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ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

被・規制サイトがまた増えた?

2012-06-16 11:00:21 | 中国のネット文化
昨日あたりからなんだけど、

ヤフージャパンに繋がらない(・_・;)


中国ではグーグルに接続できなくなることが多いため、その代用として、自然とヤフージャパンを使うことが多くなっていたのだが、昨日あたりからヤフーでも検索できなくなってしまった。

もちろん、VPN使えば何だって見られるが、そうしないと見れないものがまた増えたとは。

「中国は憲法に規定された国民の基本権利のひとつである言論の自由を保証します(キリッ」

――どんな冗談だ(´ω`;)


これについて、是非教授に意見を聞いてみたい(笑)。

以上。


ハルピンでクスリを買う その2

2012-06-15 09:39:45 | 後世のための生活術
雨の植物園以来、体調が芳しくなかったのだが、水曜日に死ぬほど煩わしい留年の手続きが終了し、気が緩んだのか一気に風邪を引いてしまった。

そんなわけで、ブログde治験第三弾!

とはいえ、ちょっと前に風邪で病院に行ったときに、医者が処方するクスリの傾向が大体わかったし、そもそも中国では医者の処方なんかなくても、強いクスリもガンガン買える。それをもとに買ったクスリが以下。



「罗紅毒素片」

値段は13元。僕は扁桃腺がバカでかく、いつもノドから風邪を引く。なので、ノドの腫れを抑えるためのクスリを買ったわけだ。そして、全体的な風邪の症状を抑えるためのクスリが「感康」。

前に書いたとおり、「感康」の睡眠作用はすさまじく、また、ガンガン夢も見ます。久しぶりにいろんな人と会えましたよ(笑)。

ということで、こういう健康に関わるものを下手にオススメするわけにもいかないし、当然責任も負えません。値段や効能等を参考にする程度にしてください。

以上。


これが本場の中華料理!「烤肉拌飯」

2012-06-14 09:56:35 | 美味しい中華料理
最近、ハマっている丼ものを紹介します。



「烤肉拌飯」

ハルピンのスーパーで、ドネルケバブみたいなものを見たことのある人も多いと思うが、そのお店で買えます。

値段は8元(約120円)。写真ではあまり肉が載ってないように見えるが、実際あまり載ってない(笑)。でも味付けがいいのか、やたらと美味しいんだこれが。

丼ものが好きな人は、是非試してみてください。

以上。


これが中国の西洋料理!宅配ピザ「優莱客」

2012-06-12 23:28:46 | 美味しい中華料理
ハルピンに来たばかりの頃、大学内のピザ屋の記事を書いた。今にして思うと、あそこのピザは全然ピザじゃなかったが、当時はそれなりに美味しくいただいたものだった。

あれから約3年弱、

美味しいピザ屋も出てきました!




宅配ピザ「優莱客」のセット!

10寸のピザ一枚、チーズがたっぷり載ったスパゲティ、コーラのセット。値段は、洋食だから当然高くて68元(約1020円)だが、一応二人用のセットなので、普通の食事量の人が二人食べる分には問題ないはず。

肝心の味だが、先に書いた大学内のピザ屋と比べると月とスッポン。ちょっとチーズが伸びすぎる気もするが、それでもかなり日本の宅配ピザに近い味なのではないだろうか。

お金に余裕があるときは、是非試してみてください。

ちなみに、大学内のピザ屋はとっくに潰れ、そのあとできた蓋飯屋も確か潰れたんだったかな。他にも、本ブログで紹介してきたお店のうち、何軒かは潰れています。発展が早い分、競争も激しくなっているようですね。

以上。


やっぱり難しい中国語

2012-06-11 15:19:20 | 中国語学習関連
外でご飯を食べていたとき、隣に座っていた学生がとある笑い話をしていた。細かい内容は覚えてないが、大体こんな内容だったと思う。以下、ビルゲイツ:B、ランプの精:L。

L:「こんにちは」
B:「こんにちは」
L:「願い事を叶えてあげよう」
B:「说吧


中国語を学んでいる人は、すぐにその意味がわかるだろうが、これ、よくよく考えると、非常に日本語に訳しづらい。なぜなら、最後の「说吧」の主語を省略しているのがキレをよくしているのだろうが、主語を足したとき、「(我)说吧」と「(你)说吧」では全く意味が異なってくるからだ。

我说吧:(じゃあ私が願い事を)言いますよ?
你说吧:(あなたが願い事を)言ってください


この場合、「ランプの精の願い事すら叶えられるビルゲイツ」という笑い話だろうから、もちろん、主語は「你」が抜けていることがわかる。でも、日本語に訳すとなると、なかなかしっくり来るのがないと思いませんか?

B:「あなたが願い事を言ってください」
→ なんか長くてキレが悪い

B:「お前が言ったら?」
→ ちょっと上から目線過ぎる

B:「どうぞ」
→ 興味なさげに「(私の願い事を)叶えたいなら叶えたら?」的な解釈にもなる

B:「私がね」
→ わかりづらい


多種多様な擬音、一発で性別がわかる豊富な主語、出身地までわかってしまう語尾等々、単純に表現力だけを見るならば、かなり優れている部類だと思う日本語だが、豊富な分、逆にこういうシンプルなものは訳しづらい。

「文法は日本語の方が難しく、発音は中国語の方が難しい」――これが僕の持論だった。なぜなら、中国語は品詞による変化がないからね。でも、最近気付いたことがある。

品詞の変化がないから、

中国語の文法の方が簡単だから、

中国語は難しい(´ω`;)


一見、矛盾しているようだが、中国語学習者の方はもうわかっていると思う。難しめの中国語の文章をパッと読んだとき、品詞による変化がないため、どれが主語でどれが動詞?どれが形容詞でどれが目的語?と混乱することが多々あるのだ。

最近、中国語の文献を読んでないので例が出てこないのが残念だが、とにかく中国語はこれと言った法則がない。他動詞と自動詞の違いもない。「门开了(ドアが開いた)」、「我开了门(私がドアを明けた)」、どっちも同じ「开」だが、前者は自動詞、後者は他動詞だ。これ、最初はすごく違和感があった(笑)。

ビルゲイツの笑い話から、こんなことまで発展させて考えていくうちに、「やっぱり中国語って、日本語より難しいのかも」と思うようになってきた。ちなみに当然かもしれないが、中国人は、パッと文章を読んだだけで文章構造をつかめるそうです。

中国人と同じだけ文章に触れろ!

――これしか方法はなさそうですね(´ω`;)


逆に、中国人日本語学習者に聞いたところ、「日本語は活用が難しすぎる!けど、文章構造を掴むのは確かに簡単かも」と言う人が多い。ただ、意外にも「長音とそうでない音」のように、発音も決して簡単ではないそうな。

発音の構造も文法の構造も、似てる言語もあれば全く違う言語もあるわけで、全く同じだったらそれは外国語と言わない。日本人にとっては当たり前の言い回しも、外国人にとっては初めて聞く言い回しだったり、逆もまた然り。

つまり、全ての外国語は難しい(´ω`;)!

当然のようだが、改めてこんなことを思った僕でした。

以上。