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ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

中国語力の自信回復法

2011-04-01 08:12:03 | 中国語学習関連
今回紹介するのは、ちょっと後ろ向きな方法ですが、実践してみると、自分の進歩を恐ろしく感じることができるでしょう。ではズバリ!その方法とは・・・・!

前使ってた教科書を読み返す

「えっ!こんな簡単だったっけ?」と思えたら、

きっとあなたの中国語力は進歩してるのでしょう!


いやね、約半年前に留学生センターの高級クラスに在籍していたときに、「国情」という中国の地理・歴史・社会・文化等々を学ぶ、日本でいうところの「社会科」に相当する科目があった。その科目、書面語や専門用語ばっかりで難しかったが、内容はすごく面白かったので、当時は、この教科書を辞書を引きながら読み耽ってたわけだ。

さて、今学期の「中国社会学研究」という科目の先生が、わりと中国の上記の内容を語るのが好きな方なので、久しぶりにこの教科書を本棚の奥から引っ張り出し、読んでみたのね。そしたら、

すんげー簡単(゜д゜;)!


先に書いたように、当時は、いちいち辞書を引きながらじゃないと、とても読めなかったこの教科書。今は、辞書を引く必要なんか全くなくなっていた。もちろん、ピンインがわからなかったり、漢字が書けないってことはまだまだあるんだけど、読む分には全く問題なくなっていたのだ。

大学院生になってから半年以上が過ぎたが、中国語そのものの勉強にはほとんど時間を取れていない。でも、中国語に触れる時間、それも書面語・専門用語に触れる時間は桁違いに増えた。その代わりに話す機会が減り、口語の衰えを感じることこそ多かったが、まさかここまで単語力・読解力が進歩してるとは思わなかった!

ということで、留学中に一度や二度は自分の中国語力に自信を持てなくなることもあるでしょう(「どこからその自信が!?」って人もたまにいますがw)。そんな人は是非、前に使っていた教科書、もしくは教科書の前半部分を読み返してみるといい。きっと自分の進歩を感じることができると思います!

帰国する日に後悔しないように頑張りましょう!


以上、凹みやすいわりに前向きな僕は、今日もまた不死鳥のように蘇ったのであった(笑)。


日本人にとって中国語の書き取りは容易いのか

2011-03-18 09:57:50 | 中国語学習関連
授業中にノートを取っていたときに気付いたのだが、留学生センターにいた頃に比べ、随分と中国語(漢字)が書けなくなったことに気付いた。

あの頃はよく漢字の書き取りしてたなぁ・・・・(´ω`)

と、物思いに耽ってしまったのはさておき、それと同時に、実は日本人は漢字慣れしているからこそ、漢字の書き取りテストで100点取るのが難しかったことを思い出す。なぜかって?

日本語の漢字と中国語の漢字、

ときどき少ーしだけ違うのよ(;´ω`)c←このくらいw


それでは、ここでパッと思いつく、日本人が書き取りミスしやすい漢字を挙げて行きます。

「骨」と「骨」
「器」と「器」
「突」と「突」


フォントを最大にしましたが、わかりますか?この違い――って、中国語フォントで入力してるのに、表示されてるのは日本語じゃんか!(汗)

ええと・・・・なんて言えばいいのか・・・・上記の漢字、左が日本語で右が中国語なんだけど、実際はちょっとだけ違うのね。点がひとつ多かったり、ある部分が左右逆だったりと。

たとえば中国語の「器」という字、中は「大」ではなく「犬」なのだが、つまり下の口ふたつを取ると「哭」という字になるわけ。これをイラン人に言われたとき、ついつい「違うよ!『器』の中は『犬』じゃなく『大』だぜ!」と自信満々に語ったら、僕が間違っていて恥かいたことがあった。

「日本人なんだから漢字書けんだろ?」的なことを言われることも多いが、実際、書く習慣がついているからこそ、ちょっとした違いに気付くのに時間がかかったりします。そう、

日本人は99点取るのは容易いが、

100点取るのは非常に難しい(´ω`;)


ってことをわかりやすく書くつもりだったのだが、説得力がなくなってしまいました(笑)。

我々は外国人なので、漢字の筆記ミスくらいでどうこう言われることも多くはないが、それでも普段から漢字を使うこと、民族間の差別意識等の問題で、わりと風下に立たされやすい我々大和民族。漢字の書き取りもちゃんとやって損はないですよ!

僕も極力漢字書くようにしなきゃな・・・・(´ω`;)

と、改めて思ったのであります。以上。


今すぐ使える中国語 その9

2011-02-01 22:03:36 | 中国語学習関連
昨日に続き、今日の「今すぐ使える中国語」はこれだッ!

NB

SB

TM



――「英語じゃねぇか!」って?



解説はこれからだ!落ち着け(;´ω`)つ旦~~


今回も前回と同じくネットスラングからですが、上記3つ、それぞれある単語の短縮形なのです。英語で「I LOVE YOU」を「I LOVE U」、「FOR YOU」を「4U」って表すようなのあるでしょう?それの中国語版で、主にネット上でのチャットやブログ上で使われます。では、それぞれの解説にいきます。

NB(牛? niu2bi1:すげえ!)

SB(?? sha3bi1:クソ×××野郎!)

