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ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

たまにはこんな中国語学習法

2012-02-15 08:02:15 | 中国語学習関連
31歳になりました(´ω`;)

30歳になった去年は、「うわあぁぁ!三十路だぁ!」と深く落ち込んだものだったが、それと比べると特に思うこともない31歳になった今日(笑)。

というわけで、中国人の友達からプレゼントをいただきました!



正規中国語版大長編ドラえもん全24巻セット!

これはすごいぞ!海賊版では、セリフ以外の効果音等は日本語のままなのだが、これは正規版だけあって全てのセリフはもちろん、主題歌の歌詞や効果音までもが中国語になっている!

例1:暑さを表す「ギラギラ」→「闷热闷热」
例2:力を入れて引っ張る「ギュッ」→「使劲」

――何のひねりもない効果音(?)が続出(´ω`;)!


でも、何より中国語の勉強になるのが嬉しいね。――え?「マンガで勉強するなんて小学生かよ?」だって?――じゃあ、あなたは中国人の小学生より流暢に中国語しゃべれるの?(笑)

そりゃあ、僕らはガイジン用のプログラムで中国語を習っているから、中国人の小学生が知らない熟語を知ってたりもする。また、作文は母国語のレベルが大きく影響するため、大学生レベルのものを書ける人もいるだろう。

でも、会話だけを比較するならば、中国人の小学生よりも流暢にしゃべれる留学生は、少なくとも僕の周りにはほとんどいません。逆に考えてみて?日本語を勉強しているガイジンで、日本人の小学生より流暢にしゃべれる人、何人もいないでしょう?

そんなわけで、たまにはこんな学習法で、自然な中国語の日常会話を覚えていきたいと思います。目指すレベルにもよるが、外国語を習得するってのはほんとに難しいことです。

以上。


日本人にとって中国語の書き取りは容易いのか その2

2012-02-05 10:14:43 | 中国語学習関連
約一年前に、日本語の漢字と中国語の漢字の微妙な違いについて書いた。今回は、また新たに「ノーベル中国語学習賞」レベルの発見をしたので、この場にて発表させていただきます。



「日本語漢字(左)と中国語漢字(右)」

前回、普通に入力しただけでは日本語漢字と中国語漢字の違いが表せなかったので、今回はわざわざワード上で書き、画像として加工してまでの発表です。

こうして比較するとよくわかるだろう。「骨」は中の 「 が逆だし、「器」と「突」の中国語漢字は点がひとつ多い。これのせいで、漢字慣れしている日本人は逆に100点が取りづらい・・・・前回は、これが書きたかったんですよ(笑)。

では、日本語漢字も中国語漢字も、パッと見全く同じに見える「必」。これの違いは何だと思いますか?

それは・・

なんとびっくりの・・・・

書き順(゜д゜;)!


日本語の「必」はね、僕、公文で何度もやり直しさせられたので今でも強烈に覚えてるんだけど、3つある点の真ん中の点から書き始めるんですよ。ところが中国語の「必」は、「心」とほぼ同じ書き順――つまり、左の点から書き始めるわけだ(注)。

これ、大した違いに感じられないかもしれないし、実際、PC上では全く同じように表示される。でも、書いてみるとその違いは一目瞭然なので、早速紙とペンを用意して試してみてほしい。ほらほら、恥ずかしがらずに!

書いてみると、

書き順の影響って大きいでしょう!?

――え?変わらない?

そりゃ、失礼しました・・・・(´ω`;)


個人的には、僕が書くと「※」っぽくなってしまっていた「必」だが、中国語漢字の書き順で書くと、すごく「必」っぽくなった。ここだけ読むと、何言ってるか全然わからないだろうが(笑)。

ということで、人によっては大きく変化が出るであろう今回の発見。是非試してみてください。ほらほら、恥ずかしがらずに!

以上。

注:僕の使用している電子辞書、「canon word tank V923」には書き順が調べられる機能が付いているのだが、気になって調べてみたら、同じように見える「必」」が日本語と中国語で書き順が違ったのが本記事の始まり。


中国に興味を持ったきっかけ

2012-01-26 12:35:38 | 中国語学習関連
最近、ものすごいDVDを見つけた。それは・・・・



人形劇三国志!(画像は曹操)

僕が小学5,6年のとき、確か17:30くらいからNHKでこの人形劇三国志をやっていて、草野球で最後の逆転チャンスで打席が回ってきても、大急ぎで家に帰ってこれを見ていたものだった。ウッカリ野球に熱が入りすぎて、黄忠の死を見届けられなかったという苦い記憶もあるが(笑)。

