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ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

中国で修士論文を書く その16

2012-01-13 19:16:22 | 中国で大学院生になるということ
今現在日本に一時帰国中なので、タイトルとは矛盾していますが、とにかく卒業研究が大きく進んだのでその報告を。

この2日でアンケート180枚突破(´ω`)!

無事に400枚突破する見込みです(・∀・)!

内訳は、ハルピンで知り合った友達を頼って、昨日彼女の大学で調査・回収したのが50枚。配布済みで回収待ちなのが120枚。本日、僕の母校の恩師を頼ったところ、恩師の紹介で先生を2人紹介していただき、そのツテでの本日回収分が130枚。来週金曜日にもう一度調査に行くのだが、そこで120枚回収予定。

50+120+130+120だから・・・・

――計420枚!ヽ(´∀`)ノ~☆


多少少なくなることはあるだろうが、それでも目標の400枚は突破できそうです。

ハルピンでの繋がりを大事にしてくれて、一生懸命調査を手伝ってくれたMちゃん、卒業後の6,7年間、何の音沙汰もなかった僕をすんなり受け入れてくださった母校の恩師W先生、ほんとにありがとうございました。

お二人には特製石鹸を進呈します(笑)

――たっくさん買っておいてよかったぜ(´ω`;)

日本人は警戒心が強いため、中国で調査するのとはワケが違うだろうなぁとは思っていたが、思ったより順調に行きそうです。集計後、本ブログ内で簡単に分析結果を紹介していきますね!

以上。


中国で修士論文を書く その15

2012-01-09 10:34:07 | 中国で大学院生になるということ
今回の一時帰国は、卒業研究のためのアンケート調査と、それにまつわる資料集めが主な目的だ。こう考えると、ブログに書くネタがまたわいてくるというもの。

しかし、本読みたくねぇ(´ω`;)

昨日は、図書館で卒業研究に関係ありそうな本を3冊借りてきたが、ほんと読みたくない(笑)。なぜか「はじめに」だけはちゃんと読むのだが、そっから続かないのがいつもの僕のクセだ。

しかし、卒論の必要文字数は3万字!

――もちろん中国語で(´ω`;)


なので、今までのように「ごまかしごまかしで5000字」みたいな方法は通用しない。専門書を読むなりして、さすがに付け焼き刃的でもいいから内容を濃くしなくては(汗)。

そんなわけで、今更ですが年も明けたことだし、ちょいちょい卒論制作に取り掛かっていこうと思います。

以上。


中国で修士論文を書く その14

2011-12-01 07:38:43 | 中国で大学院生になるということ
200人分のデータ入力が終わり、いよいよちょっとずつ統計分析を始めていこうと思ったのだが、

分析の仕方がわかってなかったΣ(゜д゜;)!

授業で理解したつもりだったんだけどなぁ(´ω`;)

そんなわけで、本格的な統計分析の途中結果は、近いうち先輩かクラスメートにSPSSの使い方を聞いてから発表します(笑)。

さて、昨日の午後、友達に頼んでおいた約80枚のアンケート結果を回収したわけだが、どうも直接僕がアンケートを配ったときに比べて厳しい意見が多い気がする。やはり、「どんな人間が調査しているのか」ってのも影響するのかもしれない。

例えば、何の根拠もないが、「もしかしたら反日思想を量れるかも?」と思って埋伏させた「日本料理は好きですか?」というアンケート。僕が直接配ったときの結果は、ほとんどが「好き」もしくは「食べたことがない」だったのに対し、昨日のは「嫌い」という回答が結構目立った。

いや、日本料理屋が少ないハルピンでは、日本料理を食べたことがない人って意外と多い。で、別に反日でも何でもない人は、素直に「食べたことがない」を選択するだろうけど、日本が嫌いな人は、たとえ日本料理を食べたことがなくても、この項目で「嫌い」を選ぶんじゃないかと思ったわけ。

ただ、そもそも海がないハルピン

「日本料理=寿司=生魚=マズイ(゜д゜;)ペッ」

っていう人が結構多いのも事実(´ω`;)


でも、日本語学科の学生は、ほとんどが日本料理を「好き」、もしくは「食べたことがない」と答えていることからも、反日思想と「日本料理の好き嫌い」は密接とは言えずとも、中国ハルピンで行う今回の調査に限っては、何かしらの関係があると言えそうだ。

さすがに「日本は好きですか?」なんて質問は、直接的過ぎて書けなかったので、今となってはその相互関係を調べることはできないわけだが・・・・。

ということで気を取り直し、

黙々とデータ入力をしていきます(´ω`)

以上。


中国で修士論文を書く その13

2011-11-30 10:33:26 | 中国で大学院生になるということ
日本語学科の学生たちの協力のもと、約200人分のアンケートを取ることができたのは記憶に新しいが・・・・

約200人分のデータ入力完了!

