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ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

吉野家から尖閣領有権討論、ipad miniまで in 嘉茂广場

2012-12-02 16:12:58 | いっちょまえに考察
今日、カミさんが「HONEYS(ユニクロの女の子版みたいな店)」の服が見たいというので、埃德蒙德路の「嘉茂广場」まで行ってきた。ついでに吉野家に行き、食べたのがコレ。



「温泉玉子牛丼」

VIPチケットを持っていたので、なんと10元引き!大盛り味噌汁セット(キムチ付き)が18.5元(約277.5円)也!

女の子の買い物に付き合うのが世界一嫌いな僕は、カミさんがHONEYSに行ってる間、一人でデパート内をブラブラしていたのだが、そこにアップルストアがあった。すると、現物はないものの、ipad miniのモックがあったので、興奮してモックを触らせてもらったり、価格や入荷予定などを聞いていたのだが・・。以下、僕:P、店員:F。

F:「お前日本人?韓国人?」
P:「日本人だよ(´ω`)」
F:「尖閣はどこのものだと思う?
P:「うーん・・韓国のじゃない(´ω`)?
F:「わはは!お前、面白いな!」
P:「いや、それより16GBのモデルって・・(以下略」


ひととおり、ハルピンでのipad miniの情報を集め終わったので、アップルストアの前でカミさんを待つ僕。すると、今の店員がまたやってきた。

F:「さっきの質問、別に変な意味はないんだ」
P:「あー、いいよいいよ(´ω`)」
F:「気分悪くしたらごめんな
P:「いいっていいって(´ω`)」
F:「大きな声じゃ言えないけど・・」
P:「え(´ω`)?」
F:「尖閣って日本のものな気がするんだ


――ちょ、そんな中国人らしくない(゜д゜;)

P:「い、いやー・・(´ω`;)(←声が裏返っている)」
F:「最近、おれたちの政府が間違ってる気がしてさ」
P:「ど、どうだろう・・おれにはわからないよ(´ω`;)」


ちょうどカミさんが来たので、僕は逃げるようにしてその場を立ち去ったのだが、あんな中国人初めて見たぞ。ここは中国だから、別に好きなように主張すればいいのに、譲歩するなんて中国人らしくないじゃないか(汗)。

というわけで、「何が何でも中国のもの!」と主張するステレオタイプの中国人もうっとおしいが、譲歩されたらされたで、なんだか変な感じがするもんだ(笑)。

ipad miniの話に戻るが、やはり香港からの取り寄せのみで、ハルピンでの販売は今日から10日後になるそうだ。値段はまだわからないらしいが、16、32、64GBのwifiモデルもcellularモデルも取り扱うそうです。デポジット200元払っておけば、確実に手に入れられるらしいぞ!

嘉茂广場には2時間ちょっといただけだが、ずいぶんいろんなことがあった2時間ちょっとでした(笑)。

以上。


行き過ぎた「メンツ重視」がもたらすもの

2012-11-24 09:54:43 | いっちょまえに考察
昨日は、カミさんが日本語学校のイベントに参加したので、父兄参観日のような気分でそれを見に行ってきました。

イベントの主な内容は、3つのグループに分かれ、普通に知識を争うクイズとジェスチャークイズ、そして体を使った数合わせゲームを行い、合計点数が一番高いグループが優勝。なお、それぞれのグループを1~2人の日本人教師が率いる。

――が、いろいろ問題あり過ぎ(゜д゜;)!

ちょっと「中国過ぎる」だろ(´ω`;)


クイズの内容は事前にだだ漏れであり、部外者である僕ですら知ることができた。これでは、知ってる人と知らない人で差がつくのは当たり前で、特に日本語で問題を聞いて、日本語で回答しなきゃいけない中国人回答者たちにとって、問題を知っているかどうかで正答率は全く変わってくる。

これは、「先生の威厳、メンツ」を重んじる中国ならではのやり方で、例えば先生が間違った答えを言ったりするのは中国では許されないことなのだろう。実際、先生は間違えても何度でも正解するまで再回答が許されていた。

ジェスチャークイズは、紙に書かれた日本語をジェスチャーして、同グループの人間がそれを何か当てるクイズなのだが、問題の順番に偏りがあり、先のグループは難しい問題を全て「パス」し、残った難易度の高い問題を後のグループが全て引き受けなければいけないという、全く不公平なものに。

極めつけが数合わせゲーム。3組中2組目のゲーム中にイベント終了の時間が来てしまい、3組目のグループはそのゲームに参加することすらできずに終わるという、何ともしまらない幕切れ。

おかげで「玩不上」という表現を覚えました(笑)

玩不上:時間等が足りなくて遊べない


「動詞+不上」のあまりにも適切な使い方と、滅多に聞くことがないであろう「玩」との組み合わせに思わず笑ってしまった。

話が逸れたが、こういう全く不公平な進行を見てしまうと、「中国では遊びですら『出来レース』なのか」と変に勘ぐってしまう。こういうのは、先生が間違えたりするハプニングを、普段は勉強の苦手な学生がクイズでは活躍したりする様を、勝ち負け関係なしに楽しむものではないのか。

ちなみにイベントの結果は、いろんなところで順番の恩恵を受けた1組目が優勝。2組目と3組目は同点という結果に。数合わせゲームをやった2組目とやっていない3組目が同点のわけがないが、これも「メンツ」を考えた上での配慮なのだろう。

ということで、メンツを重んじるのは大事なことだが、これによって優勝したって嬉しくもなんともないだろうし(こういう遊びのイベントならなおさら)、これが逆にメンツを潰してしまっていることに気づかないのだろうか。こういう運営は、日本語学校といえどもやっぱり中国人にやらせてはいけないな、と思った次第です。

