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ハルピン留学日記(保存用)

2009年8月〜2013年7月、中国東北部ハルピンに留学していたときの記録。2020年1月、ヤプログ閉鎖に伴い引越し。

ハルピン留学日記は終わらない

2012-12-11 16:50:16 | 中国で大学院生になるということ
結論から言います(´ω`)

卒業は来年の7月になりました(´ω`;)

何があったかって、僕一人のために学科の全教授を集めて卒論発表会を開くのが難しいらしいです。

「これだから中国は・・」と言いたいところだけど、日本でこんな発表会やったことないのでわからないが、まぁ、人件費とか考えると仕方のない措置なのかなと。

なので、今日は図書カードとか食堂カードとかの延長措置をやってきました。このへん、事務の態度の悪さについては触れるまでもありません(笑)。

ハンコ一つ押すのがそんなに大変か(゜д゜;)?

――何度このセリフを飲み込んだか(-_-;)


このへん、留学生センターにいたのでは経験できないこと。詳しく知りたい人は、是非ともハルピンで大学(院)に進学して、中国人学生と同じ扱いを受けてみよう(笑)。

ということで、ほんとなら今年7月に最終回を迎えてるはずだったハルピン留学日記も、来月頭にまで最終回が延長か!?と見せかけての来年7月が最終回。人気出すぎて終わるに終われなくなった「ドラゴンボール」みたいだ(笑)。



ドラゴンボールと同じように、

全然終わらないんじゃないだろうな(´ω`;)

以上。


中国で大学院生になるということ その11

2012-12-06 17:50:35 | 中国で大学院生になるということ
男は焦っていた・・・・

「卒業できないのでは?」と(゜д゜;)!


いや、ほんとに数日前までは怪しかったんですよ。

なぜかというと、

ついてるはずの単位がついてなかった(´ω`;)

ゼミの先生に聞きに行けば「教務課行きなさい」と言われ、教務課に行けば「大学院楼に行きなさい」と言われ、大学院楼に行けば「ゼミの先生に聞きなさい」と言われるという、終わりのないたらい回し(笑)。

「もう卒業しなくていいや」と半ばあきらめてたんですが、今日試しに成績を見に学校に行ってみたら(学内LANじゃないと成績を見ることは出来ないため)――あ、ここも面白いので詳しく書こう。

1,学部の資料室(PC室)に行く
→ 開いてなかった(´ω`;)

2,教務課の先生に聞きに行く
→ 「等会儿!我忙着呢!」と言われる(´ω`;)
(訳:ちょっと待て!忙しいんだよ!)

3,図書館のPC室へ行く
→ 受付のババア、映画を見るのに忙しかったらしく手続きしてくれない(´ω`;)


ババアに「认真工作啊!(マジメに働け!)」って言ったら、すっげぇ嫌そうな顔しながら手続きをしてくれたので、結局、なんとか成績を見ることができた僕。結果はというと・・・・

成績ついてた(´∀`)!

これで単位が全部埋まったぞ(´∀`)!

あとは論文書くだけだ(´ω`)!


でも、先生に卒業論文発表について聞いたら、なんだか今学期にはやらなそうな返事だった。ビザが来年の1月31日までだから、それまでにやりたかったんだけどなぁ。また半年延長して、結局トータル一年の延長になるかもしれません。

でも、いずれせよ、修士課程修了というゴールに、本ブログにマスターの服着た僕の後ろ姿の写真を載せられる日に、もう少しで手が届くところまで来た。ここまで来たらやり遂げるぞ!

以上。


社会学者PINKYによる新・社会学解釈論

2012-09-22 08:55:17 | 中国で大学院生になるということ
中間発表も合格したので、

あとは発表に向けて卒論を書くだけ(´ω`)!


――と意気込んで論文を書いているのだが、最近、ジンメルっていう有名な社会学者の本も参考に読んでいる。ところが、これが全然わかんないんですよ(汗)。で、他の社会学者による解釈論とかも読んだんだけどさ、全く面白くないわけ。・・・・全然わかんないからね(笑)。

で、ここからが社会学者PINKYによる新・社会学解釈論なんだけど、まずは僕の仮説を聞いていただきたいッ!

全ての社会学者は、

社会学者を名前で評価しているッ!

いやさ、先に挙げたジンメルもそうだけど、マックス・ウェーバーとかデュルケームとか有名な社会学者って、例外なく名前がかっこいいのよ。

ちょっと彼らの名前を口にしてみて欲しい

それだけで頭がよくなったような気がしない?


さて、ここで他の分野の例を挙げてみよう。ロックンロールの世界で有名なギタリストとして、ジョージハリスンとキース・リチャーズがいるわけだが、僕、明らかにジョージハリスンの方が好きなのに、ついつい「やっぱキース・リチャーズだよなぁ!」とか言っちゃうときがあるんですよ。

なぜなら、キース・リチャーズの方が

口にしたときに響きがかっこいいから(笑)


だから、特に彼らの社会学論なんて意味わかんねぇし面白くもないけど、社会学者たちは響きだけで「ウェーバーだよなぁ!」とか言ってるんじゃないか?っていう、脳みそパップラドンカルメ焼きな身も蓋もない新解釈論。

前も書いたが、母校でアンケート調査を行ったとき、母校の先生と2日間、合計8時間くらい一緒にいたわけだが、社会学の院生という肩書きのわりに、僕が発した社会学に関する内容って、「おー!ウェーバーですかぁ!」だけだからね(笑)。

ということで、「この2年間何やってたんだ」ってくらい社会学の知識が身についてない僕ですが、それでもやるしかないので、わからないまま社会学の本を読んでる僕でした(笑)。

以上。


中国で修士論文を書く~炎の中間発表!

