goo blog サービス終了のお知らせ 

ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

中国で修士論文を書く その18

2012-08-06 09:09:43 | 中国で大学院生になるということ
撮りためてた写真が尽きた(゜д゜;)!

しょうがないので、修士論文の進捗状況なんぞを更新。

とりあえず統計しまくってます(´ω`)

ほんとは「中期検査」という中間発表のために、統計より前にやらなきゃいけないことがたくさんある。でも、日中で明らかな差異が出てくると面白くてね。

・睡眠時間
・自習時間
・バイトしてるかどうか


このへんが「おぉ!同じ東アジアの大学生でもこんなに違うものか!」というような統計結果となった。「どっちの国がどう」とか、「どんな要素が影響しているか」ということはまだここでは書きません。

最近、論文ネタを全く書いてなかったが、

僕も真面目に大学院生してるんですよ(´ω`;)


以上。


この支配からの卒業未遂

2012-07-04 21:04:35 | 中国で大学院生になるということ
クラスメート達が卒業してしまった(゜д゜;)!

今日、僕の学科の卒業論文の発表がありました。一人の天才ロシア人留学生を含め、中国人の学生たちもどうやら全員合格し、無事に卒業できたらしい。

ちなみにウチの学年には、僕と上記の天才ロシア人以外に、あと2人の留学生がいた。一人はレベルに着いていけず早々と退学。もう一人はめちゃくちゃ優秀だったが、ゆっくり論文を書きたかったらしく、早いうちから自主的に留年を決めた。だが、留年の手続きをミスったらしく、ちょっと前に「退学するかも」という一言だけ連絡をもらった。

そう、残されたのは僕一人(´ω`;)

――さ、寂しいッ(゜д゜;)!


もちろん、一学年下に出来の悪い留学生の後輩がいるが、あんなヤツらはどうでもいい。早々と退学しちゃったヤツもどうでもいい。でも、先に挙げた二人の優秀なクラスメートがいなくなってしまうのは非常に寂しい。

彼女らは僕の目標だったんだ(゜д゜;)!

中国語で異性を指して「目標」というと、「恋愛ターゲット」を指すことが多いが、そういう意味ではない(笑)。彼女らの勉強熱心な態度にはめっちゃくちゃ刺激を受けたし、クソみたいな中国語しかしゃべれない僕を、彼女らはいつも励ましてくれた。

彼女らがいたから頑張れたんだ(゜д゜;)!

僕は、先生の支配から卒業できずに留年するわけだが、もう一人の自主的に留年を決めた子、戻ってくるといいなぁ。ああいうデキる留学生がいると気合入るんだけどなぁ。

ということで中国人の学生含め、

同学(とも)たちよ、卒業おめでとう(´∀`)!

僕も頑張らなくては(´ω`;)アセルアセル

以上。


中国で大学院生になるということ その9

2012-06-06 09:56:55 | 中国で大学院生になるということ
またいろんな状況が変わりつつある。でも、今回も安心はできない。もうこれ以上状況が悪くならない限り――例えば、「一年の留年じゃなく二年留年になった」とかでもない限り、喜ぶことも怒ることも悲しむこともないだろう。

ただ、「こんなことがあった」ということを

記録する義務にかられての更新です(´ω`)


今学期、僕が人類学を再履修したことを覚えている読者の方もいるかもしれない。今回は、それにまつわる話。

今回、人類学の論文は自分でできる限りの力を使って書いた(コピペ問題を知る前だったので特に)。そしてテストも終わり、その渾身の論文も提出した後、メールにて先生とこんなやり取りをした。以下、僕:P、先生:L。

L:「キミは人類学の基礎がわかってないようだ」
P:「――え(´ω`;)?」
L:「キミは一年留年するんだよね?」
P:「ハ、ハァ・・・・(´ω`;)」
L:「来年も私の授業を取りなさい

――えっ(゜д゜;)

僕、また不合格なの(゜д゜;)?


別にもう一回再履修してもいいけど、あそこまで頑張った論文も評価されないのでは、今後何年かかっても単位を取れそうもない。

P:「何が悪かったか教えていただけますか(´ω`;)?」
L:「」 ← 返信が途切れた(汗)


納得の行かないまま、多分一ヶ月くらい過ぎたのかな。3日前に突然その先生からメールが来た。

L:「もう一回論文を提出しなさい」

――えっ(゜д゜;)?


当然、わけがわからなかった。確かに論文はプリントアウトして先生に提出したし、メールでも電子版を送った。何の意図があるんだろうか。

P:「論文を送ります。ご確認ください(´ω`;)」

そして、それから2日経った昨日。先生から返信が来た。

L:「論文、とてもいいね!合格だよ!」

――えっ(゜д゜;)?