TM(他? ta1ma1+~:クソ~)



――どれも公の場で使えない言葉です(笑)


とはいえ、1つ目は褒め言葉なので、ネット上ではガンガン使ってもいいと思うのだが、「?」という、英語で言うところの「F×××」に相当するタブーワードが含まれているせいか、目上の人には使わない方がよさそう。ちなみに、昨日紹介した「太?力了」に比べ、能力等がほんとに優れてる場合に使われるような気がします。

2つ目は、大家とモメたときに口頭で使ったことあるけど、ほんとにまずいみたいで、大家、顔真っ赤になってました(笑)。

3つ目は、主に形容詞の前に付けて、程度副詞としての働きをします。日本語でも「クソ熱い!」とかってあるでしょう?あれです。

以上、アルファベット表記はネット上でよく見かけますが、友達同士でなら、正式な単語をネット上、または口頭で使ってみるのもいいかもしれません。上手くいけば爆笑、滑ったら最悪でしょうが・・・・(苦笑)。


今すぐ使える中国語 その8

2011-01-31 16:05:16 | 中国語学習関連
今日は、新しい中国語の言い回しを紹介します。

太?力了!

(訳:すげえや!)

2009年頃生まれたネットスラングらしく、ネットをやらない人、年配以上の人には通じない可能性もありますが、2011年現在ではあっという間に若者の間に普及し、この一言を外人が言うだけで爆笑というお手軽中国語。

言葉の由来には諸説ありますが、日本のアニメでよく耳にする「すげえ!」に当たる言葉が今まではなかった――いや、あったんだけど、「『?害』や『了不起』などとちょっとニュアンスが違う」と思った誰かが作った言葉というのが有力です。また、英語の「great」の音から派生したという説もあります。

あ、「?」は音が二つありますが、この場合は「gei3」です。

以上、サクッと使ってライバルに差をつけろ!(笑)


僕の私の中国語勉強法 ~追記~

2011-01-10 01:06:08 | 中国語学習関連

前回の「ハルピン留学日記 第511日目」改め、「僕の私の中国語の勉強法」に追記が必要なことがわかった。まず言いたいのが、

「まとめノート=清書ではない!」ということ

これ、非常に誤解されやすいのだが、ただ単にキレイに書き直すだけでは、ノートだけキレイで勉強は全くできない中学生と同じだ。

そもそも、僕がこのノートを作ろうと思ったのは――発想自体は留学来る前からあったが――とにかく、予復習のサイクルが完成してからだった。僕は、まず新出単語の横に辞書で引いた日本語訳をつけ、わからない単語・文法・文章にチェックというように、




予習は全て教科書上で行った


そして授業でそれらを全てハッキリさせ、先生の解説等は授業用ノートに、汚い字でもいいからとにかく書きなぐる。そして復習では、新出単語を先生の解説等を踏まえたうえで、文章としてノートに書きなぐるっていうやり方をしてたわけだ。

でもそのとき、「せっかく復習でもう一度書くなら、ついでにノートにまとめよう」って思ったんだよね。それで、前々から発想のあった「スーパーまとめノート(前回参照)」の製作に取り掛かったわけだ。ちょうど国慶節にインフルエンザの猛威が重なり、14連休くらいあってヒマだったので(笑)。

つまり、このノートまとめは復習も兼ねているわけだ

でもそのとき、「一回まとめただけでは定着しない」というのは予想できたので、読み返すことも見越して読める範囲の字でまとめ、「せっかくならピンイン順に」って思ったのだ。なので、授業用のノートよりはキレイだけど、お世辞にもキレイな字とは言えない内容になっています。

ちなみに、バインダーのサイズはA4。これは、単語や文法によっては1ページ丸々、もしくは見開きで2ページ使いたくなることもあったから。

さて、「自分だけの辞書とか言ってるけど、それなら市販の辞書の方がいいでしょ?」っていう方もおられよう。――そりゃそうだ(笑)。便宜上、「自分だけの辞書」と書いたが、ノートまとめの目的は、もちろん辞書を作るためではなく、あくまで復習を便利にするためだから。DIY好きの僕は、昔から「自分だけの○○」とか、「世界でひとつだけの××」みたいな響きが好きなんです(笑)。

また、この学習法のメリットとして、例えば、「以」とか「而」っていっぱい用法があるでしょう?――で、やっぱり全部の用法を記憶するのなんて僕には無理だし、そもそも、その用法を学習済みかどうかも曖昧になってくる。そんなときにこのノートを見返せば、

学習済みなのかどうかが一目でわかる


学習済みならノートにまとめてあるはずだからね。いくら電子辞書が便利とはいえ、自分の学習度までは教えてくれないでしょう?

ということで、2回に渡って僕の中国語学習法を紹介したが、採用するかどうかは皆さん自身の判断に委ねます。そもそも、相当マメじゃないと続かないと思うし。僕は、だんだんブ厚くなってくるバインダーを見るのが嬉しかったので続いたかな。

こういう変なフェチがない人には無理かも(笑)

とにかく、自分に合った勉強法を見つけるのは結構大事だと思うわけです。「僕は私はこんな勉強法をしてるよ!」、「おまえの学習法はここがムダだ!」等々、皆さんのご意見もお待ちしております!

ところで誰も興味ないだろうけど、今回からブログのタイトルをちゃんとつけることにした。「ブログのアクセス数を伸ばす方法」みたいなのを読んでいたら、「ブログのタイトルは非常に大事」みたいなことが書いてあったので、今回から「留学日記○日目」ってのは廃止します。

タイトルで魅せて新規開拓だッ!(笑)

――え?「過去記事はどうすんだ?」って?――ご新規さんはともかく、本ブログの常連さんならわかるでしょう?僕がどうするか。

もうすぐ冬休みだし、全部タイトルつけ直しますよ!

以上。やると言ったらやるぜ(←ヒマなわけでは・・・・きっとないw)