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ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

婚紗照についての考察

2012-10-24 20:45:24 | いっちょまえに考察
ちょっと前に、婚紗照の具体的なステップについて書いたが、今回は、婚紗照についての簡単な考察を。

「質素・倹約」をモットーとしている我々日本人からすると、一番安くても20000円以上もの金を払い、「別人か!」ってくらいベッタベタに化粧をし、非日常的な風景をバックに写真を撮る――これら一連の婚紗照はアホらしくてしょうがない。

また、新郎側が全部費用を持つ中国では、一般階級の男性にとって、婚紗照はただの苦しみでしかないようだ。ただし、メンツを重んじる中国人(特にハルピン人w)。安いプランを選べば女はナメられたと思い、男もメンツを失う。なので、一番安いプランを選ぶカポーはほとんどいないそうだ。

給料ウンヶ月分の金をはたくイベント

――それが婚紗照です(笑)


婚紗照の値段はどんどん上がり続けていて、それに伴い、女性側の要求もどんどん上がっているのだとか。

男は女の奴隷じゃねぇし、

サイフでもねぇぞ(゜д゜;)!


これが言えない中国人男性はちょっとかわいそうかな。っていうか、そんな金払わないだけで怒る女なんかこっちから願い下げだ(笑)。中国人男性、もう少し強くなってもいいんじゃないか?

ただし、これらが確かに中国の経済を回していて、中国の経済が未だに右肩上がりな原因であることも追記しておきます。



これが婚紗照だッ(゜д゜;)!
(写真は百度で拾ってきた見本ですw)

「ほんとに21世紀?」

と言いたくなるこのセンス(´ω`;)

「ハルピン 花嫁」、「ハルピン 国際結婚」とかっていう検索ワードで本ブログにたどり着く人が常に一定数いることから、ハルピン人女性と結婚したいと思っている人は少なからずいるようだ。でも、今回の婚紗照の話だけに限らず、「ガイジンの妻を娶る」ってのは決してラクではないですよ(笑)。

以上。


ひとときのゴーストタウン

2012-10-21 08:09:18 | いっちょまえに考察
ちょっと更新が止まってしまった。一昨日は単純にネタがなく、昨日はある事件のために更新できなかった。

――そう、大規模な停電のためにッ(゜д゜;)!

ずっと家にいたわけではないので不確かだが、時間にして13:00~19:00くらいだろうか。場所は、「うちの大学から一歩出て、日本語学校に行くための大通りの前」までが停電の範囲だったため、これの影響があった人は少なかったようだ。

書くまでもないが、

ウチはちょうどその範囲内だったという(笑)


カミさんのカフェもその範囲内だったためカフェも休み。カフェに避難してブログを書くことすらも許されませんでした(笑)。

でも、本ブログのネタが尽きていて困っていた僕は、「これはチャンス!」とばかりに暗闇で写真を撮りまくりました。とりあえず一回分のブログのネタゲットォ!(笑)



ロウソクの炎がとても幻想的だ(´ω`)

――なんて浸る余裕もなく、どさくさに紛れて水も止まりそうだったため、急いで生活用水を貯め、飲料水を買いに下の仓买へ。写真のデッカいペットボトルは飲料水です。

さて、昨日は読者様とラーメンオフだったため、街へ繰り出す僕。



――真っ暗(゜д゜;)!

これぞゴーストタウン!!?


車はガンガン走ってるし、人もゴミのように多いのは相変わらずなので、「ゴーストタウン」という表現はちょっと違うか(笑)。

さて、この大規模な停電ですが、「大学生が間違って電線を掘り返した」とか「発電所が爆発した」とか、いろんな噂が飛び交った。どちらも、「復旧に2日はかかるだろうな」と結論づけられるのが共通点だったが。

→ ラーメンオフ終了後にはもう復旧してた

噂ってあてになんねぇなぁ(´ω`;)


今日は、久しぶりに新聞を買ってみようと思います。問題は、新聞の内容すら本当かどうか怪しいのが中国ですが(苦笑)。

ということで、こんなに長時間の停電はかなり久しぶりだったのだが、電気がないって不便だねぇ。こっちではシャワー用の温水作るのも電気だからさ、シャワー浴びられなかったらどうしようかと思ったよ。皆さんも、ロウソク等の災害用グッズは揃えておきましょう!(笑)