2012-09-16 16:53:55 | 中国で大学院生になるということ
ゲーセンの連中、今度の日本のやり方には我慢ならなかったようで、9割くらいの人間が反日宣言しているのはどうでもいいことですが、反日渦巻く中、昨日も元気に「スト4 100本勝負」をしていた僕とかしわさん。

そのあとは、かしわさんのオススメの板面屋に行く予定だったのに、一本の空気を読まない電話が全てをぶち壊しに!――このとき18:00。以下、僕:P、うちのクラスの班長:B。

B:「明日論文の中間発表だから!」
P:「――は(゜д゜;)?」
B:「8:00に○○に来てね!」
P:「――は(゜д゜;)?」
B:「資料送るから目通しといて!」

――(゜д゜;)(゜д゜;)(゜д゜;)!!


ということで、かしわさんとの板面ディナーは中止。かしわさん、ごめんなさい!――そして家に帰ると、班長から明日の中間発表についての資料が届いていた。

「中間発表資料3000字以上と、それにまつわる内容をPPTで作成すること」

このとき、大体19:00ですよ(´ω`;)

徹夜しても13時間しかない(゜д゜;)!


とはいえ、どんなに内容が素晴らしくても形になってないと落とされるのが中国の大学院。逆に言うと、形にさえなってればどんなボロクソでもいいわけだ。

また、卒論は自分でコツコツ10000字以上書いていたので、この内容を切ったり貼ったりして資料を作成。そして、それに基づいてPPTも作成。蓋を開けてみれば、25:00にはプレゼンの練習まで全て完了した。

そして今朝8:00!

炎の中間発表がやってきた(゜д゜;)!


ちなみに、今日はひとつ下の学年の連中の開題報告だったのだが、僕は半年ダブっているので、これに合わせて今日やることになったようだ。後輩たちが見守る中、僕がトップを切らせてもらうことに。

P:「大家好!」
(訳:みなさん、こんにちは!)

――あと覚えてないや(笑)


とにかく、準備の時間が足りないのもあって、発表も先生からの批評もボロクソだった。っていうか、先生もクラスメイトも一応僕を気遣うような発言をしていたけど、そんなことよりもっと早く中間発表の日程教えてくれよ(笑)。

――とまぁ、すったもんだあったけど、

無事に合格もらえました!(´ω`)v

これで、あとは卒業前の発表のみを残すところとなり、これからはブレずにやっていけそうです。まだ卒業もしてないのに、一息つきたくなるくらい長い道のりだった(笑)。

ちなみに後輩の留学生たちの開題報告、ろくに中国語も話せないヤツが受かり、自分から留年を決めた僕と同期の天才ロシア人が落ちていた。これ、どういうことよ?この子、加藤嘉一さんとタメはるくらい中国語力も知識もあるんだぞ?彼女は、あまりの理不尽さに泣いていた。

これが中国で大学院生になるということです(汗)

以上。


中国で大学院生になるということ その10

2012-08-07 08:37:14 | 中国で大学院生になるということ
中国での新学期である9月が目前だからか、最近よく質問メールが来ます。基本的に四六時中PCの前にいるので、ハルピンについて質問がある方はご遠慮無くメールください。

さて今回は、これから中国で大学院生になろうとしている方へのアドバイスを。

ノートPCは小さいものを持ってこよう!

論文作成、レポートの提出、プレゼンの準備等だけでなく、先生からの連絡等も基本は全て電子メールで来ます。PCを持ってくるのは大前提。では、なぜにノートPCは小さいものの方がいいのか。

・ノートPCがデカイ
→重くて持ち運びが不便
→めんどくさいので家でやろう
→暑くて作業効率最悪(´ω`;)

・ノートPCが小さい
→どこにでも持ち運べる
→クーラーが効いてる場所へ移動しよう
→涼しい快適な環境で作業(´ω`)~♪


学生寮はもちろん、学生が出せる金額のアパートには基本的にクーラーはついてない。氷の街とはいえ、それでも夏は暑いハルピン。さらに熱くなったPCの前での作業なんか捗るわけがない。冬になると、この差はもっと明らかになる(笑)。

さて、最近iPadを買った友達、もともとは10.1型のネットブックを使っていたのだが、試しに「おい、iPadあるならお前のネットブック貸しておくれよ」と頼んでみたら、拍子抜けするほどあっさりOKしてくれた。さすが自分たちを「大方(気前がいい)」と言い張るハルピン人(笑)。

なので、最近はそのネットブックを持って涼しい場所を探して作業しているのだが、小さいノートPCほんと便利ですよ。僕の15.6型のノートPCの半分くらいの大きさ・重さなので、どこにでも持ち歩ける。

ということで、もちろん値段やHDD容量とかの問題もあるだろう。また、映画等を見るならやはりデカイノートPCの方が迫力はある。でも、論文作成についてだけを考えるなら、携帯性を重視する方がいいと思います。

――タイピングが不便?

そこは慣れてください(´ω`;)

以上。