さて、これのDVDを近所の図書館で見つけたんですよ。しかも全巻揃ってんの。これ、買うと確か60000円くらいするのね。なので、この一時帰国中に全巻看破したかった・・けど、時間が足りずに第一話しか見れなかった(苦笑)。

話が逸れたが、これと横山光輝作のマンガ「三国志」こそが、僕が最初に中国に興味を持ったきっかけなのである。

「横山三国志」――これは、小学校の図書館に前半だけ置いてあったので、これとの出会いはもう少し早く、小学校低学年のときには地元の図書館との併用で全巻読破した覚えがあります。

僕の本作へのハマリ具合もすさまじく、小学校6年のときの夏休みの自由研究は、なんと「横山三国志人物事典」。全60巻の超大作である本作を何度も何度も読み直し、姓名・字(あざな)・生没年を記したのはもちろん、本事典最大の特徴として、各人物だちの各使用武器のイラスト付きというこだわりよう(笑)。

学者向きの性格な気がするんだがナァ・・・・

あれから20年、やっぱり勉強は苦手だ(´ω`;)


そんなわけで、僕が中国に興味を持ったきっかけは、全ては「三国志」から。あの日あのときあの場所で、三国志に会えなかったら、僕ら(僕と今本ブログを読んでくださっている方)はいつまでも、見知らぬ二人のまま・・・・でしたね(笑)。

以上。


今すぐ使える中国語 その12

2011-11-26 21:42:31 | 中国語学習関連
今さっき学んだ歇后语を紹介します。歇(xie1)后语とは、前後の句からなるしゃれ言葉という意味らしい。これも今さっき学びました(笑)。

泥菩萨(ni2pu2sa4)过河,自身难保
(訳:おれだって危ないのに、お前まで助けてられねぇよ!)


泥で作った菩薩と川を渡るのがどのように関係するかはわからないが、とにかく、「人のことまでかまってられません」ということを表す表現らしい。

あんまり言われたくない言葉ですね(´ω`;)

でも響きがカッコイイ(´∀`)!


大して仲良くもない中国人に何か面倒事を頼まれた際には是非使ってみよう!(笑)

以上。


習慣の理解と外国語の習熟度

2011-11-21 07:23:10 | 中国語学習関連
相変わらずのヘビーローテーションで通っている特色豚骨面。今回は、ここを舞台に起きた中国語のお話・・・・。

この店を利用する際に非常に大事なのが、「硬めで!」という一言。いつもいつも店長さんに日本語で頼むのも何なので、今回は日本語を全く話せないオネーチャンの店員に中国語で頼んでみた。

僕:「硬一点!」
(訳:硬めで!)

店員:「啊啊・・我不懂日语」
(訳:あー・・私日本語わからないアルヨ)

僕:「(中国語なのに)o。(゜д゜;)!!」


結局、店長さんに日本語を使って硬めを頼んだわけだが、これは2年もハルピンにいるのにちょっと情けなさ過ぎる。ほんといつまで経っても僕の中国語は・・・・

――いや、ちょっと待て(゜д゜;)!

もしかして、

目的語も言わずに「硬めで!」って

言ったからじゃないだろうか(´ω`;)?

日本のラーメン屋だったら通じて当然の「硬めで!」という一言だが、そもそも中国、少なくともハルピンでは各種麺屋でそんなこと言ってる客は一人もいない。つまり、麺を頼む際に「硬めで!」と言う習慣も、言われる習慣もないわけだ。

これを日本語に当てはめて考えてみると、

吉野家に来て牛丼を注文したガイジンが、

「艶やかめで!」とかって言うようなもんだ(笑)


料理に対して、「艶やかめで!」なんて追加注文をする国の人間がいるかは置いといて、とにかく、そんなことを注文の際に言う習慣も、言われる習慣もない僕ら日本人は誰だって面食らうだろう。しかも、発音も標準じゃないときたもんだ(笑)。

「あデやカーメデ!」

↑こんなのをドヤ顔で言われても、

当然、「何語?」ってなるわな(´ω`;)


そんなわけで、僕の発音が悪いのもわかっているが、ちゃんと目的語である「麺(面)」という単語まで言っていたなら結果は違っていたかもしれない。

「面硬一点!」だったら、

「メんヲカたーメデ!」と聞こえたとしても、

「どういう意味?」と会話にはなったと思うのだ


そもそも、中国の麺屋の習慣を知っているなら、こんな頼み方をしても無駄なことは明白だしね。

その国の習慣に合わせて言葉を選ばないと、

外国語の習熟度は上がらない(´ω`;)

今更ですが、こんなことを思った次第。

以上。