以上。


こんな中、日本人に居場所はあるのか

2012-10-15 10:21:06 | いっちょまえに考察
日本人にとって、ほんとに住みづらい街になってしまったハルピン。特に飲み屋なんかに行くと、前までは3回に1回遭遇するかしないかだった反日討論、今では3回に3回遭遇する。

「尖閣は中国のものだ!」
「日本人はクズだ!」
「日本製品なんかいらねぇよ!」

こんな発言ばかり(´ω`;)


授業に出ればクラスメートたちは気まずいし、ときには尖閣の話題を振ってくる教授までいる始末。いよいよ居場所がなくなってきていると感じることも多い。

こんな中、それでも残された居場所がある。それは、僕が溜まり場としているカフェだ。ここは、元々フランス人が経営していたカフェで、ボスが中国人に替わったあとも多国籍な雰囲気は変わることなく続いている。

僕含め、中国語を勉強しているいろんな国からの留学生、スペイン育ちの中国人、日本語を勉強している中国人、韓国語が話せるロシア人など、いろんな境遇の人間が集まり、中国語を共通語として楽しくおしゃべりをする。ここでは、尖閣諸島問題すら冗談のひとつになるのだ。

ここがあってほんとによかった(´ω`;)

ほかにも、日本語学校の存在も大きい。性質上、多国籍っていうことはないが、日本人っていうだけで重宝がられる貴重な場所。近所に日本語学校がない場合、大学の日本語学科を訪ねてみるのもいいかもしれない。

探せば、まだまだ居場所はあるもんだ(笑)

ということで、居場所がなくなってきてしまった日本人の方、このへんを訪ねてみて、なんとか耐え抜きましょう!

ところで、前回「ブログのネタが尽きた」と書いたせいか、数人の読者様から「こんな記事はどうか?」といったアイディアを数件いただきました。ネタのご提供、ありがとうございます!また、「こんな内容を扱って欲しい」というリクエストがありましたら、メールかコメントをご遠慮なくどうぞ!

以上。


【9巻の見所は】ハルピンの現状9【心霊台】

2012-10-14 10:02:03 | いっちょまえに考察
まじゅい!ほんとにブログのネタが尽きた。ちょっと更新頻度落ちると思います(笑)。

今回は、ブログの読者様であるHNみーぬさんからご投稿いただいた素敵な写真を紹介します。



例によって、

「日本人と犬は立入禁止」の看板

今回は尖閣+中国旗という豪華さ!




カードに貼り付ける反日ステッカー

みーぬさん、僕と同じくこういう反日グッズを集める癖があるらしく、大分コレクションが貯まったそうな(笑)。

続けてみーぬさんからの情報ですが、中央大街には日本国旗を踏みつけながら写真を取れるサービスを展開してる洋服屋があるとか。

犬どもよ!パスポート持って集合だ(´ω`)!

ただでさえ娯楽が少ないのに、民度も絶望的に低いハルピン。一刻も早く、むしろ卒論とかシカトして帰っちゃおうか本気で考えてる僕です(笑)。

誰か、本ブログを継いでくれませんか?(笑)

以上。


【8つめの星は】ハルピンの現状8【死兆星】

2012-10-12 16:24:35 | いっちょまえに考察
中国では、相変わらず毎日のようにトップニュースを飾っている尖閣諸島問題。ネットを見る限りでは、日本ではもうほとんど話題にもなってない様子。

今までは、「まーた中国が一方的に騒いでるよ」で済んでいたが、日中の差がこうまで極端だと、「逆に日本は日本で、『この話題に触れてはいけない』というような取り決めがあるのでは」と勘ぐってしまう。

さて今回は、反日騒動に紛れて制作されたであろう商品を紹介。



「反日ノート」

「憤日青年」と「抗日青年」の2種類があり、一冊4.5元(約67.5円)。元祖・不思議ちゃんの僕は、こういった反日系グッズを集めてしまう癖があるのだ(笑)。

また日中関係が良くなる(注)と、きっとすぐに廃盤になるであろう本製品。ノートとしても意外なほど品質はいいので、今のうちにお土産として買っておいてはいかがでしょうか?(笑)。

以上。

注:今の体制が続く限り、日中関係が完全に良くなることはないだろうが、少なくとも今回の反日騒動が収まれば、今よりは多少良くなるのも間違いないと思います。