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ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

緊張の作用

2011-08-23 18:32:13 | 中国語学習関連
今日、論文についての会議があり、およそ2ヶ月ぶりにクラスメイトたちに会ったわけだが、そのときに気付いたことを一点。

緊張すると中国語が全く出てこない(´ω`;)

僕の中国力が低く見られやすい主要な原因はこれだと思う。何しろ、ウチのクラスは大半が女の子で、さらにめちゃくちゃかわいい子が多い――っていうのが原因になるほど純情ではない(笑)。

ロシア人留学生含め、周りが優秀だから緊張する

→頭良さそうな回答をせねば、とさらに緊張する

→そんな回答が思いつかずにさらに緊張する

→結局、ぎこちない中国語しか出てこない(´ω`;)


これに尽きる。僕の中国語は決して上手いとは言えないが、それでも普段はもう少し流暢だ。

では、緊張は外国語に悪い作用しかしないのか――と言えば必ずしもそうではなく、長春に行ったときは、緊張が非常に良い方向に作用した。

そこで、緊張感を毎回良い方向に

作用させる方法はないものかと模索した結果・・・・











んなモンねぇよ(゜д゜;)!


外国語を勉強するときに、自身の語学力に過剰な自信を持ってしまうのは危険らしいが、それでも、「周りがウンヌン」なんて関係ないくらいのデッカイ器が欲しいものです(笑)。

以上。


相互学習のススメ

2011-08-11 09:13:12 | 中国語学習関連
相互学習を通してわかったことは2つ。まず中国語から。

やっぱり中国語の発音は難しい!

と、書いておいて矛盾するようだが、その相互学習相手にはバンバン通じたし、すごく褒められた。「n」と「ng」の区別、苦手な「r」の発音等々、全て問題ないと言われたくらい。

ところが、その数時間後に偶然しゃべった吉林省出身の子にはほとんど通じなかった。相互学習相手はハルピン出身だが、二人の差は何だったのだろうか。これは僕の推測でしかないが、

外人慣れしてるかどうか

これに尽きる。っていうか、いい加減これしか思いつかない。相互学習相手は日本語学科の子なので、外人、特に日本人の発音に慣れているのだろう。逆に、吉林省の子は普通に地元のお店のバイトなので、外人と関わることなどほとんどないのだろう。

「ニュースキャスターと同じ発音なら、中国のどこに行っても通じる」――こういう意見があり、確かにそのとおりだと思う。僕の友達に、中国語の教材テープのような超キレイな発音をするヤツがいる。彼は、遠い昔に半年北京で留学しただけだが、そういえば彼から発音の悩みを聞いたことがない。

続いて日本語の話。教えるの難しいね。已然形だの連用形だの、そんなのいちいち覚えてないし、活用の表が載ってるテキストでもあれば別だけど、手ぶらで教えるのは非常に困難。

また、日本語を教えてみて気付いたのだが、僕、発音はともかく、何だかんだで中国語には結構自信を持っていたのね。「そこらの学のなさそうなヤツよりはもう上手いだろ」って。

でも、そんなことは全然ないね。だって逆に考えてみて、日本語を勉強してる外国人が、学のなさそうな日本人レベルの日本語を話すようになるのは相当大変ですよ。何にせよ、外国語レベルをその国の一般人レベルにまで上げるのは大変ってことだ。

というわけで、相互学習を通していろいろ気付けたことがあり、個人的には非常に勉強になった。今後もスケジュール次第では続けていきたい。

「日本語を話せる人とやってもしょうがない」――こんなことを言わずに、相互学習ならお金もかからないし、

「全ての中国人は先生」


――このくらい謙虚な気持ちを持つことが大事だと思います。是非試してみてください。

以上。


中国語発音矯正プログラム!