接待ゴルフじゃねぇんだから(´ω`;)

以上。


【北斗ネタも】ハルピンの現状11【もう尽きた】

2012-11-08 11:11:15 | いっちょまえに考察
本ブログのマイページに飛べず、さらにVPNも繋がりにくかったので全然更新できなかった。ネタがなかったのもありますが(笑)。

さて、昨日「特色豚骨面」さんに行ったときの話。以下、僕:P、店長さん:D、反日の中国人客:F(「反日」のF)。

P:「こんにちはー!」
D:「いらっしゃいー!」
F:「日本人かよ・・


ちょうど、そのFは会計を済まして店を出るところだったのだが、連れにこんなことを言った。

F:「尖閣がどこのものか聞いてみようぜ

カミさんは、「相手にしちゃダメだよ!」と合図を送ったが、「めんどくせぇなぁ」と思いつつも、このまま引くのも何なので、

P:「何?聞き取れてるよ
D:「このお客さん、中国語わかるよ(汗)」
F:「――(゜д゜;)!


突然表情が変わり、取り繕ったような笑顔でこう言うF。

F:「政治のことは、おれたちには関係ないよ!

そして、バツの悪そうな顔をしてそのままそそくさと出て行った。

――いやいやいや!

アンタ、ケンカ腰だったでしょうよ(´ω`;)

そこで逃げるなら最初からケンカ売んな(笑)


ハルピン人、イキがるのは別にいいんだけど、「中国語わからないと思ってケチつける → 中国語わかった瞬間引く」っていうチキンなヤツ多すぎだろ(苦笑)。

まぁ、これが現状ですよ(苦笑)

もうこの環境イヤ(´д`;)


ということで、一日も早く日本に帰りたい僕でした(笑)。



でも、ラーメンは相変わらず激ウマ(´∀`)!

最近のオススメは「辛みそ味」(´ω`)!


「特色豚骨麺」
営業時間:11:30~20:30
(スープがなくなり次第終了)




辽阳街(↑の地図赤丸印あたり。30号くらい?)

以上。


【極星】ハルピンの現状10【十字拳】

2012-10-30 08:29:24 | いっちょまえに考察
ここ1週間くらいで、例の反日の垂れ幕がすっかりなくなった。少なくとも、僕が知ってる範囲のはほぼ同時に撤去された。

撤去するならもっと早くしろ!

反日するならやり切れや!

反日差別され甲斐がないだろが(゜д゜;)!


いやね、あんだけさんざん日本の文句言っておいてさ、まるでもう流行ってない洋服を捨ててしまうかように、思想をすっかり変えちゃうのってどうかと思うよ。

洋服は捨てればいいけど、

僕のムカつきはどうしてくれんだよ(´ω`;)


そんなわけで、反日ブームもようやく収まりつつあるのかもしれない。政権交代は近いが、こんなに早くブームを収めちゃっていいのかね。もう一回、流行らせた方がいいんじゃないの?(笑)

「反日騒動も政府のさじ加減ひとつ」

中国人以外はみんな知っていることですが、ほんとにそうなんだなぁ。そして、どうして中国人だけが気づかないのかが不思議でしょうがない(苦笑)。

ということで、今後のハルピンはちょっとだけ安全かもしれません。とはいえ、もともと他地域より反日思想の強い地域であることは今後も変わらないのだろう。

以上。


ハルピンの国際結婚相談所について

2012-10-27 09:29:06 | いっちょまえに考察
よくも悪くも有名なハルピンの国際結婚相談所について、3回に分けないとUPできないくらいの量を先ほど書き終わった。でも、否定的なことしか書けなかったので、やっぱりUPは中止(笑)。

なので、簡単に僕の考えだけをUP(´ω`;)

さて、なぜ否定的かと言うと、こんなブログをやっているからか、相談所絡みの人間とは何人も会った。少なくとも僕が会った夫婦、特に日本人の旦那側にはロクな人間がいなかった(注)。相談所を通して結婚し、今現在幸せに暮らしている日中国際夫婦も実際はたくさんいるんだろうけどね。

また、「金で嫁さんを『買ってる』」感が拭えなくて、どうしても肯定的になれないんだよね。いや、経済力ってのは人間として大きなステータスだし、それを武器に嫁さんを見つけるのは全く悪いことではない。でも、相談所にいる子なんて貧しい田舎の女の子が多い。そうなると、「経済格差を利用して格安で済ませちゃったラッキー♪」みたいな打算も感じて胸糞が悪い。

もっとも中国人側も、「日本人(金持ちだと思っている)と結婚しちゃったラッキー♪」と思っているのだから、利益は一致してるんだろうけどね。でも、中国の田舎の子から見たら金持ちに見えても、日本に着いてみれば別にその旦那が金持ちじゃないことに気付き、消えていく中国人の何と多いことか。

このへん、僕は大学時代に中国人相手のボランティアをやっていたので、実際に何組も見た。利益だけで結びついた場合、その利益がないとわかったとき破綻するのは当たり前のこと。

――やばい!気づいたらまた否定的な意見で埋まってた(笑)。まぁ、100組日中国際夫婦がいれば、100通りの生き方があるわけだ。僕がどうこう言う問題じゃないけど、日本人と恋愛結婚した某中国人女性が、「私たちもああいう風に見られるのかなぁ」って嫌そうに話してたことを締めの言葉とします。

以上。

注:これでは具体性に欠けるのも事実。どんなロクデナシがいたのか、知りたい方はメールかコメントください。リクエストが多いようならUPし直します(笑)。