よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

新緑の頃-京都府宇治市:平等院

2024年05月11日 | 京都(京都市以外)
Byodoin Temple, Uji City, Kyoto Pref.

さてさて、平等院を訪れたワタクシ達は鳳凰堂の秀麗な姿を満喫したのですが、
平等院は紅葉の名所でもあるので、当然ながらこの時期は楓の新緑が美しいんですよ


誰にでも「好きな被写体」というのがあると思います。それは風景だったり、人物だったり、人によって様々でしょうね。
ワタクシには山、古い町並みなど好きな被写体がいくつかありますが、「新緑」も大好きな被写体です


冬枯れしていた木が芽吹いていよいよ鮮やかな緑色の葉を茂らせる…その瑞々しい美しさに、ワタクシは毎年心を惹かれます。
初夏の初々しい若葉の緑は眩い色彩をしており、若葉の木々に包まれていると全身が緑色に染まりそうな気がします


「新緑」「若葉」は夏、もしくは初夏の季語ですので、多くの俳句にも登場して来ますね。
ワタクシは与謝蕪村が好きなのですが、彼も「不二ひとつ うづみ残して 若葉かな」という句を残しています。
なお、「不二」というのは「富士山」のことですね


ワタクシが好きな日本語に「峰走り」という言葉があるんですよ。
峰走りとは、春から初夏の頃に新緑が山の麓から頂へ駆け上がってゆく様子を表わした言葉なんです


山に残る残雪の白、顔を出した土の黒に、目にも鮮やかな緑が加わって、他の季節には無い特別な美的景観を表す言葉です。
ちなみに、秋に紅葉が山頂や稜線から麓へと駆け下りてゆく様子も峰走りと言うんです。
日本語って繊細な自然を表現するのに素晴らしい言葉が数多くありますよね


紅葉は誰もが愛する美しい光景です。もちろんワタクシも紅葉は大好きです。
でも、ワタクシは新緑の美しさは紅葉に負けない素晴らしいものだと思うんですよ


この日、平等院でワタクシは新緑の美しさを十分に満喫することが出来ました


ではでは、次の目的地に向かうとしましょうか

使用したカメラ:1、4、7、8枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


平等院鳳凰堂が10円玉に描かれているのは誰もが知っていると思いますが、実は一万円札にも平等院鳳凰堂が描かれているんですよ。
一万円札の裏側を見てください。左の方に鳳凰の姿が描かれています。これは鳳凰堂の屋根にある金色の鳳凰の姿なんです。
これって意外に知らない人が多いんですよね。



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。

にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へにほんブログ村

よっちんのフォト日記 - にほんブログ村