2011-07-07 11:06:26 | 中国語学習関連
本ブログで何度何度も書いている僕の中国語の発音の悩み。ぼちぼちハルピンに来て2年経つというのに、未だに日常会話以上のことを見知らぬ人と話せない。

「話せない」とはどういうことか?――難しい話題になるとレスポンスが遅れるし、ようやく思いついても通じないことが多いのだ。さすがに、仲のいい友だちやクラスメートは僕の発音に慣れてくれたので通じるようになったが、初見のタクシーの運ちゃんとか食堂のオバチャンとかと中国の政治経済等を語ろうとすると、3人に2人は全く通じない。

これはいよいよまずいぞ(゜д゜;)


さすがに焦ってきたので、ここは一旦基本に戻って、ほぼ知らない人と相互学習を始めようと思います。相互じゃなくて一方的に教えてもらう方がビジネスライクでいいんだろうけど、ビジネスするほど経済的に余裕もないので(苦笑)。

また、ハルピンでは「日本語学習者は多いのに日本人が少ない」という状況なので、簡単に相互学習相手が見つかるのが非常に助かる。「モテモテやんけ!」と勘違いしたくなるほどです(笑)。

ということで、ハルピン最後の夏休み、後悔しないようにしっかり計画を立てて過ごそうと思います!

以上。


卒業論文ウンコ

2011-06-27 13:32:37 | 中国語学習関連
ここ最近、最後のテスト勉強と最後の論文作成に追われています。

さて、今日は僕らのひとつ上の先輩方の卒業論文ウンコ・・・・じゃなくて卒業論文答弁会がありました。――え?「ウンコウンコうるさいぞ!」って?

しょうがないじゃないか(゜д゜;)!

答弁の「答辩(da2bian4:答弁)」と

「大便(da4bian4)」の発音似てるんだから(笑)


これ、日本語で考えると面白いけど、「touben」って入力すると、変換候補に「1、答弁 2、ウンコ 3、・・・・」って出るようなもの。日本語だって同音異語はいっぱいあるけど、中国語は音読みしかないと言っていい発音の仕組みになっている(注)。

こう考えると、改めて中国語って難しいよなぁ(´ω`;)

話を戻して、今日の先輩方の卒業論文ウンコ、もとい卒業論文答弁会ですが、確かにウンコ、もとい意外なほど面白くなかったです(笑)。

以上。

(注)訓読みっぽいのもあるにはあります。「行」とか「乐」とか「解」とかね。でも、原則「ひとつの字につきひとつの音」だと思うので、敢えてそういう書き方にしました。


チャイニーズ・ドリーム

2011-06-24 13:35:22 | 中国語学習関連
「生活方式研究」という科目で、「ヨーロピアン・ドリーム」という本を読まされ、「ジャパニーズ・ドリーム(日本の夢)」というテーマのプレゼンをやらされた。今回のお題は「チャイニーズ・ドリーム」だが、その科目と今回の内容は全く関係ないことを先に書いておこうッ!

――中国語で夢を見るようになってどのくらい経つだろう

これ、夢の中で交わされる言語が中国語っていう意味ね。さて、もちろん100%中国語の夢を見るわけでもなく、せいぜい1%くらいだろう。基本はもちろん日本語で夢を見る。

さて、こんな面白いテーマ、なぜ今まで書かなかったというと、「起きると忘れちゃってるから」なんだよね。でも、今回のは印象が非常に強いし、何より今さっきの昼寝で見た夢だ。さらに今日は何の予定もない。夢の印象が残ってるうちにこのブログを書き終えて見せるッ!

日本語を教えてあげた中国人の生徒がウチに遊びに来たのだが、あまりにナメた態度を取るので軽くシバいたら、実は「時計仕掛けのオレンジ」のアレックスのような不良少年で、背筋が凍るような思いをさせられたあげく、「お前の将来の子供はこうだ」と、目がひとつしかない子供の人形を渡される――という夢。

あまりに恐ろしくて大汗ビッショリで目が覚めたよ(´ω`;)

吹き替えは全て中国語だしよぉ(笑)


うーん、何しろハルピンに来て以来、24時間一言も日本語を話さないことなんてしょっちゅうなので、中国語で夢を見るのはしょうがない。でも、なんでこんな恐ろしい内容の夢を?(←映画つながりで戸田奈津子風の日本語w)

このままこの夢の話を続けてもしょうがないので、強引に話をまとめる方向に持って行きますが、

中国留学してる皆さん、中国語で夢を見ますか?

「中国語で夢を見るようになったら一人前」

という言葉もありますよ(笑)


以上・・・・しかし、何を予知してる夢だったんだろうか(汗)