新春の京都へ-京都市上京区：「逃源郷」

Cafe“Tougenkyo”, Kamigyo Ward, Kyoto City

さてさて、ここのところ昨年末に行った尾道の記事を書いてきたのですが、昨日(1月10日)、ワタクシは新春の京都に行ってきました。
新春の京都らしい風景を楽しむことが出来、実に楽しい一日だったのですが、昨年末の旅は尾道から愛媛へとまだ続くのです。
この旅の記事を書き終えてから京都の記事を書くとなると、新春の写真がずいぶん間延びした感じになってしまいますので、
今日からはしばらくの間、京都の記事を先に書きたいと思います。
「尾道と愛媛の旅」を楽しみにしてくれていた皆さん(そんな人がおるんかいな)、どうも申し訳ありません。

ワタクシ、この季節の京都に行くのが好きなんですよ。というのは、正月は初詣の人達で賑わう京都ですが、この季節は寒さも厳しく、
大きな行事などもないせいか、年中観光客でごった返す京都の中では、比較的静かな散策が楽しめるんですよね。
この日は大好きな西陣界隈を散策しようと、ワタクシは早朝から京都に向かったのでありました。


この日は京都でモーニングを食べようと、まず向かったのは京都市上京区の「逃源郷」というお店でした。
8時の開店に合わせようと自宅を6時35分に出発。お店に着いたのは8時1分でありました。
このあたりの計画性、時間配分は我ながら見事なものだと思うのです。


ここは以前にお店の前を通った時に、「次回は必ず行こう」と思っていたお店なんですよ。
どんなお店なのか、ちょっとワクワクいたします。


この日、ワタクシが一番最初の客のようでした。それにしてもいい雰囲気ですよねぇ。


木が好きなワタクシには、木造りの店内は実に居心地のいい空間でありました。


モーニングのメニューを眺めて、ワタクシは「カフェオレ」と「ハムエッグトースト」をいただくことにしました。


ここのお店はコーヒーをサイフォンで入れるんですね。オーナーさんのこだわりを感じます。


早朝から家を出てきたので、ワタクシはかなりお腹がへっていたんです。美味しそうな香りが食欲を刺激します。


京都という町は和食のイメージが強いのですが、実は喫茶店やカフェがすごく多いんですよ。
老舗の喫茶店、町家を改装したカフェ、乙女好みのスイーツのお店など、本当に喫茶店やカフェが多い町です。


ここ逃源郷はオープンして4年くらいの新しいお店ですが、すっかり人気のお店のようでした。
ワタクシの後に次々とお客さんがやって来て、思い思いに時を過ごしておりました。


初めて来たお店でしたが、居心地のいい空間と美味しいカフェオレを楽しみ、ワタクシは十分に満足でありました。

逃源郷…京都市上京区今出川通大宮上ル観世町127-1

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


ここのお店は「桃源郷」ではなく「逃源郷」という文字なんですよ。
店名の「逃現郷」には、現実逃避をして好きな時間を過ごして欲しいという御主人のの想いが込められているそうです。
コーヒーを飲みながらパソコンを開いている若い男性、文庫本を読みながらモーニングを食べている女子大生がいました。
皆さん、このお店でゆったりとした時間を過ごしているんですね。


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