――すっげぇ疲れた(´ω`;)


こういう単純作業っていうのは、アンケート用紙を置く向きやナンバーを振るためのペンを置く位置、もちろん、テンキーなどの便利な道具を別に用意することによって、いくらでも時間を短縮できる。工場上がりの僕にとって、こういう「生産技術」的な工夫はすごく楽しい。

もっとも、大事なのは

作業効率じゃなくて研究内容だけどね(笑)

これをつい忘れてしまうのが僕の悪いクセ、というか悲しい職業病。いつの間にか、研究内容うんぬんより効率をよくすることに一生懸命になってしまうという。

そんなわけで、約200人、正確には196人分のデータが揃ったわけだ。先生の最低要求人数の約半分。今日は、前回日本語学科の学生にお願いしておいた80枚を集めに行き、そのあと、また別の友達に80枚お願いする予定。

つまり約360枚はもう確定(´∀`)!

データを入力してみたところ、男女比、学年比等に偏りが出てきているので、残りの40枚で調整していこうと思います。

ここまで読んで、「アンケート調査って大変そうだな」って思う方も多いと思うが、確かにこういうフットワークが必要な調査は決してラクではない。苦労してアンケートを取っても、そのあとのデータ入力もこれまた大変だ。

ただ、大変なのはここまでで、あとは統計していくだけで誰も反論できないような結論を弾き出せると思うのだ。

何しろ、何百人っていう人が回答したっていう

客観的な事実・データがあるわけだからね(´ω`)


いろいろあったので、僕はゼミの先生に今さら好感を持つことはできないが、それでも、語学力・専門知識ともに欠けている僕に、一人前の論文を書かせる手段として、このテーマとアンケートという研究方法を勧めてくれたことには感謝している。

でも、感謝するのは卒業してからかな

まだ何があるかわかったもんじゃない(´ω`;)


ということで、引き続き黙々と研究を続けている僕でした。

以上。


中国で修士論文を書く その12

2011-11-25 19:40:07 | 中国で大学院生になるということ
アンケート調査、またも黒龍江大学へ行ってきました。今回は、前回知り合いになった日本語学科の子が連鎖的に2年生、4年生(なぜか3年生はいなかったが)と紹介してくれたので、あっという間に150枚くらい集まりました!

今回は、日本語学科の子たちが大教室をジャックして、休み時間中にサクっとアンケートに答えてもらう、という方式だったのだが、やっぱり先に中国人が話を通してくれると、他の学生たちの反応も全然違う。また、教授も喜んで場を貸してくれ、非常にやりやすかった。

持つべきものは人脈かぁ・・・・

やっとこの意味がわかった気がする(´ω`;)

ちなみに、一人の教授は非常に発音が聞き取りやすく、戦争中の日中間の摩擦から今後の展望まで、「我ながらすげぇな!」ってくらい高等な中国語会話ができたのだが、ついウソをついてしまったのが一件。以下、僕:P、教授:J(教授のJ)。

J:「ハルピンで差別されたりしない?」
P:「いや、一回もありませんよ(´ω`)!←ウソ」
J:「あらそう!」
P:「みんな親切ですから(´ω`)!←大ウソ」

――ついお調子者の血ががが(゜д゜;)!

コレとかアレとか、いろいろあっただろ(゜д゜;)!


ただし、今日の日本語学科の子たちは、ほとんど初対面なのにも関わらずほんとによくしてくれたし、いいヤツと嫌なヤツの差がすごく極端だよね。日本人の場合、全体的に可もなく不可もなくって感じですが(苦笑)。

どっちがいいかは決められないけど、

少なくとも今日はハルピン人の温かさに触れたし、

非常によくしてもらって感謝しています(´∀`)


さて、今後の調査のスケジュールですが、あと他のツテで頼めるのが100何件あるので、最低目標の400人にはあと1~2週間くらいで届きそうです。

統計が大変なんだけどね(´ω`;)

でも、アンケート結果が増えるに従い、なんとなく一定の法則が見つかったりして非常に興味深い。また、SPSSを使って自分でイチから資料を作るのは初めてなのだが、やっぱり自分でソフトを動かしてみると、理解度が全然違って嬉しいね。

来年の夏に卒業してやるぞぉ(´ω`)!


以上。