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ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

新ブログ「ハルピン留年日記」のお知らせ

2012-04-06 09:53:42 | 中国で大学院生になるということ
一昨日の満員御礼がまるでウソのように、昨日の閲覧者数はわずか162人(笑)。

僕の予定ではさ、ヤプログの「地域ランキングベスト20入り」したわけだからさ、そこから、「お!この急成長のブログは何だ!?」と、ぶわーっと閲覧者数が伸びるはずだったのですが、そうもいきませんでした(笑)。

久しぶりにいっぱいコメントもらったのに・・

――気まずいじゃねぇか(゜д゜;)!


では、話をもとの「ハルピン留学日記」に戻します。今日は僕のゼミの先生(りんだお)に会ってきたのですが、相変わらず面白いことを言う方でした。僕:P、りんだお:L。

L:「論文は進んでる?」
P:「・・・・まぁまぁですかね(´ω`;)」
L:「中期検査は明後日だからね

――えっ(゜д゜;)


中期検査とは、修士論文の進捗具合を文章にまとめ、PPT形式でプレゼンをするもの。前回、貢物を持っていった際、確かに先生は「中期検査は5月半ば」と言っていたのだが。



↑当時のメモ

P:「前回、5月って仰ってませんでした?」
L:「言ってないわよ!
P:「いやいや、メモにはそうありますけど・・・・」
L:「あなたが聞き間違えたんでしょ!?

――ガイジンにそこまで言うか(゜д゜;)


そもそも、いくら僕の中国語が下手とはいえ、もう2年半も中国にいるのに、僕はまだ「四」と「五」を聞き間違えるレベルだと思われているのだろうか(苦笑)。

P:「いや、私、その日程は何度も確認しましたし・・・・」
L:「・・・・(`´)」
P:「変更あったら早めに知らせるって仰ってましたよね?」
L:「だからこうして前々日に知らせたじゃない!

――(´ω`)プツン ← 何かが切れた

P:「次回から、先生の発言全て録音していいですか?」
L:「――(゜д゜;)!」
P:「あと、メモには全てサインいただいていいですか?」
L:「――(゜д゜;)!」
P:「私はどうせ中国語の下手なガイジンなので
L:「――(゜д゜;)!」
P:「じゃないと僕のせいで先生に迷惑がかかってしまいます」
L:「・・・・(`´;)」

どうだぁ!黙らせてやったぜ(´∀`)!

――でも、これからどうしよう(´ω`;)


まぁ・・・・あんまり下手に出ててもしょうがないんでね。先生に反論しているロシア人や韓国人等はよく見かけるし、大学院相手に裁判起こそうとしてるアメリカ人までいるらしいので、僕もこのくらい言ってもいいでしょう(笑)。

そういうわけで留年することになりました(´ω`)

「どういうわけ?」とツッコんではいけません(笑)


いや、これ以前にもすったんもんだあったのですが、そのへんは書いてても気分いい内容じゃないし、きっと読者様のご気分も害してしまうことと思いますので、そこには敢えて触れません(笑)。

――次号予告!

あの「ハルピン留学日記」が、

「ハルピン留年日記」となって帰ってくる!

パワーアップした本ブログから目を離すな!

・・・・orz


以上。


中国で大学院生になるということ その6

2012-03-21 10:04:22 | 中国で大学院生になるということ
大学院によっても違うだろうが、今回は、僕が通うハルピンの某大学院二年生の日常を綴ります。

最初に言っておくと、結構ヒマです(´ω`;)

「ヒマ」と書くと語弊がある気もするが、「院生が一番自由」とは聞いていたものの、いざ自分がなってみると、ほんとに自由でビックリ。それでも、一年のうちは毎日のように授業があったりと、他の国の大学院と比べると結構忙しいわけだが。

また、二年になると授業はひとつもなくなり、論文を書くだけのほんとに自由な時間となるわけだが、僕のように一年のときに単位を落としてしまい、再履修が必要な落ちこぼれ二年生はこの限りではない(苦笑)。

さて、まだ再履修の科目の授業は始まってないので、いわゆる「中国の大学院二年生」な暮らしをしているわけだが、僕の毎日はこんな感じです。

 7:00 起床、(朝飯)
 8:00 論文書いたりネットしたり
12:00 昼飯
13:00 日本語学校で相互学習
17:00 帰宅
18:00 夕飯後は読書したり出かけたり
24:00 就寝

うん、ほんとに毎日こんな感じだ(笑)


