムレツに似ていますね。これが実に実に美味しかったんですよ



ワタクシはすっかり気に入ってしまったヴィーニョ・ベルデ(緑のワイン)をいただきました。
時刻は7時30分。徐々に日が暮れてきて、いい雰囲気になって来ました



どーですか。日本の丼物みたいに見えますが「ひよこ豆のサラダ」なんです。
日本ではひよこ豆ってあまり食べませんが、ポルトガルでは一般的な食材のようです。
この時、ワタクシ達には予想外のことがおこりました。それは何かと言いますと、日が暮れると急速に気温が下がり、
半袖Tシャツ一枚しか着ていないワタクシ達はかなり寒さを感じていました。
リスボンに比べて、ポルトは緯度も北にあるからでしょう。朝晩はけっこう涼しいんですよ。これは予想外でした。
「けっこう寒いな」「冷えるねぇ」などと言っていると、日本語がわかるはずもないお店の方なのですが
別の店員さんがブランケットを持ってきてくれたんですよ。これは嬉しかったです。
こちらの店員さんはもともとのポルトガル人だそうですが、先ほどの店員さんもこの店員さんも、
すごく親切で爽やかな好青年でした。そして、二人ともけっこうハンサムなんですよねぇ



ワタクシはすっかり気に入ったSuper Bockもいただきました。
「この日本人はよく飲むなぁ」と思われていたかもしれません



どーですか。続いては「イベリコ豚のハムとチーズの盛り合わせ Sサイズ」をいただきました。
ハム、チーズ、そしてパンとなればビールというわけにはいきません



またまたヴィーニョ・ベルデを注文し、美味しいワインとハム、チーズを楽しみました。
この時、お店のオーナーさんが挨拶に来てくれたんです。
「わざわざ日本からポルトに来て、うちの店を選んでくれてありがとう。
どうかポルトの街でいい時間を過ごしてくださいね」ということを言ってくれました。
ワインも美味しいし、料理も美味しいし、お店の方の接客ぶりも申し分ありませんでした。
日本のガイドブック等には全く載っていないお店なので、日本人が訪れることは滅多に無いお店だと思います。
でも、ワタクシ達はポルトを訪れて美味しいワインを楽しみたいという人には、ここのお店は間違いなくお勧めします



気がつけば夜の帳がポルトの街を包んでおりました。ワタクシ達は、イケメンの店員さん達に
「すごくいいお店でした。また来る機会があればぜひ訪れたいし、日本の友人たちにも推薦しておきますね」と言いました。
けっこうなワインとビールを飲んだのですが、勘定は45€(約5600円」ですから、お値打ちなお店ですよねぇ

À Bolina…Avenida de Gustavo Eiffel 202, Porto 4000-279, Portugal
使用したカメラ:3枚目はFUJIFILM X-T1、他はFUJIFILM X-Pro2
外国の飲食店に行くと、接客態度がぞんざいなことに驚くことがあります。
ところがポルトガルでは、どの飲食店に行っても接客が丁寧でした。
そのことも、この国の印象をずいぶんとよくしているように思いますね。
ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。
面倒ですが紋をクリックした後は、ブログランキングのページが開くまでお待ちくださいね
窓からはドウロ川が見え、その後ろには
修道院が、そしてそのすぐ横にはドン・
ルイス一世橋が見えるのですね。
最高の景色を見ながら飲むワインは、
ひと際美味しいでしょう。
修道院を眺めながらいいですね。
美味しそうなものばかりですね。
接客は大切ですよね、イメージが
壊れますもの、いいお店で良かった。
ぽち!!
立派な陸橋ですね
川も広いです
その辺は日本と違いますかね
今日も何とか持ちそうな予報です
ポチ (^^)/
接客もいいし、味も美味しい。
わざわざ、ご挨拶に来てくれるのも、
嬉しいですね。
ソーセージに、そんな経緯が!
まさに、踏み絵ですね~(汗)
凸
美味しいワインとお料理
ステキな時間ですね(*^▽^*)
☆~
だったらなんぼでも転びます
よ(過分に本音)。
(*‘∀‘)
これ日本より粗びきと言うか
中身がパラパラしてますもんねっ
旅の接客やおもてなしは
日本に敵わないでしょうが
海外でも随分おもてなしの心が
広がる場所があるんですね^^
そこの食事が楽しみですね。
ポルトガルは食事もお酒も
素晴らしいところですね。
行ってみたくなりました。
ポルトガルが良い国であることが
よくわかりました
是非とも訪れてみたいですね
ポチ!
ガイドブックにも載ってないお店なのによっちんさんは外したことがないのでは?
値段も勿論料理も美味しそうだし目も鼻も効くんですね(笑)
接客態度も良いし大当たりでしたね
ポチ!