静寂を楽しむ夜-兵庫県丹波篠山市：「TASTE HOUSE ～ZEN～」

Camp Site“TASTE HOUSE ～ZEN～”, Tanba Sasayama City, Hyogo Pref.

さてさて、丹波篠山市にある「TASTE HOUSE ～ZEN～」でソロキャンプを楽しむワタクシですが、
夕食を終える頃には日も沈み、徐々に夜が近づいてまいりました。


オイルランタンに火を灯す瞬間が好きです。スイッチを入れたらパッと明かりが灯るのではなく、
芯の長さを調整しながら、ライターで芯に火をつけて明かりを灯します。
キャンプの楽しさの一つは「面倒くさいことを楽しむこと」だと思うんですよ。


オイルランタンの明かり、石油ストーブの炎…LEDにはない優しい明かりです。


夜のとばりが下りてくるころ、お酒はビールからワインに変わります。
長い夜にはビールをグイグイいくよりも、ワインをチビチビと飲むのが好きです。


キャンプの夜のだいご味は焚き火です。焚き火の炎を調整し、薪をくべながらワインを飲みます。
家族と過ごすキャンプの夜も楽しいし、気が置けない友人と語らいながらのキャンプの夜は格別です。
しかし、一人でジッと物思いにふけりながら過ごすキャンプの夜も大好きなんですよ。


夜の静寂がワタクシを包みます。ワタクシはキャンプに行くと、いつも寝るのが誰よりも遅いようで、
この日も周囲のキャンパーが皆寝てしまった後も、ワタクシは一人で焚き火を楽しみ、夜空を眺めていました。
キャンプ場は山あいにあり、車の音も人の声もまったく聞こえてきません。
ワタクシは静寂を楽しんでいました。この場合、「せいじゃく」と読むよりも「しじま」と読むほうが
この状況にはふさわしいのではないかと思ったりするのです。


気がつけば時刻は０時近くになっていました。そろそろテントに入って、寝袋に包まるとしましょうか。

使用したカメラ：FUJIFILM X-Pro2


登山に行くと早寝早起きが当然のことで、御来光を見るために朝3時頃に起きて準備をしたりするので、夜は8時頃に眠りにつきます。
オートキャンプの場合は、さほど早起きする必要もないので、ついつい夜遅くまで起きてしまうんですよ。
でも、翌朝はちゃんと6時30分には起床しました。ま、寒さで目が覚めたというのもあるんですけどね。


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