今はまだ胸クソ悪くて書けないが、いろいろあって論文はあまり進んでない。かなりダラダラと書いている。なので、午前は今みたいにブログを書いたりしていることが多い。

今のメインは、13:00からの相互学習での中国語の勉強かな。一度ウチの大学院のクソつまらん授業に出てみると、語学の勉強がどんなに面白いか気付く。ひたすら中国人とおしゃべりしたり、「スーパーまとめノート」をまた作り直したりしています。

夕飯後の読書は、再履修の科目の参考書を一時帰国中に買ったので、それを主に読んでいます。友達と飲みに行ったりもするけど、今は気温は上がりつつも路面が凍ってるので、あまり夜に出歩きたくない季節(笑)。

そんなわけで、毎日結構充実してはいる。今にして思うと、一年生の頃はほんとにつまらなかったなぁ。中国語の口語能力が一番落ちた時期でもあった。それを補うように、今必死に相互学習で口語能力を取り戻そうとしている僕です。

以上。


中国で大学院生になるということ その5

2012-03-16 10:16:56 | 中国で大学院生になるということ
「中国で大学院生になるということ」という本カテゴリー。すごーくマニアックな情報なので、あまりコメントをいただけないが、とっきどきドンピシャで読者様の需要と僕の供給とが一致し、アツいコメントをいただけることがある。

これは非常に嬉しいことだが、いただいたコメントを読んでいると、「ずいぶん優秀な方が多いな(汗)」という印象が強い。と、同時に、「僕のブログの内容もずいぶんと主観的だなぁ」と思い直さざるを得なくなる。今回は、かなり客観的に見た、「中国で大学院生になるということ」です。

まず言いたいのが、僕が今苦しんでいるのは、

大学時代にちゃんと勉強しなかったから(´ω`;)


もちろん、中国では教授の腐敗も激しいため、少なくともハルピン人の友達は、声を揃えて「卒業前は先生に贈り物(笑)を贈らないと卒業できない」と言う。こういう腐った習慣があるのは確かだ。

でも、僕の知識が足りないのも、

先生から好かれない大きな要素です(´ω`;)


これは、「『社会』という言葉を筆頭に、社会学に関わる中国語のほとんどは、日本語から輸入されたものである」ということと、授業中に先生がやたらと日本の社会学者の名前を出すことからの推測だが、恐らく中国には、「西洋諸国→日本→中国」という順で社会学が入ってきている。さらに、自尊心の強い中国人には珍しく、「中国社会学はまだ発展途上だ」という発言もする。

そんな中、社会学先進国からの留学生の僕

先生方も、きっと期待したことだろう(´ω`;)


大学院に入ったばかりの頃、やたらと先輩方から、「日本から優秀な留学生が入ってきたって聞いてるよ!」などと言われたものだった。今にして思うと、彼らは本気で僕を優秀だと、優秀に違いないと思っていたのだろう。

でも、フタを開けてみれば何も知らない僕(´ω`;)

勝手に期待したのは向こうなので、僕からしてみりゃ、誰が悪いわけでもないと言いたいところだが、少なくとも、僕の獲得に動いたゼミの先生はガッカリしたことだろう。

ちなみに、僕の大学は総合大学とはいえ、理系に重点を置いている大学であり、知識が全くない僕から見ても、はっきり言って社会学はレベルが低い。社会学の超入門書さえ頭に入っていれば、クラスきっての知識人を気取れるだろう。もっとも、大学院ならではの「討論」時には、付け焼刃の知識ではもちろんどうにもならないし、そもそも我々には中国語の問題もあるわけだが。

ということで、本カテゴリーを読んでいると、「ほんと中国の大学院は腐ってんな!行くのやめよっと!」と思う読者もおられよう。でも、これだけは覚えておいてください。

僕が苦しんでいるのは、

教授の意地悪(笑)もあるが、

半分は僕の知識不足が招いたもの(´ω`;)


また、これはレベルの低い大学院限定の話だが、

最低レベルが日本の大学院より遥かに低いため、

超入門書程度の知識があるのなら、

中国での大学院進学はオススメです(´ω`)!

きっと、簡単にマスターゲットできます(笑)

――え?「最低限の知識もない人は?」だって?

本カテゴリーを読みなおしてください(笑)

期待される分、めっちゃくちゃキツイです(´ω`;)


――「じゃあ、PINKYさんは今後どうするの?」だって?

