よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

緑に包まれた古刹-奈良県天理市:長岳寺

2024年05月24日 | 奈良(奈良市以外)
Chogakuji Temple, Tenri City, Nara Pref.

さてさて、山の辺の道を歩いてきたワタクシ達は、長岳寺に到着しました。
今回歩いたうルートの中で、長岳寺がちょうど中間地点くらいになるんです


長岳寺は824年に淳和天皇の勅願により弘法大師が大和神社の神宮寺として創建された古刹です。
最盛時には塔中四十八ヶ坊、衆徒三百余名を数えたそうです


この門は大門といい、1640年に再建されたものなんです。ではでは、境内に入って行くとしましょうか


長岳寺は「花の寺」としても有名で、特に4月下旬からはツツジの花が咲くんですよ。
ただ、今年はツツジの開花が早く、ワタクシ達が訪れた時にはツツジはほぼ見ることが出来ませんでした


まずは四十八ヶ坊あった塔中の内、唯一残った旧地蔵院に入りました。今は庫裏としてつかわれています。
ここには室町時代に作られた庭園があるので、まずは庭を眺めようと思ったんです


旧地蔵院にはワタクシと相棒さん以外は誰もおらず、素晴らしい新緑の眺めを満喫できました


縁側に足を伸ばし、静寂の中で庭園を眺めます。「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」…そんな句が頭に浮かんできました


旧地蔵院から奥に進みます。見えてきたのは重要文化財にも選定されている鐘楼門です。
それにしても新緑が眩く、ワタクシは日頃のストレスからも解放されて生き返った気分ですわ


ではでは、鐘楼門から中に入って行くとしましょう。気持ちのいい参拝になりそうです

使用したカメラ:3、7枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2

PS.明日から3日間、新緑の信州に行ってきます。もちろん紋クンも一緒です。ですので3日間はブログの方も休みますね。
 皆さんのブログには、月曜日の夜に訪問させていただきますね。



この日のように見事な晴天になると、「今日は五月晴れやねぇ」と言う人がいるのですが、本来は違う意味なんです。
旧暦の5月は現在の暦だとほぼ6月にあたります。もともと「五月晴れ」は「梅雨の晴れ間」「梅雨の合間の晴天」を指しました。
ところが、時がたつにつれ誤って「新暦の5月の晴れ」の意味でも使われるようになり、この誤用が定着したということですね。



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