Chogakuji Temple, Tenri City, Nara Pref.
さてさて、山の辺の道沿いにある長岳寺にやって来たワタクシ達ですが、
長岳寺は「花の寺」とも呼ばれるほど多くの種類の花が咲くんです。
残念ながらツツジはほぼ見ることが出来ませんでしたが、カキツバタが咲いているはずなので
カキツバタの花を楽しみに本堂の方へ向かって行きました。
本堂には長岳寺の本尊である阿弥陀三尊や多聞天、増長天等の仏像や、寺宝類を安置されていました。
中にはボランティアガイドの方がいて説明をしてくださるようなので、ワタクシは相棒さんと説明を聞きました。
なにせワタクシも相棒さんも歴史が好きなので説明を聞くだけではなく、あれやこれやと質問をするものですから、
ボランティアガイドの方から「興味を持って聞いてくださるので嬉しいですわ。でも、歴史に詳しいですね」と言っていただきました。
もしかしたら「面倒な参拝者やなぁ」と思われたのかもしれませんが。
カキツバタが清楚な花を咲かせて、本堂前の池を彩りっていました。カキツバタはまさに見頃でした。
菖蒲(アヤメ)と杜若(カキツバタ)は見た目がよく似ていて、ワタクシは恥ずかしながら何度説明を聞いても区別に迷います。
そういえば「いずれ菖蒲か杜若」という慣用句がありますが、この言葉は別に菖蒲と杜若が似ているということを言いたいのではありません。
「どちらも同じようで、区別がつけ難い」「優劣がつけ難く、一つを選ぶのに迷う」という時に使われる言葉です。
語源は、源頼政が鵺(ぬえ)という怪しい鳥を退治した褒美として菖蒲前という美女を宮中から賜る際、
十二人の美女の中から選び出してみよと命じられて詠んだ歌にあるんですね。
ま、今の時代であればルッキズムだとして激しい批判を浴びそうですね。
この日はカメラを2台。単焦点レンズを2本。ズームレンズを2本持って行きました。
超広角ズームレンズを持ってきたおかげで、こういうアングルで本堂と新緑の楓を撮影することが出来ました。
こちらは35mmの単焦点で撮影したものですが、単焦点レンズならではのボケ具合が好きなんですよ。
今はスマホで写真を撮る人が多いですが、レンズを交換してそのレンズならではの特徴を楽しむのはカメラでしか出来ません。
荷物を減らす方が歩くのは楽です。この日、歩くルートは山の辺の道だけで14kmほどなので、荷物を軽くしたい気持ちはあるのです。
でも、どうしてもレンズを減らすことが出来ません。家人はいつも「荷物減らしたらええのに」と笑っていますわ。
でも、登山とキャンプの時以外は、どうしてもカメラとレンズを減らすことが出来ないんですよねぇ。
使用したカメラ:1、5、8枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
山の辺の道にはここ長岳寺や石上神宮、大神神社などのいくつかの有名なスポットがあるのですが、
それらのスポットだけを車で巡る人もいるんですよ。ただ、私は山の辺の道の良さって、歩いてみて初めてわかるように思います。
いや、山の辺の道だけではなく、歩いてみてこそ良さがわかる場所って数多くありますね。
私はこれからも出来るだけそういう旅を、撮影の仕方をしたいと思っています。
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さてさて、山の辺の道沿いにある長岳寺にやって来たワタクシ達ですが、
長岳寺は「花の寺」とも呼ばれるほど多くの種類の花が咲くんです。
残念ながらツツジはほぼ見ることが出来ませんでしたが、カキツバタが咲いているはずなので
カキツバタの花を楽しみに本堂の方へ向かって行きました。
本堂には長岳寺の本尊である阿弥陀三尊や多聞天、増長天等の仏像や、寺宝類を安置されていました。
中にはボランティアガイドの方がいて説明をしてくださるようなので、ワタクシは相棒さんと説明を聞きました。
なにせワタクシも相棒さんも歴史が好きなので説明を聞くだけではなく、あれやこれやと質問をするものですから、
ボランティアガイドの方から「興味を持って聞いてくださるので嬉しいですわ。でも、歴史に詳しいですね」と言っていただきました。
もしかしたら「面倒な参拝者やなぁ」と思われたのかもしれませんが。
カキツバタが清楚な花を咲かせて、本堂前の池を彩りっていました。カキツバタはまさに見頃でした。
菖蒲(アヤメ)と杜若(カキツバタ)は見た目がよく似ていて、ワタクシは恥ずかしながら何度説明を聞いても区別に迷います。
そういえば「いずれ菖蒲か杜若」という慣用句がありますが、この言葉は別に菖蒲と杜若が似ているということを言いたいのではありません。
「どちらも同じようで、区別がつけ難い」「優劣がつけ難く、一つを選ぶのに迷う」という時に使われる言葉です。
語源は、源頼政が鵺(ぬえ)という怪しい鳥を退治した褒美として菖蒲前という美女を宮中から賜る際、
十二人の美女の中から選び出してみよと命じられて詠んだ歌にあるんですね。
ま、今の時代であればルッキズムだとして激しい批判を浴びそうですね。
この日はカメラを2台。単焦点レンズを2本。ズームレンズを2本持って行きました。
超広角ズームレンズを持ってきたおかげで、こういうアングルで本堂と新緑の楓を撮影することが出来ました。
こちらは35mmの単焦点で撮影したものですが、単焦点レンズならではのボケ具合が好きなんですよ。
今はスマホで写真を撮る人が多いですが、レンズを交換してそのレンズならではの特徴を楽しむのはカメラでしか出来ません。
荷物を減らす方が歩くのは楽です。この日、歩くルートは山の辺の道だけで14kmほどなので、荷物を軽くしたい気持ちはあるのです。
でも、どうしてもレンズを減らすことが出来ません。家人はいつも「荷物減らしたらええのに」と笑っていますわ。
でも、登山とキャンプの時以外は、どうしてもカメラとレンズを減らすことが出来ないんですよねぇ。
使用したカメラ:1、5、8枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
山の辺の道にはここ長岳寺や石上神宮、大神神社などのいくつかの有名なスポットがあるのですが、
それらのスポットだけを車で巡る人もいるんですよ。ただ、私は山の辺の道の良さって、歩いてみて初めてわかるように思います。
いや、山の辺の道だけではなく、歩いてみてこそ良さがわかる場所って数多くありますね。
私はこれからも出来るだけそういう旅を、撮影の仕方をしたいと思っています。
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