一体、何が起きたのかサッパリわからなかった。プリントアウトして提出した論文と一言一句変えてないからだ。なぜ一ヶ月前は理由も言わずにダメ出ししておいて、なぜ今になって急に論文を褒め、さらに合格をくれたのだろう。

単に一ヶ月前は論文を読んでなかった

そして、なんとなく紛失してしまった

――こうとしか考えられない(´ω`;)

ということで、今現在の僕の状況を整理すると、留年は一年じゃなくて半年で済むことになった。

またいろんな状況が変わりつつある。でも、今回も安心はできない。もうこれ以上状況が悪くならない限り――例えば、「一年の留年じゃなく二年留年になった」とかでもない限り、喜ぶことも怒ることも悲しむこともないだろう。

ただ、「こんなことがあった」

――それだけです(´ω`)キリッ


ハードボイルド調に〆ましたが、何が言いたいかというと、留年が半年になったからといって喜んでいると、きっとまた「やっぱり一年ね」と言われる可能性が70%以上あるため、ぬか喜びはしませんっていうことです(笑)。

以上。


中国で大学院生になるということ その8

2012-06-04 08:53:06 | 中国で大学院生になるということ
大学院生一年の頃、他の学校から、ときには外国から教授を招いて2時間くらい話を聞く「講座」と呼ばれる授業があった。講座のほとんどがその日に告知されるものばかりで、何も予定が立てられずにいたため、当時は頭痛の元だった。

もっとも、講座は出席さえすればよかったため、「座ってるだけで単位もらえるなら、こりゃいいや!」と思って出席していたのだが、あれから一年経った最近になって、突然、「それら講座の報告を出せ」と無茶な要求が出た。

一年前の内容なんて覚えてねぇよ(゜д゜;)!

と反論してもムダなのはもうわかっているので、とりあえずクラスメートに、「どんな風に書いていいかわからないから、お前の見せて」と言ったら、全5回の講座の報告全てを快くメールで送ってくれた。

――と、ふと心をよぎった

「中国の大学院生はみんなコピペだよ」

という信頼できる中国人の友達の言葉


そうは言っても、今までは信じられなかったのだが、嫌というほど大学院の汚さを見てきた僕は、試しにソイツの報告の一行をランダムにコピーし、百度してみた。

ほんとにまんまコピペだった(゜д゜;)!

しかも、5つの報告全てががが(゜д゜;)!


気になったので、過去のソイツの論文を百度してみたところ、もれなく全てがコピペによるものだった。ソイツはクラスでトップの成績を取り続けていたわけだが、それが全てコピペによるものだったとは。

結論:中国の大学院生はほんとにコピペしている

――僕も今後は全部コピペします(´ω`;)


いやー、だってバカバカしいじゃない。徹夜して必死に、それも外国語で書いた僕が留年して、ソイツはコピペしただけで優秀な成績で卒業、超一流企業に内定済みですよ(汗)。

他の大学はもちろん知らないが、少なくともウチの大学の他の学部では、「お願いコピペ(時間が足りずにダメ元でコピペして提出)」で合格もらった留学生も多いらしい。僕も初めからそうしてりゃ、あと1ヶ月で日本に帰れたのに(苦笑)。

教授:「コピペを発見したら厳しく処罰します(キリッ」

――この恥知らずめ(笑)


ちなみに最近知った言葉ですが、コピペ、賄賂、コネ等々の「いわゆる裏のルール」。中国語では「潜規則」というらしいです。

以上。


中国で大学院生になるということ その7

2012-04-21 10:10:11 | 中国で大学院生になるということ
そうそう、先週から再履修の授業が始まったわけだが、それについて触れてなかった。

とりあえず言えることは、

理解度が全然違う(´ω`;)


大学院の授業なんて、毎年同じPPT使って毎年同じ話をするもの。中には、毎年同じタイミングで同じギャグを言うような先生もいるらしいしね(笑)。

なので、ほんとに中国でその専門を学ぶ気があるなら、単位の取得未取得に関わらず、もう一度授業を受けてみるといいのかも。スピードについていけず取りきれなかったノートも、去年の続きから書き出せばさすがについていけるし(笑)。また、どんな日本語の参考書を用意しておけばいいかもわかるしね。

あとは、なんといってもパンパンに授業を組まれていた去年と違い、今年は再履修の授業以外は全てフリーなので、その授業の宿題レポートに専念できるのが嬉しい。今回のレポートは5000字が2本だが、このくらいゆとりがないと、ちゃんとしたものなんて書けないって(苦笑)。

ということで、再履修もそんなに悪いことばっかりでもないかな。朝から晩までフリーだと、ついダラケちゃったりもするしね。でも、来週にはこの授業も終わるので、そのあとまたちゃんと自制できるかがちょっと不安な僕でした(笑)。

以上。