贈り物の準備に大忙しです\(^o^)/

以上。


中国訛りの英語 ~ようやく成績が出た

2012-01-24 08:23:00 | 中国で大学院生になるということ
約一年前に受けていた英語の授業ですが、あれからずーっと成績が出なくてね。そうこうしてる間に追試の日程が発表されたのだが、それでも成績が出ない。

ちなみに追試の日程は1月5日

・・・・僕、日本にいるんですけど(´ω`;)


「もうどうしようもないか」と思い、日本を思いっきり満喫していた1月11日。大学からメールが来た。

「英語の再履修が必要な学生リスト」

こんな添付ファイルが付いている(´ω`;)


「やっちまったか!?」と思いながら、恐る恐る添付ファイルを開く僕。すると・・・・

何度見ても、そのリストに僕の名前はない

→無事に単位取れてました(・∀・)!

・・・・いやー、ほんとによかった。英語のテストについて何も書かなかったが、当日はテストのリスニングに必要なラジオを自分で用意しなきゃいけなかった。でも、そんな通知もされてなかったので当然ラジオなんか持っておらず、リスニングは小さい音で聞くことしかできなかった。

さらに、留学生は「英語から中国語への翻訳問題」をやらなくてよかったため、点数の配分もどうなっているのかわからず、実はずっと不安だったんだよね。

途中から授業についていけてなかったが、

真面目に出席し続けてよかったです(´ω`;)


ちなみに、そのリストによると結構な数の留学生が単位を落としていたので、意外と判定は厳しいようです。でも、授業時間が12週間と長いため、基本的には出席および平常点がウエイトを占めてる感じだったかな。

教訓:出席を取る授業は出席しよう

――日本の大学と同じだね(´ω`;)


そんなわけで、大学によっても違うだろうが、前述したとおり授業時間が長いので、英語を落とすとかなり厄介です。また、成績もなかなか出ないし、そうこうしてる間に半年が過ぎて冬休み。下手に一時帰国なんてしてしまうと、その間に追試が行われたりもする。

これは僕の大学がおかしいのかもしれないが、中国だとこういうのもわりとよくあることなので気をつけましょう!

以上。


中国で修士論文を書く その17

2012-01-20 18:25:21 | 中国で大学院生になるということ
いやいや、一時帰国もぼちぼち終わりに近づいてきましたが、今回のメインである卒業研究のアンケート、こちらもイイ感じに進んでいます。

いや、母校の風は暖かいわ(´ω`)

今日は、母校でアンケートを120枚取らせてもらう予定だったのだが、朝から結構な雪が降ったために出席率が半減。なんと60枚しか取れなかった。それを見て先生も気まずいと思ったのか、とっさに他の先生に声をかけてくださり、他の授業に飛び込みで調査を行うことができた。結果、無事に残りのノルマ60人分を回収することができました!

そのあとは、先生と韓国料理屋に昼ごはんを食べに行ったのだが、そこでちょっと困ったことが起きた。以下、僕:P、先生:先。

先:「PINKYくんは社会学かぁ・・・・」
P:「はい(・∀・)!」
先:「今日、ちょうどウェーバーの話をしたよ」
P:「おー!ウェーバーですかぁ(・∀・)!」


――と元気に相槌を打ったものの、本ブログの読者の方々はご存知だろうが、僕には専門の知識は全くない(汗)。

先:「ウェーバーの官僚制がさ・・・・」
P:「ハ、ハァ・・(ま、まじゅい!)o。(´ω`;)」
先:「○○が☓☓なんだよねぇ・・どう思う?

――どどどどうしよう(゜д゜;)!

何言ってるか全然わかんねぇ(゜д゜;)!


と、そのとき僕の困った空気を読んでいたかのように、先生の頼んだ石焼ビビンバを運んできた韓国料理屋のオネエサン。

P:「あ、先生、ビビンバ来ましたよ(´ω`;)!」
先:「あ、じゃあ、いただきまーす!(モグモグ)」

――危ないとこだった(´ω`;)


結局、僕が大学生の頃どうしようもなく勉強ができなかったことも、大学院生になった今も実は授業に参加するので精一杯なこともバレずに済みました(笑)。

さて会計のとき、つい中国のクセで僕が会計を済まそうとした(中国では単位や卒業のために、学生が先生にご飯をご馳走するのはよくあること)のだが、

先:「中国じゃないんだから、おれが出すよ!」

――先生ェ(´д`;)!


ということで、アンケート調査にご協力いただいただけでなく、ご飯までご馳走になってしまいました。

いや、母校の風は暖かいわ(´ω`)

結局、何から何まですっかりお世話になってしまったわけだが、その卒業生を大事にする姿勢はほんとに嬉しかったです。

W先生、I先生、ありがとうございました(TωT)!

以上。