よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

神宮と神社-奈良県天理市:石上神宮

2024年05月21日 | 奈良(奈良市以外)
Isonokami Shrine, Tenri City, Nara Pref.

さてさて、ワタクシ達は石上神宮へとやって来たのですが、神社に着いたのは朝の8時でした。
GW中とはいえ朝の8時には参拝者の数も少なく、静かな中でゆっくりと参拝することが出来ました


この拝殿は国宝に剪定されており、神社建築としては最古のものだそうです。
白河天皇の御代に宮中から神嘉殿を移築したものと伝えられていますので、1000年近い歴史を持つのですね


石上神宮は大和屈指の古社です。古代豪族物部氏の総氏神で、大和朝廷の武器庫だったとの記録も残っています


ところで、ここ石上神宮は「神宮」であって、「神社」とは呼びません。神社にまつられている神のことを祭神(さいじん)と呼びますが、
この祭神が皇室の祖先であったり、皇族と縁の深い神社を「神宮」と呼ぶんです


天照大神がまつられる三重県の伊勢神宮を筆頭に、明治天皇がまつられる東京の明治神宮などが有名ですね


この楼門は鎌倉時代末期(1318年)の建立で、重要文化財に指定されてます。
明治時代以前は、上層に鐘が吊るされ鐘楼門とも呼ばれていたそうです


ワタクシは信心深い人間ではなく、正月には初詣に行き、お盆やお彼岸にはお寺に行くという、典型的な日本人かと思います。
ただ、歳を重ねてくるに連れて、神社やお寺に行って手を合わせて願いを唱えることっていいことだなと思います


家族の健康を願い、世の中の平和や安寧を願って手を合わせていると、なんだか心が安らぐ気持ちがします。
そんな思いは若い頃にはありませんでした。子どもの頃、祖母が家の近所にあったお地蔵さんの前を通る時に、
必ず手を合わせていたのですが、きっと今のワタクシと同じような気持ちだったのかなぁ


ではでは、石上神宮を後にして「山の辺の道」を歩いて行くとしましょうか

使用したカメラ:1、5枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2


この日(5月3日)は気持ちのいい晴天でした。まさに「風薫る五月」という一日だったんですよ。
最近はGWに30度近くまで気温が上がる日があり、初夏らしい爽やかな日が少なくなりました。
でも、この日は最高に気持ちのいい休日でした。こんな日に家でジッとしていることは出来ないですね。



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